大韓航空とアシアナの統合は2026年12月17日|便名KEへの変更・予約の移管・マイルの比率と空港【旅行者向け】

アシアナ航空は2026年12月17日に大韓航空と統合し、17日出発の便からKE便名に。予約は11月2日〜12月9日に自動で移され、アシアナのマイルは10年間別に管理(スカイパスへは搭乗分1対1、提携分1対0.82)。スターアライアンス脱退とANA特典の期限、仁川の第2ターミナルまで、航空会社・韓国政府の発表と報道で確かめました。

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12月17日に何が変わる? 先に答えを表で

アシアナ航空は2026年12月17日に大韓航空と一つの会社になります。大韓航空はこの日に合併の登記をする予定で、韓国政府の発表でも12月17日の発足を目標としています。12月17日(出発日基準)からは、アシアナの便も大韓航空の便名(KE)になり、大韓航空が運航します。アシアナの予約を持っている人は、予約が大韓航空へ自動で移り、アシアナのマイルは10年間そのまま別に残ります。予約を移したくない人の申し出は、11月1日22時(韓国時間、日本時間も同じ22時)までです。

項目12月16日まで12月17日から
便名アシアナの便は OZアシアナが飛ばしていた便も KE(大韓航空が運航)
予約の変更・払い戻しの窓口アシアナか、買った旅行会社大韓航空か、買った旅行会社
適用される運送約款アシアナの約款大韓航空の約款
アシアナのマイルアシアナクラブで使う10年間は別に管理。スカイパスへの移し替えは搭乗分1対1、提携分は1対0.82
航空連合アシアナはスターアライアンス12月16日23時59分(韓国時間)に抜け、大韓航空のスカイチームへ

表はアシアナ航空の日本語のお知らせ(2026年9月14日)、公正取引委員会の発表(9月15日)、大韓航空の発表で2026年10月30日に確かめたものです。予約を移す日は変わることがあると、アシアナは書き添えています。

合併は12月16日、登記と発足は17日

大韓航空とアシアナは2026年5月に合併の契約を結び、8月12日に大韓航空は取締役会、アシアナは臨時株主総会で合併を決めました。韓国の国土交通部は6月25日に合併を条件付きで認めています。政府の発表では、安全運航の体制の変更の検査と、海外の航空当局の手続きが残っていることが、条件を付けた理由です。

大韓航空は12月17日に合併の登記をする予定と発表しています。報道では合併の期日を12月16日、登記と発足を17日として書き分けています。旅行者にとっての区切りは、便名と窓口が変わる「12月17日の出発便から」と覚えておけば足ります。

統合後の会社の名前は大韓航空のままで、アシアナの会社はなくなります。日本の空港で使うカウンターや案内の表示がどう変わるかは、成田空港の航空会社のページにはまだ載っていません。

アシアナの予約は、何もしなければ大韓航空へ移る

多くの人は何もしなくて済みます。アシアナの日本語のお知らせによると、12月17日以降に出発するアシアナの便の予約は、会員番号・予約番号などの情報ごと大韓航空へ移されます。大韓航空は、便名が変わる人には文字メッセージやメールなどで一人ずつ知らせると発表しています。

予約を移す日は次のとおりです。

区分移す日(2026年)
国内線11月2日・9日・16日
国際線11月4日・5日・9〜12日・17〜19日・23〜26日・30日、12月1〜3日
共同運航便12月7〜9日

アシアナの日本語のお知らせには、路線ごとの日付は載っていません。予約の変更を考えているなら、届いたお知らせの日付を見てから動きます。

変更や払い戻しの窓口は、手続きをする日で分かれます。12月16日(韓国時間)まではアシアナか航空券を買った旅行会社、12月17日からは大韓航空か旅行会社が受け付けます。予約の情報を大韓航空へ移したくない人は、11月1日22時(韓国時間、日本時間も同じ22時)までにアシアナか旅行会社へ申し出ます。申し出た予約は取り消しになり、手数料なしで払い戻されます。

年末年始に乗る人は、出発の前日にアプリか公式サイトで便名と出発時刻を見直します。年末年始のソウルの混み方と、休みになる店や施設は韓国の年末年始の記事にまとめています。

アシアナのマイルは10年残り、スカイパスへ移すかは選べる

アシアナのマイルはなくなりません。公正取引委員会が2026年9月に承認した統合の案では、アシアナの会社がなくなっても、アシアナのマイルは合併の日から10年間、大韓航空のマイルとは別に管理されます。

決まり内容
別に管理する期間合併の日から10年間
スカイパスへの比率飛行機に乗って貯めた分は1対1、カードなど提携で貯めた分は大韓航空1に対しアシアナ0.82
移し替えの申し込み10年の間ならいつでもできるが、持っているマイルを全部まとめて移す
10年たったら残ったマイルは上の比率で自動的にスカイパスへ移る
使えるところ大韓航空が飛ぶすべての路線の特典航空券、座席のアップグレード、運賃との併用払い、ショッピング
運賃との併用払い最低500マイル・運賃の30%までから、最低100マイル・40%までに広がる

この案は合併の日から始まる予定です。公正取引委員会が承認した案では、移したあとのマイル数と会員ランクの見込みを知らせる仕組みも、大韓航空が合併の日から始める予定です。10年の間ならいつでも移せますが、一度に全部を移す決まりなので、見込みを見て特典航空券に使う予定と照らしてから決めても遅くありません。申し込む画面や手順は、公正取引委員会と大韓航空の発表には書かれていません。

上級会員について、報道(MTN、2026年9月15日)では、アシアナの今の5つの等級に合わせて大韓航空の等級が付きます。公正取引委員会が承認した案では、移し替えを申し込んだ人は2社の実績を合わせてランクを審査し直し、今より上になればそのランクがもらえます。

ANAやユナイテッドでアシアナのマイルを使う人は期限に注意

アシアナは2026年12月16日23時59分(韓国時間)にスターアライアンスを抜け、統合後は大韓航空のスカイチームに入ります。アシアナのマイルで他社の特典航空券を取れるのは、会社ごとに決まった日までです。韓国の報道(マネートゥデイ、2026年6月)がアシアナのお知らせとして伝えた発券の期限のうち、名前が挙がった会社は次のとおりです。載っていない会社の期限は、アシアナの案内で確かめます。

  • 2026年10月31日まで:ルフトハンザ、スイス インターナショナル エアラインズ、コパ航空
  • 11月30日まで:ANA(全日空)、エア・インディア、エチオピア航空、LOTポーランド航空、エジプト航空
  • 12月16日まで:ユナイテッド航空、エア・カナダ、エバー航空、中国国際航空、シンガポール航空、タイ国際航空

反対に、ANAなどスターアライアンスの便に乗ってアシアナのマイルを貯める場合、10月15日までに乗った分は予約や搭乗手続きで会員番号を入れておけば貯まり、漏れていた分の申請は2026年10月31日までです。10月16日から12月16日に乗った分は自動では貯まらず、後から申請します。申請の受付は11月1日から12月16日までで、方法は追って知らせるとされています。スターアライアンスの上級会員の特典は、12月16日に乗る便まで使えます。

仁川はすでに第2ターミナル、日本の空港は案内待ち

仁川空港では、アシアナは2026年1月14日に第1ターミナルから第2ターミナルへ移りました。仁川国際空港公社の発表では、チェックインは第2ターミナルの東側のH・Jカウンターです。大韓航空も第2ターミナルなので、統合後も同じターミナルを使います。2025年までの情報を見て第1ターミナルへ向かわないようにします。空港から市内への行き方は仁川空港からソウル駅への行き方、ソウル駅で搭乗手続きを済ませる方法はソウル駅の都心空港ターミナルにまとめています。

日本側は、成田空港の公式サイトで今、アシアナが第1ターミナルの南ウイング、大韓航空が第1ターミナルの北ウイングです(どちらも4階)。12月17日以降に旧アシアナの便のカウンターやウイングが変わるかは、成田空港の2社のページには10月30日の時点で載っていません。羽田や関空から乗る人も、乗る前に空港の案内で確かめます。年末年始に成田から乗る人は、出発の数日前に航空会社のアプリと空港の案内で、どちらのウイングへ行くかを確かめておきます。

仁川空港で乗り継ぐ人は仁川空港の乗り継ぎ、朝早い便に間に合う行き方は仁川空港の早朝便で扱っています。

ジンエアー・エアプサン・エアソウルの統合は2027年3月の予定

LCCの3社は、12月17日の統合とは別に、2027年3月17日にジンエアーへまとまる予定です。韓国の報道(MTN、アイニュース24、2026年8月21日)によると、3社は8月21日に合併の契約を結びました。株主総会と許認可がこれからなので、日付は変わることがあります。発足の予定が3月17日なので、この冬(12月〜2月)の便はそれぞれの会社の便のままです。

出発前に確かめておくこと

  • 予約している便の便名が OZ から KE に変わったか(届いたメールかアプリ)
  • 12月16日と17日をまたぐ旅程なら、行きと帰りで適用される約款が違うこと(変更や払い戻しの窓口は手続きをする日で決まる)
  • アシアナのマイルでスターアライアンスの他社便を取る予定があれば、会社ごとの発券の期限
  • 日本の空港で行くカウンターやウイング(出発の数日前に)

韓国に入る前の手続き(K-ETA と入国カード)は韓国の入国カードとK-ETAの記事で確かめられます。冬のコートを空港で預けるサービスは、大韓航空とアシアナのコート預かり(今冬は未発表)にまとめています。