韓国行きの燃油サーチャージ【2026年11〜12月発券】片道7,100円、乗る日でなく発券日で決まる。1月発券分は未発表
日本から韓国へ行く航空券の燃油サーチャージは、2026年11月1日〜12月31日発券分で ANA も JAL(ソウル・釜山・済州)も片道7,100円、JAL は前の期間の5,900円から1,200円上がりました。発券日で決まること、1月以降の額が未発表なこと、額の決まり方と国の補助による特例、往復・家族の計算、国際観光旅客税3,000円と空港の料金を、ANA と JAL の発表、国税庁、各空港の案内で確かめました。
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11〜12月に買う韓国行きの燃油サーチャージは片道7,100円
日本から韓国へ行く航空券の燃油サーチャージ(航空会社の正式な名前は「燃油特別付加運賃」)は、2026年11月1日から12月31日までに発券する分が、ANA も JAL も片道7,100円です。ANA の発表では、この額は「1旅客1区間片道あたり」で、日本を発着する国際線の区間ごとにかかります。JAL の表では、7,100円になるのはソウル・釜山・済州の便で、それ以外の韓国の都市は「東アジア」の行(16,000円)に入る書き方になっています。
JAL の9〜10月の発券分は5,900円だったので、11月からは片道1,200円上がりました。2026年11月6日の時点で、1月以降に発券する分の額はまだ発表されていません。
| 航空会社 | 発券する期間 | 片道・1人 | 対象の区間 |
|---|---|---|---|
| ANA | 2026年11月1日〜12月31日 | 7,100円 | 日本=韓国 |
| JAL | 2026年11月1日〜12月31日 | 7,100円(9〜10月発券分は5,900円) | 日本=ソウル・釜山・済州 |
大韓航空とアシアナ航空の日本発の額は、予約画面の運賃の内訳で見ます。
買う日で決まる。乗る日ではない
燃油サーチャージの額は、飛行機に乗る日ではなく、航空券を発券した日で決まります。ANA の発表は「2026年11月1日以降の航空券発券分より」と書いていて、JAL も「2026年11月1日(日)から12月31日(木)発券分まで」としています。
1月以降に発券する分の額は、JAL が「2026年12月にご案内予定」、ANA が「決定次第別途お知らせ」としていて、12月の発表まで分かりません。12月31日までに発券すれば、乗る日が年末年始でも1月や2月でも7,100円で決まります。
JAL は、発表した額から「原則」変えないとしつつ、政府の認可の状況で金額や時期、適用期間が変わる場合があるとも書いています。
7,100円の計算の元は?
日本の航空会社は、シンガポールの航空燃料(ケロシン)の市場価格を目安にしています。ANA の発表によると、直近2か月の市場価格の平均に、同じ期間の平均の為替レートを掛けて円にし、その額で2か月ごとに段を決めます。11月・12月発券分は、8月1日〜9月30日の価格が元になりました。
JAL の発表には計算の中身も載っています。8〜9月の平均は1バレル159.19米ドル、為替の平均は1米ドル157.61円で、円にすると25,089円でした。本来なら「25,000円基準」の段に当たります。
2社とも、実際にはその1つ下の段を使っています。ANA は理由を、中東情勢を受けた国の「緊急的激変緩和措置」で航空燃料に補助が出ている効果を踏まえた特例だと説明しています。本来当たる25,000円以上の段なら、韓国線は7,400円でした。JAL の表の参考の列(25,000円基準)も7,400円です。
ANA の表から韓国線の段を抜き出すと、次のとおりです。23,000円台までは1段100円、24,000円以上の段に上がると1段300円ずつ増えます。
| 2か月の平均(円にした額) | 日本=韓国(片道) |
|---|---|
| 20,000円以上21,000円未満 | 6,500円 |
| 21,000円以上22,000円未満 | 6,600円 |
| 22,000円以上23,000円未満 | 6,700円 |
| 23,000円以上24,000円未満 | 6,800円 |
| 24,000円以上25,000円未満(11・12月発券分) | 7,100円 |
| 25,000円以上26,000円未満 | 7,400円 |
| 26,000円以上27,000円未満 | 7,700円 |
| 27,000円以上28,000円未満 | 8,000円 |
| 28,000円以上29,000円未満 | 8,300円 |
この表は、ANA が今回改めた基準テーブルです。JAL の段ごとの額が同じになるとは限りません。
往復・家族だといくら?
燃油サーチャージは区間ごとなので、日本と韓国の往復なら2区間分です。11〜12月に発券すると1人14,200円になります。
ANA は、大人・小児・座席を使う幼児はみな同じ額で、座席を使わない2歳未満の幼児にはかからないとしています。マイルで取る特典航空券でも同じ額がかかります。大人2人と座席を使う子ども2人の4人家族なら、往復で56,800円です。運賃が安い時期ほど、総額に占める割合が大きくなります。
買ったあとで旅行を取りやめて払い戻すときは、ANA の場合、燃油サーチャージには取消手数料・払戻手数料がかからず全額戻ります(運賃の払い戻しの条件は別です)。
LCC は運賃の総額で比べる
LCC で行く人は、運賃・税・手数料・預け荷物をすべて足した支払いの総額で、フルサービスの会社と比べてください。ANA や JAL では、運賃とは別に燃油サーチャージ(11〜12月発券で往復14,200円)が加わります。総額での比べ方は韓国旅行の航空券はいつ買うかに、機内に持ち込める重さは韓国行きLCCの機内持ち込みにまとめています。
総額にはほかに何が入る?
航空券の支払いには、燃油サーチャージのほかに、日本を出る税と空港の料金も入ります。
| 項目 | 大人1人 | メモ |
|---|---|---|
| 国際観光旅客税 | 出国1回 3,000円 | 2歳未満は非課税。2026年7月1日より前に結んだ一定の運送契約で同日以後に出国する分は1,000円 |
| 成田(第1・第2ターミナル) | 3,160円 | 旅客施設使用料2,460円と旅客保安サービス料700円。小人1,940円 |
| 成田(第3ターミナル) | 2,070円 | 旅客施設使用料1,370円と旅客保安サービス料700円。小人1,390円 |
| 羽田(国際線) | 2,950円 | 出発旅客の施設利用料。子供1,470円 |
| 福岡(国際線) | 2,530円 | 旅客施設使用料。子供1,260円(2025年3月30日以降の発券分) |
国際観光旅客税は2026年7月に1,000円から3,000円になりました。羽田から往復する大人1人なら、燃油14,200円・旅客税3,000円・羽田の施設利用料2,950円だけで20,150円が運賃に上乗せされます。韓国の空港の使用料なども加わるので、最後は予約画面の「税金・手数料」の内訳で確かめます。
発券の前に見ておく5つ
- 発券日が12月31日までか(7,100円で決まる)。1月以降に買うなら、12月に出る1月発券分の額を見てから比べる
- 往復で2区間分(1人14,200円)になっているか
- 座席を使わない2歳未満の子どもに燃油がかかっていないか
- LCC とフルサービスを、預け荷物まで入れた総額で比べたか
- 出発空港の施設使用料と旅客税3,000円が内訳に入っているか
旅行全体の予算はソウル旅行の予算に、子ども連れの現地の費用は冬休みの韓国旅行、家族4人の現地費用に、年末年始の休館や終電は年末年始の韓国旅行にあります。アシアナ航空に乗る予定の人は、大韓航空との統合で便名や予約、マイルがどう変わるかを大韓航空とアシアナの統合で見ておいてください。






