台湾でクレジットカードとApple Payは使える?【2026年冬】MRT・台鉄・高鉄・タクシー・夜市の今と、現金が要る場面
台北MRTは2026年7月から海外発行のVisa・Mastercard・JCBのタッチやApple Payで全駅の改札を通れ、桃園空港MRTも専用の通路でカードのタッチに対応。台鉄の改札は悠遊カードなどの交通カード、高鉄は券売機でカードやApple Payで切符を買います。タクシーと夜市は現金が基本。台北捷運・台鉄・高鉄・観光署の案内で確かめました。
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目次
台湾でカードとApple Payが使える場所、使いにくい場所
台湾では、街の多くの店でクレジットカードが使えます。交通部観光署(台湾の観光の窓口)の日本語の案内によると、都市のほとんどの商店でアメリカン・エキスプレス、Mastercard、Visa、ダイナースクラブ、JCBのカードで払えます。一方で、夜市の屋台や小さな個人の店、タクシーは現金が中心です。
交通は乗り物ごとに分かれます。2026年10月31日に各社の公式の案内で確かめた範囲を、先に表にまとめます。
| 乗り物 | クレジットカードのタッチ・Apple Pay | 注意 |
|---|---|---|
| 台北MRT | 改札で使える(2026年7月1日から全駅) | 1回ごとの運賃。乗り継ぎ割引と常連割引はない |
| 桃園空港MRT | 改札で使える(対象ブランドのタッチ決済のカード) | カード用の通路を通る。海外発行のカードについての記載はない |
| 台鉄(在来線) | 改札の対象に入っていない | 改札は悠遊カード・iPASS・icashの3種 |
| 高鉄(新幹線) | 日本のカードで改札を通れる記載はない。券売機ではカードとApple Payで切符を買える | 高鉄の案内にあるのは、自動チャージを有効にした台湾の悠遊提携クレジットカード(自由席)。券売機ではカードの暗証番号が要る |
| タクシー | 一部の車だけ | 現金が基本 |
円は台湾銀行の2026年10月30日16時の即期レート(買いと売りの中間)から計算した、1台湾ドル≒4.85円の目安です。現金の両替のレートではなく即期のレートを使ったので、1台湾ドルを5円とした当サイトのほかの台湾の記事とは少し違います。
今日のレート 1NT$ = 4.84円台湾ドル⇄円のレート計算と早見表 →
台北MRTに日本のカードで乗るには?
台北捷運は2026年6月30日の発表で、7月1日から国内外のクレジットカードと、カードを登録したスマホの支払いで全駅の改札を通れるようにしました。発表に名前が出ているブランドはVisa、Mastercard、JCB、Discover、ダイナースクラブです。よくある質問のページでは銀聯(ユニオンペイ)も挙がっていて、Apple Pay・Google Pay・Samsung Payも使えます。
改札にある「信用卡感應區」(クレジットカードのタッチ部)にカードかスマホを当てます。iPhoneは、Apple Payのエクスプレスモード(快速交通模式)に設定できるカードならロックを外さずに通れます。日本で発行したカードを設定できるかは台北捷運の案内に書かれていないので、カード会社の案内で確かめます。設定できなければFace IDなどでロックを外してからかざします。
カードで乗ると、運賃は1回ごとの片道の額です。台北捷運の発表とよくある質問によると、カードで乗った分は乗り継ぎ割引も常連割引も受けられません。MRTとバスを乗り継ぐ人は、悠遊カードのほうが安くなります。違いと買い方は台北MRTと悠遊カードの使い方で比べています。
入るとき、カード会社の明細やアプリに小さな額の通知が来ることがあります。台北捷運の説明では、改札に入ったときにVisaは0元、MastercardとJCBは1元の仮の承認がかかり、その日の運賃はまとめて翌日の午前2時に請求されます。1元の通知が来ても、運賃が1元で引かれたわけではありません。このページは2026年1月に更新されたもので、海外のカードで明細がどう見えるかまでは書かれていません。
桃園空港MRTも、カードをかざして乗れる
桃園空港から台北駅へ向かう桃園MRTも、専用の通路でカードのタッチに対応しています。桃園捷運のよくある質問では、使えるのはタッチ決済のマークが付いたVisa、Mastercard、JCB(デビットカードを含む)と銀聯のカードです。入るときと出るときで同じカード(スマホなら同じ端末の同じアプリ)を使います。海外で発行したカードについての記載はありません。
条件はブランドとタッチ決済のマークなので、日本のカードもこの条件に当てはまります。ただ海外発行のカードについて書かれていないので、通れないときに窓口で切符を買えるよう、台湾ドルを少し持っておくと安心です。空港からの乗り方と運賃は桃園空港から台北市内への行き方にあります。
台鉄は悠遊カード、高鉄は切符を買って乗る
台鉄(在来線)の公式ページでは、改札でタッチして乗れる電子乗車券の対象は、悠遊カード(EasyCard)、iPASS、icashの3社が発行したカードと、その提携カードです。ふつうのクレジットカードはこの対象に入っていません。九份や十分へ台鉄で向かう人は、悠遊カードを1枚持っていくと改札でもたつきません。
高鉄(台湾新幹線)は、悠遊カードの機能が付いた台湾の提携クレジットカードで自由席に乗れる、という案内はありますが、日本のカードで改札を通れるという記載はありません。切符は券売機で買えます。高鉄の英語の案内では、券売機でVisa、Mastercard、JCB、銀聯、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payが使えます。券売機ではサインをしないので、カードの暗証番号を確かめておきます。アメリカン・エキスプレスは台湾で発行したカードに限られ、それ以外は窓口で買うよう案内されています。外国人向けの割引の切符は台湾高鉄の外国人割引で比べられます。
タクシーでカードが使えるのは一部の車だけ
観光署のタクシーの案内では、支払いは現金が基本で、一部の車だけクレジットカードやモバイル決済にも対応しています。JCBの台湾の案内によると、カードが使えるかはドアに貼られたクレジットカードのマークで分かります。乗る前にマークを見て、無ければ現金で払う前提で乗ります。
台北市の運賃は、台北市公共運輸處の案内で、昼は1.25kmまで85元(約412円)、その先は200mごとに5元(約24円)、23時から翌6時の夜間は1回につき20元(約97円)が足されます。領収書のもらい方は台湾のタクシーの領収書にまとめています。
店とコンビニ、夜市では?
観光署の案内では、ほとんどのホテルと、都市のほとんどの商店でカードが使えます。Apple Payは、Appleの日本のページによると非接触の支払いに対応している国と地域で使え、三井住友カードの台湾の案内もApple PayやGoogle Payが使えるとしています。
コンビニは、JCBの台湾の案内でセブン-イレブンはカードで払えるとされています。同じ案内には、一部のコンビニやスーパーはカードに対応していないこともある、ともあります。タッチ決済やApple Payが使えるかは、7-ELEVENと全家(ファミリーマート)の公式の案内では確かめられませんでした。コンビニでの悠遊カードの買い方とチャージは台北MRTと悠遊カードの使い方に書いています。
夜市の屋台、小さな食堂、個人の店は、現金を前提にします。三井住友カードの案内でも、台北はカードが使える場所と使えない場所に分かれていて、屋台や露店、小さな個人の店、一部のタクシーではカードが使えません。夜市の回り方と予算は台北の夜市を見てください。
日本のカードで払うときの手数料と、現金の用意
台湾ドルで払うと、カード会社の海外利用の手数料が上乗せされます。Appleのページも、海外で使うときの手数料はカードを発行した銀行に確かめるよう案内しています。料率と、店の端末で円払いを選んだときの違いは海外でカードを使うときの手数料にまとめています。
現金は、屋台、タクシー、悠遊カードのチャージに使います。両替する場所と時間は台湾ドルの両替、ホテルでカードの保証金を求められる場合の扱いは台湾のホテルの保証金にあります。
出発の前に何を確かめる?
- 持っていくカードにタッチ決済のマークがあるか。台北MRTでiPhoneを使うなら、そのカードをエクスプレスモードに設定できるかをカード会社の案内で
- 高鉄の券売機で使うカードの暗証番号
- 屋台・タクシー・悠遊カードのチャージに使う現金(台湾ドル)
- 台鉄に乗る日があるなら、悠遊カード
- カード会社の海外利用の手数料の料率






