台湾でチップは必要?レストランとホテルは10%のサービス料(服務費)が付くことも、タクシーはメーターどおり
台湾旅行でチップを渡すかどうかを、交通部観光署・行政院消費者保護処・財政部・台北市の公式の案内をもとにまとめています。チップはふつう不要で、レストランとホテルには10%のサービス料が付くことがあり、取る前に知らせるべきものとされています。税はほとんど値段に含まれ、台北のタクシーはメーターどおりです。
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台湾でチップは渡す?
ふつうは渡しません。米国商務省の台湾の出張案内(2025年12月)は、台湾ではチップは一般的な習慣ではなく、ふつうは期待されていない、と書いています。タクシーの運転手もチップを期待しないとしたうえで、重い荷物を運んでもらったときなどに少額を渡すことはある、とも書いています。
そのかわり、ホテルとレストランでは会計に10%のサービス料(服務費)が足されることがあります。交通部観光署の日本語の案内は「台湾のホテルやレストランなどでは、精算するときに、10%のサービス料が加算されます」、英語版は「hotel or restaurant」で10%のサービス料が慣行だとしています。米国商務省の案内も、ほとんどのレストランとホテルは会計に10%のサービス料を含めるとしていて、そのうえでチップは期待されていない、という書き方です。
| 場面 | チップ | 会計の見方 |
|---|---|---|
| レストラン | 不要 | 10%のサービス料が付く店がある。メニューや店内の表示で先に確かめる |
| 夜市・屋台・食堂 | 不要 | 表示の値段どおり。税はほとんど値段に含まれる |
| ホテル | 不要 | 10%のサービス料が付くことがある。予約画面の総額で確かめる |
| タクシー | 不要(荷物を運んでもらったときに少額を渡す人もいる) | メーターの料金どおり |
レストランの10%と、事前の表示
消費者保護法には、サービス料についての具体的な規定がありません。行政院消費者保護処は、行政機関からの照会への回答(2012年11月。同処のサイトの釈示日は2014年9月29日)で、そのことを述べたうえで、店が客からサービス料を取るなら、取る前に情報を十分に示すべきだ、としています。
旅行者の側では、注文の前にメニューや店内の表示でサービス料(服務費)の有無を見ておきます。分からなければ、注文のときに店の人に聞けば済みます。
サービス料は、税の上でも売上の一部です。財政部臺北国税局は2026年10月5日の発表で、送料や取り付け費、サービス料などの追加の料金を取ったら、それも売上に入れて営業税を計算し、統一発票(レシート)を出すように、と事業者に呼びかけています。高雄国税局も、売上には値段の外で受け取る一切の費用が入ると説明しています。会計のあとに受け取る発票の金額には、サービス料も入っているはずです。
税はほとんど値段に入っている
観光署の案内は「商品はほとんどが内税となっているので、別途税金を支払う必要はありません」と書いています。買い物や食事で、表示の値段にあとから税を足す場面はほとんどありません。
同じ案内には、個人の店などでは納税の証明として「統一発票」か「電子発票」と呼ばれるレシートを出してくれる、ともあります。夜市ごとの時間や行き方は台北の夜市の選び方にまとめています。
ホテルのサービス料はどこで分かる?
観光署の案内のとおり、ホテルでも10%のサービス料が足されることがあります。予約サイトの料金に税やサービス料が含まれているか、現地で別に払うものがあるかは、予約確認のメールや支払いの画面に出ています。出発前に見ておけば、チェックアウトのときに金額の違いで戸惑わずに済みます。
チェックインのときに求められる保証金やカードの仮押さえは、サービス料とは別のものです。違いは台湾ホテルのデポジットで説明しています。
台北のタクシーはメーターどおり
台北市公共運輸処は2023年3月、運賃の改定にあわせて、タクシーは料金表どおりに受け取り、乗客から運賃を多く取らないよう求め、違反すると9,000〜90,000台湾ドル(約4万4,000〜44万円)の過料になると発表しました。同じ処のよくある質問では、台北のタクシーは日中1.25kmまで85台湾ドル(約414円)、その先は200mごとに5台湾ドル(約24円)で、23時から翌朝6時までは1回20台湾ドル(約97円)、春節の期間は1回30台湾ドル(約146円)が足されます。
今日のレート 1NT$ = 4.84円台湾ドル⇄円のレート計算と早見表 →
払うのはメーターに出た金額と、こうした決まった加算です。領収書のもらい方は台湾のタクシーで領収書をもらうにはにあります。
韓国やハワイと比べると
同じ近場でも、韓国は飲食店の値段にサービス料まで含めて表示する決まりがあり、10%を足す店がある台湾とは会計の見え方が違います。違いは韓国でチップは必要?で確かめられます。レストランで15〜20%を足すハワイとはさらに違うので、両方へ行くならハワイのチップ相場も見ておくと計算を取り違えません。
台湾ではチップの枠を予算に入れなくてよい一方、レストランやホテルでは10%が上乗せされることがあります。旅行全体の費用の見積もり方は台湾旅行の費用にまとめています。発票の金額にはサービス料も入るはずなので、同行者と費用を分けるときは、発票を手元に残しておくと計算の元にできます。






