台湾のコンセントと電圧|110V・60Hz、プラグは日本と同じA・B、充電器・ドライヤー・モバイルバッテリーの注意
台湾へ行く人向けに、コンセントの電圧110V・60Hzとエアコン用の220V、日本と同じA・Bのプラグの形、充電器の入力表示(100-240V)の見方、国内用ドライヤーについてのメーカーの案内、台湾の民用航空局が2026年4月8日から始めたモバイルバッテリー1人2個・機内使用禁止を、交通部観光署・民用航空局とメーカーの公式案内でまとめました。
2026年10月28日 更新8分で読めます

台湾は110V・60Hz、プラグの形は日本と同じA・B
台湾の家庭のコンセントは、電圧が110V、周波数が60Hzです。交通部観光署の日本語と英語の旅行情報はどちらも110V・60Hzと書いていて、中国語版は「110Vか220V、60Hz」としています。英語版には、エアコン用に220Vのコンセントを備えた建物が多い、ともあります。
プラグの形は、パナソニックの「主な国・地域の代表的な電気事情」の表で、日本も台湾もA・Bです。観光署の案内に載っている写真も、2つ穴と3つ穴のコンセントです。
| 項目 | 日本 | 台湾 |
|---|---|---|
| 電圧 | 100V | 110V(エアコン用などに220Vもある) |
| 周波数 | 東日本50Hz、西日本60Hz | 60Hz |
| プラグの形 | A・B | A・B |
形の区分が同じなので、日本の2本ピンのプラグは、形を変えずに台湾の2つ穴のコンセントで使える見込みです。3つ穴のコンセントに日本の2本ピンが挿さるかは、確かめた公的な案内には書かれていませんでした。旅先で気をつけるのは、形よりも電圧のほうです。
日本の電圧は、電気事業法施行規則で「101Vの上下6Vを超えない値」に保つと決められている100Vです。周波数は静岡県の富士川を境に東日本が50Hz、西日本が60Hzで(電気事業連合会)、台湾の60Hzは西日本と同じです。観光署の中国語版は、海外から持ち込む電気製品は電圧と周波数が合うかを先に確かめるよう呼びかけています。
スマホとパソコンの充電器は、入力の表示を見る
カシムラは、変換プラグには変圧の機能がなく、コンセントの形を変えるだけだと書いています。そのうえで、電化製品が海外対応(100-240V仕様)なら変換プラグだけで使え、日本専用(100V仕様)なら別売の変圧器が要る、としています。
確かめる場所は、充電器やACアダプターの本体にある入力(INPUT)の表示です。
- 100-240Vと書いてある:海外対応の機器です。台湾の110Vで使えます。
- 100Vだけが書いてある:日本専用の機器です。台湾の110Vで使ってよいかは、その機器のメーカーの案内に従ってください。今回確かめた公式の案内に、110Vで100V専用の機器を使ってよいと書いたものはありませんでした。
ホテルの部屋では、エアコンの近くのコンセントや、電圧の表示がないコンセントに挿す前に、フロントで電圧を聞いておくと安心です。220Vのコンセントがどんな形かは、観光署の案内には書かれていません。
日本のドライヤーは台湾でも使えない?
パナソニックのFAQの回答は、国内用のドライヤー(AC100V仕様)は海外では使えないとしています。変圧器を使っても電圧が不安定になる場合があり、故障や事故につながるおそれがある、とも書いています。海外と国内の両方で使える電圧切り替えタイプなら変圧器は要りません。台湾の家庭のコンセントは110Vなので、台湾でも日本と同じ100-120Vの側に合わせて使います。同じFAQには、買ったときはAC200-240Vに設定されていると書かれているので、新しく買ったものは台湾で使う前に切り替えを確かめます。
日立は、自社が今売っているドライヤーはすべて国内仕様(AC100V)で海外では使えないとしています。マイナスイオンのドライヤーは、変圧器を使うとイオンを出す装置に不具合が起きる可能性が高く使えない、とも書いています。
パナソニックの回答は「海外」全般についてのもので、台湾の110Vに限った話ではありません。それでも、どちらのメーカーも国内用のドライヤーを海外へ持っていく使い方を案内していません。宿の備え付けを使うか(あるかどうかは宿の案内で確かめる)、電圧切り替えの付いた海外対応のものを持っていくと決めておくと、現地で迷いません。
機内でモバイルバッテリーは使える?
台湾の交通部民用航空局は2026年4月2日に、4月8日から旅客が飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーを1人2個までにすると発表しました。飛行中は、モバイルバッテリーを使うことも、モバイルバッテリー自体を充電することもできません。預け入れの荷物には入れられず、手荷物でだけ持ち込めます。
民航局は、国際民間航空機関(ICAO)の新しい基準に合わせた措置で、台湾の航空会社と、台湾に乗り入れる外国の航空会社の多くはすでに機内での使用と充電を禁じていると説明しています。容量(Wh)ごとの上限はこの発表には書かれていないので、細かい個数と容量は、乗る航空会社の案内で確かめてください。行きの機内で充電できない前提で、空港に着く前にスマホの充電を済ませておきます。空港から市内へ出る方法は桃園空港から台北市内へにまとめています。
出発前の確認
- スマホ・パソコンの充電器の入力が100-240Vか
- ドライヤーは、海外対応か電圧切り替えがあるものか(なければ宿の備え付けがあるかを確かめる)
- モバイルバッテリーは手荷物に入れ、乗る航空会社のルールを見ておく
現地で地図や翻訳を使い続けるなら、通信の手段も決めておきます。受け取り方は台湾旅行のSIM・eSIM比較で比べられます。韓国にも行くなら、韓国は220Vで丸い2つ穴なので、韓国のコンセントと電圧で変換プラグの準備を別に見てください。12月に行くなら、気温と雨の備えは12月の台湾の服装にまとめています。






