グアム旅行の費用はいくら?【2026年版】家族4人3泊4日の予算内訳とハワイとの物価比較
1. グアムは「近くて安いハワイ」なのか?まず結論
グアムを家族4人(大人2人・子供2人)で3泊4日旅行した場合、航空券・宿泊・食費・現地交通まで含めた総額はおおよそ25万円〜45万円台が目安です。同じアメリカ領で「円換算で記録する」多国展開シリーズのハワイと比べると、成田からの直行便が約3.5時間とハワイの半分ほどで済み、航空券もホテルもひとまわり安く出やすいのが特徴です。
入国手続きもハワイとは仕組みが違います。グアムは45日以内の観光滞在なら無料の「Guam-CNMI ETA」でビザ免除プログラムが使え、ハワイで必須のESTA(申請料40.27ドル、約6,400円)が不要です。一方でグアムの小売価格には法律上「GRT」という税が組み込まれており、レジでの計算のされ方がハワイと微妙に異なります。以下で費用の内訳と、この税の話を含めた「ハワイとの違い」を整理します。情報は2026年8月時点のものです。
2. 家族4人・3泊4日の費用内訳
大人2人・子供2人でタモン湾エリアのホテルに3泊した場合の目安を、旅行スタイル別に3段階でまとめると次のようになります。座席クラスやホテルのグレードで大きく前後する項目なので、自分たちの使い方に近い列を参考にしてください。
| 項目 | 節約タイプ | 標準タイプ | ゆったりタイプ |
|---|---|---|---|
| 往復航空券(成田⇔グアム・4人分) | 24万円台〜 | 36〜48万円 | 60万円以上 |
| 宿泊(1室3泊) | 3〜4.5万円 | 6〜9万円 | 15万円以上 |
| 食費(4人・4日間) | 4〜6万円 | 7〜10万円 | 13万円以上 |
| 現地交通(4日間) | 1万円前後 | 2〜3万円 | 4万円以上 |
| 入国手続き費用(ETA・保険等) | 1万円前後 | 1.5万円前後 | 2万円以上 |
| 総額目安(4人・3泊4日) | 1人あたり8万円台〜 | 1人あたり13万円前後 | 1人あたり23万円台〜 |
2-1. 航空券 — 直行3.5時間、繁忙期以外は往復6万円台からも
成田・グアム間はJALと日系以外にユナイテッド航空が毎日直行便を飛ばしており、飛行時間は片道約3.5時間とハワイ便の半分程度です。時期によっては往復6万円台からのチケットが出ることもありますが、夏休みや年末年始は跳ね上がりやすく、往復15万円前後、混雑期は20万円を超えるケースもあります。家族4人分となると座席クラスの差がそのまま総額に響くため、日程が固まったら早めの比較検討が有利です。
2-2. 宿泊費 — 家族1室利用ならコストを抑えやすい
グアムの中心地タモン地区は、ビーチ沿いの高級リゾートで1泊2万〜3万円程度、タモンから少し離れた中級ホテルなら1泊1万円前後からと、ホテルの料金設定が「1室あたり」なのが特徴です。子供が添い寝できる年齢なら家族4人で1室にまとめられるため、1人あたりの宿泊費はハワイより下がりやすくなります。長期滞在ならキッチン付きのコンドミニアムタイプを選ぶと、食費の節約にもつながります。
2-3. 食費 — Kmartとローカル食堂を組み合わせて調整
タモン周辺のカジュアルなプレートランチは1食10〜15ドル(約1,600〜2,400円)程度、24時間営業の大型スーパー「Kmart」で朝食用のパンや飲み物をまとめ買いすれば、外食続きの出費を抑えられます。一方でホテル内のレストランやディナーコースは1人30〜50ドル(約4,800〜8,000円)になることも珍しくなく、4人×4日間毎食レストランだと総額は跳ね上がります。朝食をKmartや部屋で済ませる日をつくるだけでも、数千円〜1万円単位で変わってきます。
2-4. 現地交通 — シャトルバスとレンタカーの使い分け
タモン地区のホテル・ショッピングセンター間を回るだけなら、ホテル発着のシャトルバスや観光客向けの周遊バスで十分まかなえます。1日券は10〜15ドル程度が目安です。グアム・プレミア・アウトレット(GPO)など少し離れた場所まで足を延ばしたい日や、家族の荷物が多い日はレンタカーが便利ですが、保険料込みで1日あたり40〜60ドル前後かかるため、毎日借りるより「必要な日だけ」借りるほうが総額を抑えやすくなります。
2-5. 入国手続き費用 — Guam-CNMI ETAは無料、保険は別途必要
日本国籍者が45日以内の観光目的でグアムに入国する場合、ビザやESTAの代わりに「Guam-CNMI ETA」という電子渡航認証を事前申請します。この認証自体の申請料は無料で、ハワイ渡航で必須のESTA申請料(40.27ドル、約6,400円)がかからない分、家族4人だと1万円以上の差になります。ただし海外旅行保険は別途必要で、家族分をまとめて加入すると最低限の補償でも数千円〜1万円程度かかります。グアム電子税関申告書の提出も入国時に求められるため、事前に必要書類を確認しておくと現地でのやり取りがスムーズです。
3. ハワイと何が違う?飛行時間・費用・レシートの税表示
グアムとハワイは同じアメリカ領で通貨も米ドルですが、旅行者から見た違いはいくつかあります。フライト時間はグアムが約3.5時間に対しハワイは約7時間、入国手続きはグアムが無料のETA、ハワイは有料のESTAと、準備段階からして負担が違います。総額も、直行便の座席が限られるハワイのほうが航空券・ホテルの単価が高く出やすく、同じ人数・同じ泊数ならグアムのほうが抑えやすい傾向にあります。
もうひとつの違いが、レシートに乗る税金の見え方です。グアムの小売価格には「GRT(Gross Receipts Tax、事業者の総収入に課される税で税率5%)」が法律上あらかじめ組み込まれていることになっており、日本の消費税のように会計時へ別枠で上乗せされることは基本的にありません。これに対してハワイのアウトレット完全ガイドで紹介した一般消費税(GET、実質4.5〜4.7%程度)は、多くの場面でレジ会計時に別途加算されます。とはいえ店舗や商品によって税・サービス料の扱いが分かれることもあるため、「表示価格=支払額のはず」と決めつけず、受け取ったレシートで実際の金額をそのつど確認しておくのが安心です。
4. ドルの感覚をつかむ — 2026年のレートと計算術
2026年8月31日時点のドル円相場は1ドル=160円前後で推移しています。ざっくり感覚をつかむなら「ドルの数字を1.6倍」とイメージしておくと、10ドルなら1,600円前後、100ドルなら1万6,000円前後と大きくは外れません。レートは日々動くので、まとまった買い物の前には最新値を確認しておくと安心です。
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5. Kmart・GPOアウトレットで何を買う?
24時間営業のKmartは、お土産用のチョコレートやコスメから日用品、ビーチグッズ、食料品までひとつの店舗でそろい、フライト時間帯を問わず立ち寄れるのが強みです。深夜到着・早朝出発になりがちな家族旅行でも、営業時間を気にせず買い出しができます。ブランド品を探すなら、グアムで唯一のアウトレットモール「グアム・プレミア・アウトレット(GPO)」が定番で、アメリカ本土のアウトレット価格帯に近い水準で有名ブランド店が並びます。モール内は基本的にワンフロアで移動しやすく、周辺には映画館や24時間営業のレストランもあるため、買い物と食事をまとめて済ませやすいのも家族連れには助かるポイントです。
6. 子連れ旅行で気をつけたい2つのこと
6-1. 短いフライト時間を活かした日程を組む
片道3.5時間というフライト時間は、小さな子供連れにとって大きな利点です。機内食1回・映画1本程度で到着するため、長時間フライトでの子供のぐずり対策に神経を使いすぎずに済みます。3泊4日でも移動疲れが少なく、初めての海外家族旅行の行き先としても選ばれやすい理由のひとつです。
6-2. 予約時に子供の年齢と添い寝可否を確認する
2-2で触れたとおり部屋単位の料金設定が基本のため、添い寝で1室にまとめられるかどうかがホテル選びの分かれ目になります。予約時に子供の年齢を伝えて確認しておくと、当日の追加料金トラブルを避けられます。まとめ買いの予算は、3章のGRTの分だけ上振れする前提で見ておくと安心です。
7. 賢く費用を抑える節約術
7-1. 航空券は繁忙期を避けるだけで数万円変わる
夏休み・年末年始を外すだけで、家族4人分の往復航空券が数万円〜十数万円単位で下がることがあります。日程に融通が利くなら、航空会社の直販サイトをこまめにチェックして早めに押さえておくと安く抑えやすくなります。
7-2. 1室利用と朝食持ち込みで固定費を圧縮する
家族1室での宿泊とKmartでの朝食調達を組み合わせるだけで、宿泊費と食費の両方を同時に抑えられます。外食する日と部屋で済ませる日にメリハリをつけるのがコツです。
7-3. 家族分の立て替えはその場で記録する
親族や友人家族と一緒に旅行する場合、レンタカー代やレストランの会計を誰かが立て替える場面は多く、「誰がいくら払ったか」は旅の後半になるほど曖昧になりがちです。TabiRecoの割り勘・精算機能ならレシート単位で立て替えを記録し、帰国後にいくら返せばいいかを自動で計算できます。
8. よくある疑問
Q. Guam-CNMI ETAを取ればビザは不要?
45日以内の観光・商用目的であれば、有効なGuam-CNMI ETAの承認を得ていればビザは不要です。ただし過去の渡航歴などによっては承認されない場合があり、その際は正規のビザ申請が必要になります。出発の余裕を持って早めに申請しておくのが安心です。なお、この免除プログラムはグアム・北マリアナ諸島への渡航に限られ、アメリカ本土やハワイへの渡航には使えません。
Q. グアムの買い物は本当に「消費税なし」?
厳密には、日本の消費税にあたる税目がないだけで、事業者向けのGRT(税率5%)が価格に組み込まれています。レジで別枠の税額が上乗せされにくいという意味では「計算しやすい」と言えますが、価格自体がゼロ税率というわけではない点は覚えておくとよいでしょう。
Q. 結局、ハワイとグアムどっちがいい?
フライト時間の短さと総額の抑えやすさを優先するならグアム、滞在できる観光地の多さやビーチ・自然の規模を優先するならハワイ、というのが大まかな目安です。子供が小さく移動負担を減らしたい家族旅行ならグアム、長期休暇でじっくり回りたいならハワイ、というように旅行のスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
9. まとめ:家族4人3泊4日なら1人あたり13万円前後が目安
- 家族4人・3泊4日なら、総額目安は1人あたり8万円台〜23万円台。航空券とホテルのグレードで大きく変わる
- 成田からの直行便は約3.5時間とハワイの半分程度で、繁忙期以外は往復6万円台からのチケットも見つかる
- 入国手続きは無料の「Guam-CNMI ETA」でよく、ハワイ必須のESTA申請料(約6,400円)がかからない
- ホテルは「1室あたり」料金が基本。子供が添い寝できるなら家族1室でコストを抑えやすい
- グアムの表示価格にはGRT(税率5%)が組み込まれ、レジでの上乗せは基本的にない一方、店舗によって扱いが分かれることもある
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