帰国時のVisit Japan Web【2026年】税関申告のQRコードの作り方・家族分・オフラインとスクショ
日本人の帰国でVisit Japan Webに登録するのは税関申告だけ。QRコードを作る順番、機内で入力できる条件、スクリーンショットの可否、家族分を1台で作るときの決まり、電子申告ゲートと共同キオスク、免税範囲を公的機関の案内で確かめました。
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日本人が帰国で登録するのは、税関申告だけ
Visit Japan Web(VJW)は、デジタル庁が運営する、入国審査と税関申告、免税購入に必要な情報を登録するウェブサービスです。スマートフォンのブラウザで使います。外国人旅行者向けの印象がありますが、デジタル庁は日本に帰国する人も使えると案内しています。
日本人の帰国では、入国審査は顔認証ゲートなどで受けられ、事前の登録はいりません。出入国在留管理庁は、空港の共同キオスクを使う場合も、日本人はVJWで税関申告の登録だけをすればよいとしています。帰国のときにVJWで作るのは、税関に見せる「携帯品・別送品申告」のQRコードです。
VJWは使わなくても帰国できます。税関の紙の「携帯品・別送品申告書」は、空港や港の税関に置いてあり、税関のホームページの様式を印刷して使うこともできます。紙でもVJWでも、帰国する全員が税関に申告する決まりは同じです。電子申告ゲートでVJWの申告を使えば、紙の申告書はいりません。
QRコードができるまでの順番
デジタル庁の操作説明書(2022年の第2.00版)は、次の順番で進める流れを示しています。順番はこの版で確かめたもので、今の画面の項目名は変わっている場合があります。
- アカウントを作ってログインする
- 利用者(本人)の情報を登録する
- 入国・帰国の予定を登録する
- 入国・帰国の手続きの情報を登録する(日本人は税関申告)
- 日本の空港に着いたら、QRコードを表示する
外国人の同行者がいる場合の参考に書くと、外国人の入国審査と税関申告で別々だったQRコードは、デジタル庁が2024年1月に1つにまとめました。
機内で入力できる?スクリーンショットは使える?
税関のQ&Aによると、ログイン、利用者の登録、入国・帰国の予定の登録にはインターネットへの接続が必要です。一方で、税関申告の入力とQRコードの作成はオフラインでもできます。条件は、前もってログインし、ログインしたままにしておくことです。
出発前か旅先のホテルで、アカウント・本人の情報・帰国の予定まで済ませておけば、残りの申告の入力とQRコードの作成は帰りの機内でもできます。最後に買い足した物まで入れて申告できるよう、入力は帰りの機内か到着後に回せます。
出入国在留管理庁は共同キオスクの案内で、QRコードはスクリーンショットでも使えるとしています。ただし、登録した内容を直したときは、QRコードを作り直す必要があります。直したあとは、古いスクリーンショットを使わないようにします。
家族の分は、1台のスマートフォンで作れる
税関のQ&Aは、家族などが持つ1台のスマートフォンやタブレットのVJWで、複数のQRコードを作れるとしています。デジタル庁の操作説明書(2022年版)では、同伴家族は最大10人まで登録でき、乳幼児など1人で手続きできない人は同伴家族として登録できます。入国の手続きの書類は1人に1つ必要です。
注意したいのは、空港で読み取らせるときです。手続きの場所によって、家族の扱いが違います。
| 手続きの場所 | 家族の扱い |
|---|---|
| 税関の電子申告ゲート | 1人ずつ手続きする。身長100cm未満の子どもを連れた家族は、同伴家族の欄に人数を書いて代表者がまとめて出せば、一緒に通れる場合がある |
| 共同キオスク | 同伴家族もVJWでQRコードを作り、1人ずつ手続きする |
| 紙の申告書 | 家族が同時に検査を受けるなら、代表者が1枚出す |
表は2026年10月30日に、税関の電子申告ゲートのQ&A、出入国在留管理庁の共同キオスクの案内、税関の申告書の様式で確かめたものです。1台のスマートフォンで家族の分を作った場合は、家族で順番にそのスマートフォンをかざすことになります。
空港では、電子申告ゲートか共同キオスクへ
税関の電子申告ゲートは、成田・羽田・関西・中部・福岡・新千歳・那覇の7空港で使えます。ゲートの手前の電子申告端末でVJWのQRコードを読み取らせて申告します。税関のQ&Aは、預けた荷物がターンテーブルに出てくるのを待つ間に、端末で申告を済ませる流れを示しています。ゲートのない空港でも、税関の検査台に置いた読み取り端末で電子申告ができます(詳しくは各空港の税関へ)。免税の範囲を超える物や別送品がある人は、税関職員のいる検査台に案内されます。
共同キオスクは、税関と出入国在留管理庁が一緒に運用する端末です。2つの役所の連名の資料では、運用は次の日に始まっています。
| 空港・ターミナル | 運用開始 |
|---|---|
| 関西 第1・第2ターミナル | 2025年4月1日 |
| 羽田 第2ターミナル | 2025年4月1日 |
| 成田 第3ターミナル | 2025年4月7日 |
| 羽田 第3ターミナル | 2025年4月11日 |
| 福岡 | 2025年12月1日 |
| 成田 第1・第2ターミナル | 2026年9月24日 |
運用の時間帯は、旅客便の運航状況によって変わります。日本人はキオスクのあと、ウォークスルーゲート、それがないターミナルでは顔認証ゲートで帰国の手続きをします。出入国在留管理庁は、税関検査が不要と判断された人は顔認証によりウォークスルーで税関の手続きを終えられるとしています。顔認証ゲートは事前の登録がいらず、ICパスポートを持っていて、1人で機械を操作でき、身長が135cm以上なら使えます。
免税範囲を超えるか、先に確かめる
VJWの税関申告では、持ち込む物について質問に答えます。免税範囲を超えるかどうかは、税関の申告書に書かれている次の範囲が目安です。
- 酒類:3本(760mlを1本と数える)
- 紙巻たばこ:200本(外国製・日本製の区別なし)
- そのほかの品物:海外の市価の合計が20万円まで。1個で20万円を超える物は、その全額に税がかかる
- 20歳未満の人には、酒類とたばこの免税範囲がない
- 6歳未満の子どもは、おもちゃなど本人が使う物以外は免税にならない
申告書の「その他の品名」の欄は、自分や同伴家族が使う物に限り、1品目ごとの海外の市価の合計が1万円以下なら書かなくてよいとあります。酒類・たばこ・香水は別の欄に書きます。香水、葉巻、加熱式たばこの範囲は、税関のホームページで確かめてください。
韓国のお酒やコスメ、台湾のお茶やお菓子をたくさん買ったときは、帰りの荷物を詰める前に数えておきます。持ち帰れる食品と検疫は韓国旅行のお土産と台湾のお土産、市内の免税店で買った物の空港での受け取りと日本の免税枠の数え方は韓国の免税店ガイドにまとめています。
帰国前のチェック
- 旅先にいるうちに、アカウント・本人の情報・帰国の予定を登録した(ネットが要る)
- 帰りの便に乗る前にログインし、ログインしたままにしている
- 家族の分も、原則1人ずつQRコードを作った
- 申告の内容を直したら、QRコードを作り直した
- お酒・たばこ・買い物の合計が免税範囲に収まるか数えた
仁川空港から帰る便のターミナルとチェックインの締切は仁川空港ガイドで確かめられます。






