九份の行き方|台北から965番バス90元・1062番、台鉄+瑞芳駅タクシー220元
台北から九份へは、西門・北門から965番、忠孝復興から1062番のバス、台鉄で瑞芳駅へ出てバスかタクシーの3通り。965番の運賃90元と最終便、瑞芳駅からのタクシーの定額220元(夜間240元)、悠遊カードの使い方、冬の雨への準備と帰りの段取りを公式の情報でまとめます。
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台北から九份へは3つの行き方がある
九份(九份老街)は台北の東、新北市瑞芳区の山の上にある町です。台北から行く方法は、大きく分けて3つあります。新北市政府が出している「九份老街交通攻略」も、この3つの経路を案内しています。
| 行き方 | 乗る場所 | 乗り換え |
|---|---|---|
| 965番バス | MRT 西門駅・北門駅・府中駅の近く | なし |
| 1062番バス | MRT 忠孝復興駅の近く | なし |
| 台鉄+バスかタクシー | 台北駅・松山駅・南港駅・板橋駅など | 瑞芳駅で1回 |
泊まっているホテルに近い乗り場で選ぶのがいちばん簡単です。西門町や台北駅の西側なら965番、東区(忠孝復興駅の周り)なら1062番、台鉄の駅に近いなら瑞芳駅で乗り継ぐ方法が使えます。この記事の料金と時刻は2026年10月25日に各公式サイトで確かめたもので、円は1台湾ドル=5円と仮定した目安です。
今日のレート 1NT$ = 4.84円台湾ドル⇄円のレート計算と早見表 →
965番バスは西門・北門・府中から乗り換えなし
965番は、交通部観光署の観光バス「台湾好行」の路線のひとつで、名前は「九份金瓜石線」です。新北市の MRT 府中駅から金瓜石の黄金博物館までを結び、途中で台北の西門・北門を通り、「九份老街」のバス停に止まります。
新北市の案内では、台北・新北側の乗り場は次の3つです。
- MRT 西門駅2番出口から、まっすぐ約160m歩いた「捷運西門站」のバス停
- MRT 北門駅2番出口を出た「捷運北門站」のバス停
- MRT 府中駅1番出口から約110m歩いた「捷運府中站」のバス停
運賃は区間制で、台北市内や板橋区から瑞芳区までは「6段票」(6区間分)です。台湾好行の965番の運賃表では、6区間分が全票(大人)90元(約450円)、半票48元で、1区間は全票15元・半票8元です。半票の対象は65歳以上や一定の身長の子どもなどです。
支払いは現金のほか、悠遊カード(EasyCard)、一卡通、icash などの交通系カードと LINE Pay が使えます。乗るときと降りるときの2回、カードを読み取り機にタッチします。
時刻表は、平日が6:00から21:00、土日祝日が7:00から21:00で、どちらも毎時0分の便だけが載っています。実際には平日15〜30分、土日祝日10〜30分の間隔で出ていて、0分以外の便は道路の状況に合わせて出す、という書き方です。時刻は始発のバス停を出る時刻なので、九份老街を通るのはそれより後になります。夜の九份を見て帰るときは、帰りの最終便から逆算しておきます。
忠孝復興駅から乗る1062番
1062番は基隆客運の路線で、台北の中崙から MRT 忠孝復興駅の近くを通り、九份、金瓜石へ向かいます。新北市の案内では、忠孝復興駅の2番出口を出て右へ約45m歩いた「捷運忠孝復興站」のバス停から乗ります。
新北市の路線図には「台北市内の短い区間では乗り降りできない」という注意書きがあります。台北市内の移動に使うバスではなく、九份や金瓜石へ行く人のための路線です。
1062番の運賃と今の時刻表は、10月25日の時点で基隆客運の公式サイトから確かめられませんでした。新北市の路線図に載っている時刻は2024年の資料のもので、今も同じとは言えません。乗る前に公式の運行情報で当日の運行を確かめ、運賃はバスの運賃表示に従ってください。悠遊カードがあれば、小銭を用意しなくても乗れます。
台鉄で瑞芳駅へ行き、バスかタクシーに乗り継ぐ
台北駅などから台鉄(台湾鉄路)で瑞芳駅まで行き、そこからバスかタクシーで九份へ上る方法です。新北市の案内は、台北市内では萬華・台北・松山・南港の各駅、新北市では板橋駅から乗るとしています。
台鉄は悠遊カードで乗れる
台鉄は悠遊カード、一卡通、icash で乗れます。台鉄の乗車規定では、指定席の列車にカードで乗ったときは席が割り当てられず、座席のない状態で乗ることになります。また、観光列車、団体列車、タロコ号、プユマ号、3000型の自強号など、カードで乗れない列車もあります。区間車(各駅停車)か、カードで乗れる種別の列車を選びます。運賃は台鉄の公式サイトの運賃検索で駅を選ぶと出ます。
瑞芳駅からのバス
瑞芳駅を出たら左へ約250m歩くと「區民廣場」のバス停があります。新北市の案内では、ここから788、825、827、856、965、1062番のバスが「九份老街」に止まります。台北から来た965番と1062番にここから乗ることもできます。856番(台湾好行の黄金福隆線)は瑞芳と九份の間が1区間で、全票15元(約75円)です。
瑞芳駅からのタクシーは定額
瑞芳駅には「瑞芳火車站計程車招呼站」というタクシー乗り場があります。瑞芳区公所が公開している運賃表では、瑞芳駅から九份までは220元(約1,100円)、夜23時から朝6時までは240元(約1,200円)の定額です。区公所の表には、1台あたりの金額か1人あたりの金額かは書かれていません。
区公所の表は2023年5月10日に更新されたものです。乗る前に運転手に行き先と金額を確かめます。タクシーの領収書をもらって旅費をあとでまとめたいときは、台湾のタクシーの領収書のもらい方が参考になります。
冬の九份は雨の日が多い?
九份は台湾の北東の海に近い山の斜面にあります。九份に気象署の観測所はないので、近くの基隆の平年値(1991〜2020年)を台北と比べると次のようになります。
| 月 | 基隆 | 台北 |
|---|---|---|
| 12月 | 18.0℃・19.5日 | 18.2℃・12.6日 |
| 1月 | 16.1℃・19.6日 | 16.4℃・13.5日 |
| 2月 | 16.4℃・17.9日 | 16.9℃・12.9日 |
表の日数は気象署の月平均の降水日数です。基隆は12月から1月にかけて月の3分の2近くが雨の日で、台北より6〜7日多くなります。九份は基隆の観測所とは高さも場所も違うので数字そのままとは限りませんが、九份も冬は雨や霧の日が多いと考えて準備しておきます。
- 九份老街は細い路地と石段が続きます。傘を差すと人とすれ違いにくいので、フードの付いた防水の上着があると両手が空きます
- 濡れた石段は滑りやすいので、底の溝が深い靴にします
- 平均気温は16〜18℃前後でも、風があると体感はもっと低くなります。12月の台湾の服装の選び方は12月の台湾の服装にまとめています
帰りのバスで困らないための段取り
帰りのバスの混み具合を数字で示した公式の資料は見つかりませんでした。帰りの時間を決めるうえで、公式の情報から言えるのは次の点です。
- 965番は金瓜石を出る最後の便が21:00で、九份老街はその後に通ります。0分以外の便は不定期なので、夜の景色を見てから帰るなら、20時台のうちにバス停へ向かうと最終便を逃しにくくなります
- 1062番の時刻は事前に公式の動態で確かめておきます。2024年の資料のままの時刻を当てにしないでください
- 台北行きのバスが満員なら、瑞芳駅まで下りて台鉄に乗る方法に切り替えられます。区公所のタクシーの運賃表には、九份派出所前や九份老街舊道口など九份側の乗り場も載っています
- 土日や台湾の連休は人が増えます。台湾の2027年の連休の日付は台湾の祝日・連休カレンダー2027で確かめられます
スーツケースを持って九份へ行くと、石段と混んだバスで動きにくくなります。帰国日に寄るなら、荷物を台北で預けてから出かけると身軽です。台北駅の預け先は台北駅の荷物預かりにまとめています。
金瓜石や十分と組み合わせるなら
965番、1062番、856番はどれも九份の先の金瓜石まで行きます。新北市と台湾好行の案内では、965番の終点が金瓜石の黄金博物館です。九份と金瓜石を1日で回るなら、先に奥の金瓜石まで行ってから九份へ戻り、夕方を九份で過ごすと、帰りに同じ道を何度も往復せずに済みます。
天灯(ランタン)で知られる十分へは、瑞芳駅から台鉄の平渓線に乗り換えます。十分にも寄るつもりなら、出かける前に台鉄の運行情報で平渓線が走っているかを見ておきます。バスと台鉄の運賃、MRT と合わせた1日の交通費の考え方は、台湾旅行の費用の目安で旅費全体と一緒に見られます。






