台北MRTの乗り方と悠遊カード|運賃20〜65元、カードの買い方・チャージ・払い戻し、クレジットカードのタッチ乗車
台北MRTは片道乗車券、悠遊カード、2026年7月から全駅で使えるクレジットカードのタッチで乗れます。悠遊カードの値段と現金チャージ、運賃が変わらない代わりの常客優惠、バスとの乗り継ぎ8元引き、1日券〜72時間券の損得、飲食禁止の罰金、帰国前の払い戻し手数料20元と免除の条件を、台北捷運と悠遊カード会社の公式情報をもとに書いています。
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台北MRTに乗る方法は3つ
台北MRT(台北捷運)の運賃は、乗る距離に応じて20元から65元(約100〜325円)です。この記事の円は1台湾ドル(元)=5円と仮定した目安です。2026年10月25日の時点で、旅行者が改札を通る方法は次の3つあります。
今日のレート 1NT$ = 4.84円台湾ドル⇄円のレート計算と早見表 →
| 乗り方 | 買い方・準備 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 片道乗車券 | 駅の券売機で毎回買う(現金)。アプリでも買える | 1〜2回しか乗らない |
| 悠遊カード(EasyCard) | 100元で買い、現金でチャージ | 何度も乗る、バスにも乗る |
| クレジットカードのタッチ | 準備なし。改札のカード用の場所にタッチ | チャージや払い戻しの手間を省きたい |
海外で発行されたクレジットカードでのタッチ乗車は、2026年7月1日から全駅で使えるようになりました。悠遊カードは桃園空港MRTでも使え、バスとの乗り継ぎ割引も受けられるので、台湾に何日か滞在するなら1枚あると便利です。
片道乗車券の買い方と有効期限
台北捷運の日本語の案内では、片道乗車券は大人と6歳以上の子どもが使うもので、駅の券売機か各駅の案内窓口で買えます。台北捷運のよくある質問では、券売機で買うQRの片道乗車券は現金払いです。
いまの片道乗車券には、紙に印刷されたQRコードの券と、以前からある青いプラスチックのトークンがあります。7月1日の台北捷運の発表では、青いトークンはまだ廃止されていないとしています。廃止の時期は示されていません。アプリ「台北捷運Go」(中国語)でQRの券を買う場合は、クレジットカードや電子決済でも払えます。QRの券は、改札の上にある読み取り部に1〜3cmほどまで近づけて通ります。1枚で通れるのは1人だけです。
台北捷運の乗車規則では、片道乗車券は買った日だけ有効で、使っていない券の払い戻しも買った当日に限られます。乗車券を持たずに乗ると、運賃の差額に加えて運賃の50倍を払うことになります。
悠遊カードの買い方とチャージ
悠遊カードの会社によると、大人用の普通カードは1枚100元(約500円)です。この100元はカードの代金で、保証金(デポジット)も、乗るための残高も入っていません。買ったあとに、使う分をチャージします。
- 買える場所:悠遊カードの会社はコンビニを販売場所に挙げています。台北捷運の案内では、駅の案内窓口とチャージ機でも買えます
- チャージ:普通カードのチャージは現金です。台北捷運の駅のチャージ機、駅の案内窓口、コンビニのレジでできます
- 残高の上限:10,000元まで
- 有効期限:20年
カードの残高が運賃に足りなくても、悠遊カードの利用規約では、公共交通の運賃に限って1回分を立て替えてもらう形で乗れることになっていて、残高はマイナスになります。マイナスにできる上限の金額は規約に書かれていないので、残高が少なくなったら早めにチャージします。
悠遊カードは桃園空港MRTにも使えます。台北捷運と空港MRTは別の会社ですが、1枚で両方に乗れます。空港からの乗り方は桃園空港から台北市内への行き方にまとめています。
悠遊カードで運賃は安くなる?
台北捷運の日本語の案内では、普通の悠遊カードで乗ったときの運賃は、片道乗車券と同じ通常の運賃です。カードで乗っても1回ごとの運賃は変わりません。
そのかわりに、2026年1月3日から「常客優惠」という還元の仕組みが始まりました。前の月に悠遊カードなどで乗った回数に応じて、運賃の合計の一部がカードに戻ります。
| 前の月に乗った回数 | 還元される割合 |
|---|---|
| 11〜20回 | 5% |
| 21〜40回 | 10% |
| 41回以上 | 15% |
還元は、翌月に初めて改札を通ったときに同じカードに入ります。カードで受け取れる期限は1年なので、1年以内にまた台北でMRTに乗る人なら、次の旅行で受け取れます。数日の旅行で11回に届かなければ還元はありません。クレジットカードで乗った分は対象外です。
はっきり差が出るのは、MRTとバスの乗り継ぎです。1時間以内にMRTとバスを乗り継ぐと、悠遊カードなら乗り継ぎのときに8元が割り引かれます。クレジットカードで乗るとこの割引はありません。
クレジットカードで乗るときの注意
台北捷運のよくある質問によると、改札で使えるのはVisa、Mastercard、JCB、UnionPay、Diners Club、Discoverのカードと、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payです。改札のクレジットカード用の読み取り部にタッチします。iPhoneでエクスプレスカードに設定したカードは、ロックを解除しなくても使えます。
- 運賃は片道乗車券と同じで、常客優惠もバスとの乗り継ぎ割引も付きません
- 悠遊カードの機能が付いた台湾の提携カードは、タッチする場所でクレジット払いか悠遊カードの残高払いかが分かれます
- 海外のカードでは、カード会社の海外利用の手数料がかかることがあります。条件は手持ちのカード会社の案内で確かめます
台湾旅行全体の交通費の目安は台湾旅行の費用の目安で、ほかの費用と一緒に見られます。
1日券や24時間券は得になる?
台北捷運の日本語の案内では、乗り放題の券は次の4種類です。
| 券 | 価格 | 使える時間 |
|---|---|---|
| 1日券 | 150元(約750円) | 改札に入った日の終電まで |
| 24時間券 | 180元(約900円) | 使い始めてから24時間 |
| 48時間券 | 280元(約1,400円) | 使い始めてから48時間 |
| 72時間券 | 380元(約1,900円) | 使い始めてから72時間 |
1日券の150元は、最低運賃20元の7回分を超える金額です。1回20〜30元の区間を1日に5回乗ると100〜150元なので、1日券と同じかそれより安く済みます。1回の運賃は乗る区間で変わるので、遠くまで何度も乗る日だけ乗り放題券と比べます。
乗る前に知っておきたい決まり
- 飲食禁止:改札の手前の黄色い線から内側では、水を含めて飲んだり食べたりできません。違反すると1,500〜7,500元の罰金です。体調が悪くて水や薬を飲みたいときや、乳幼児に食べさせたいときは駅員に相談できます
- 改札の中にいられる時間:違う駅で出るなら2時間まで、同じ駅で出るなら15分までです。超えると最低運賃と同じ額が追加でかかります
- 営業時間:台北捷運のよくある質問では、朝6時に始発が出て、夜12時に最終の電車が出ます。駅ごとの最終の時刻は駅や路線で違います
- 子ども:6歳未満か身長115cm未満の子どもは、乗車券を持つ人と一緒なら無料です。乗車券を持つ人1人につき4人まで。身長が115cm以上の6歳未満の子どもは、年齢がわかる証明が要ります
台北から郊外へ足を伸ばすときも、悠遊カードがそのまま使えます。バスで九份へ行く方法は九份の行き方にまとめています。12月の台湾北部は雨の日が多いので、出かける前に12月の台湾の服装も見ておくと準備しやすくなります。
帰国前の払い戻し
悠遊カードは、台北捷運の各駅の案内窓口などで払い戻し(解約)ができます。悠遊カードの会社の利用規約では、残高を全部払い戻すときの手数料は20元です。ただし、5回以上使っていて、買ってから3か月以上たっているカードは手数料がかかりません。数日の旅行なら、3か月の条件を満たさないので20元が差し引かれると考えておきます。
- 払い戻しの手続きをするとカードはその場で使えなくなります
- 払い戻す額が1,000元を超えると窓口では受け付けず、会社のWebサイトからの手続きになります
- カード代の100元は戻りません。以前に売られていた保証金つきのカードは、保証金100元も払い戻しの対象です(カードの状態などの条件で差し引かれることがあります)
次も台湾へ行く予定があるなら、払い戻さずに持ち帰るほうが手数料がかからず、有効期限も20年あります。帰国日に空港へ向かう前に、残高を空港MRTの運賃分だけ残しておくと、残りを使い切りやすくなります。台北駅で荷物を預けてから最後の観光をするなら、台北駅の荷物預かりも参考になります。






