プライオリティパスの使い方【2026年】年会費と1回35ドル、楽天プレミアムカードは年5回まで、カード付帯の条件と羽田・成田・関空で使える場所

プライオリティパスの会員種別と年会費(99・329・469ドル)、1回と同伴者の35ドル、デジタル会員証の出し方、入るときの搭乗券を公式で確かめました。楽天プレミアムの年5回、三井住友・JCB・セゾンの付帯の条件と家族カード、羽田・成田・関空で使える場所も。

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プライオリティパスは、空港のラウンジに入れる会員証

プライオリティパス(Priority Pass)は、世界の空港のラウンジや、ラウンジの代わりに使えるレストランなどに入れる会員の仕組みです。会員になる方法は2つあります。プライオリティパスに年会費を払って入るか、プライオリティパスが付くクレジットカードを持つかです。

この記事は2026年11月1日に、プライオリティパスの公式サイト(入会の案内・利用規約・会員向けヘルプ・空港ごとの一覧)と、楽天カード・三井住友カード・JCB・セゾンカードの公式ページで確かめた内容です。円の金額は、欧州中央銀行の2026年10月30日の参考レート(1ドル≒157.25円)で計算した目安です。

自分で入会するときの年会費と、1回の料金

プライオリティパスに直接入会すると、3つの会員種別から選びます。英語版の入会のページを居住国を日本にして見たときの料金です。

会員種別年会費本人の利用同伴者
スタンダード99ドル(約15,600円)1回35ドル(約5,500円)1人1回35ドル
スタンダード・プラス329ドル(約51,700円)10回まで無料、11回目から1回35ドル1人1回35ドル
プレステージ469ドル(約73,800円)何回でも無料1人1回35ドル

日本語版の入会のページでは、スタンダード・プラスの11回目以降の料金の欄が空いていました。11回目からの35ドルは英語版の記載です。

スタンダードで年に1回だけ使うと、年会費99ドルと1回35ドルで134ドル(約21,100円)かかります。自分で入会する前に、持っているカードやこれから作るカードに付いていないかを確かめます。

カードに付くときの条件は、会社ごとに違う

カードの特典のプライオリティパスは、無料で入れる回数、同伴者の料金、レストランなどラウンジ以外を使えるか、家族カードに付くかが、カード会社ごとに違います。公式ページで確かめられた範囲を並べます。表の「三井住友」は三井住友カード プラチナと Visa Infinite、「JCB」は JCB プラチナ・JCB ゴールド ザ・プレミア・JCB ザ・クラス、「セゾン」はプラチナ・アメックスとプラチナ・ビジネス・アメックスです。

カード本人の無料の回数同伴者ラウンジ以外家族カード
楽天プレミアム年5回まで。6回目から1回35ドル1人1回35ドル使えない(ラウンジだけ)公式ページに記載なし
楽天ブラック無料(回数の上限は記載なし)2人まで無料、3人目から1人35ドル使えない(ラウンジだけ)公式ページに記載なし
三井住友プレステージ会員(何回でも無料)1人35ドル海外はレストランなども対象、国内はラウンジだけプラチナは家族カードにも無料で付く。Visa Infinite は記載なし(2026年2月時点のコラム)
JCB無料(回数の上限は記載なし)税込2,200円か無料(カードによる。ザ・クラスは1人まで無料)公式ページで確かめられず付かない(本会員だけ)
セゾンプレステージ会員(年会費無料で付く)公式の2つのページで書き方が違う公式ページで確かめられず公式ページに記載なし

セゾンのカードの案内のページによると、セゾンのゴールド・アメックスとローズゴールド・アメックスには、スタンダード会員(使うたびに料金がかかる種別)が年会費無料で付きます。

楽天プレミアムカードの年5回は、2025年1月からの決まりです。5回は、プライオリティパスのアプリでデジタル会員証を出した日から1年間で数えます。楽天のカードでは、空港のレストラン、リフレッシュ、休憩の施設はプライオリティパスで使えず、使えるのはラウンジだけです。

三井住友カードの案内は、2026年2月時点の情報と書かれた公式のコラムです。セゾンは、カードの案内のページが同伴者を1人35ドルとし、2023年12月のお知らせは2024年1月16日の利用分から4,400円(税込)としていて、どちらが今の料金か確かめられませんでした。家族と一緒に入るつもりなら、カード会社に電話かチャットで同伴者の料金を聞いておきます。

カードの手数料の違いは海外で払うときの手数料の比べ方に、海外でカードが通らなかったときの対処は海外でクレジットカードが使えないときにまとめています。

カードに付いていたら、何をすれば使える?

カードに付いていても、自動でプライオリティパスの会員になるわけではありません。どの会社も、会員向けのサイトから申し込む形です。

  • 楽天カード:楽天e-NAVIで招待コードを受け取り、プライオリティパスの公式サイトで申し込んで、アプリにログインする。
  • セゾンカード:Netアンサーかセゾン Portal で招待コードを受け取る。デジタル会員証の有効期限は5年。
  • 三井住友カード:2025年4月から、プライオリティパスはデジタル会員証に変わった。

楽天の紙のカードは2025年2月ごろに使えなくなっています。カードに付いていても申し込むまでは会員証が出ないので、出発前に済ませておきます。

入るときは、アプリの会員証と搭乗券を見せる

デジタル会員証は、プライオリティパスのアプリの「Card」の画面に出ます。サイトの「My Priority Pass」でも見られ、Apple Wallet にも入れられます。公式サイトのラウンジの使い方のページには、デジタル会員証は「ほぼすべてのラウンジで使える」と書かれています。

利用規約で決まっていることは次のとおりです。

  • 受付で、有効な搭乗券を1枚見せる。カードの番号は会員証の代わりにならない。
  • 同伴者は、会員と同時に受付をして一緒に入る。同伴者の分も料金がかかる。
  • ラウンジが満員のときは入れないことがある。滞在できる時間と営業時間は、ラウンジごとに決まっている。
  • レストランなどの加盟店にもこの規約が当てはまり、施設ごとの条件も加わる。

何時間前から入れるかは、規約に全体の決まりはなく、施設ごとのページに書かれています。たとえば成田空港の TATSU のページには「出発の3時間前以内」と書かれています。使う予定の施設のページを、アプリで前日までに見ておきます。

羽田・成田・関空で使える場所

2026年11月1日にプライオリティパスの空港ごとの一覧で見た件数です。件数は増えたり減ったりします。

  • 羽田空港:13件(ラウンジ10、レストラン1、リフレッシュ2)。国際線の第3ターミナルにあるのは、ゲート108付近の Sky Lounge South(24時間、滞在は3時間まで)と、出発エリア4階の TIAT Lounge(ページの営業時間は1時〜5時、滞在は3時間まで)の2か所。ほかは第1・第2ターミナルのラウンジや、羽田エアポートガーデンの施設。
  • 成田空港:9件(ラウンジ4、レストラン4、休息1)。第2ターミナルの KoCoo Lounge は出国審査のあとの4階で、7時30分〜21時、滞在は2時間まで。レストランの TATSU は、税込3,400円相当のセットメニュー1つでラウンジ1回分に数える。
  • 関西空港:3件。エアロプラザの Airport Cafe Lounge NODOKA と、第1ターミナルの「ぼてぢゅう」の店2つ。

羽田の TIAT Lounge は夜中だけの営業として載っているので、昼や夕方の便では Sky Lounge South が候補になります。レストランなどを使うときは、カードの表の「ラウンジ以外」の欄と合わせて選びます。

韓国・台湾の空港で使うとき

行き先の空港で入れるラウンジは、空港ごとの記事にまとめています。仁川空港は仁川空港のラウンジ、台湾の桃園空港は桃園空港のラウンジです。どちらも、ターミナルごとの場所、営業時間、滞在できる時間を書いています。

出発前に確かめること

  • 持っているカードにプライオリティパスが付くか。付くなら、招待コードを受け取ってアプリの会員証を出したか。
  • 無料で入れる回数があと何回あるか(楽天プレミアムカードは1年に5回)。
  • 同伴者の料金はいくらか。家族カードにも付くか。
  • 使う施設がラウンジか、レストランなどか。カードの無料の対象に入るか。
  • 出発の空港とターミナルで、出発の時刻に開いている施設はどこか。