年末年始の韓国旅行2026-27|元日に休む博物館・開く宮殿と大晦日の終電延長の前例
韓国の年末年始の祝日は1月1日だけで、12月31日は平日です。2027年元日(金)に休館する国立博物館と開いている宮殿、2025年末の普信閣の除夜の鐘の交通規制と地下鉄の終電延長、2027年のソルラル(2月7日)を公式資料から整理します。
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韓国の年末年始は「元日だけが休み」
日本の正月の感覚で韓国へ行くと、休みの短さに驚きます。韓国の祝日のうち、年末年始にかかるのは1月1日の신정(シンジョン/新正月)の1日だけです。12月31日は祝日ではなく、平日として扱われます。家族が集まって休む大きな正月は、旧暦で祝う설날(ソルラル/旧正月)のほうです。
韓国天文研究院の暦資料では、2026年12月25日(金)がクリスマスの祝日、2027年1月1日は金曜日です。2027年は1月1日から3日までが土日とつながる3連休になります。12月31日(木)は暦に祝日として載っていません。
2026年末の行事や交通の対策は、10月22日の時点でまだ発表されていません。発表が出たら更新します。
2026年末〜2027年始のカレンダー
旅程を組む前に、曜日と祝日の位置を押さえておきます。12月28日(月)は国立古宮博物館の月1回の休館日と宮殿の月曜定休が重なるので、博物館や宮殿を回る日はほかの日に寄せると予定が崩れません。
| 日付 | 祝日 | 旅行者に関わる点 |
|---|---|---|
| 12月25日(金) | クリスマス(祝日) | 土日と合わせて3連休になる |
| 12月28日(月) | 平日 | 昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮の定休日。国立古宮博物館も毎月最終月曜の休館日にあたる |
| 12月29日(火) | 平日 | 景福宮・宗廟の定休日 |
| 12月31日(木) | 平日 | 2025年の例では、夜に普信閣(ポシンガク)周辺で除夜の鐘の行事と交通規制があった |
| 1月1日(金) | 元日(シンジョン) | 確認した国立の博物館3館が休館。宮殿は定休日に当たらない |
| 1月2日(土)・3日(日) | 週末 | 元日と合わせて3連休 |
宮殿や博物館の休みは、各公式サイトの2026年10月22日時点の利用案内をもとにしています。年末に案内が変わる場合があるので、訪問の前日に公式サイトで確認してください。
元日はどこが開いている?
元日の休みは、施設を運営する機関ごとに決まっています。今回確認した国立の博物館3館は休館で、宮殿と宗廟は開いている扱いです。
休館する国立博物館
- 国立中央博物館は、休館日を1月1日、ソルラル当日、秋夕当日としています。公式サイトにはまだ2026年の日付が載っており、2027年の休館日は掲載されていません。
- 国立民俗博物館は、毎年1月1日とソルラル当日、秋夕当日を休館日としています。11月〜2月の開館時間は9時〜17時です。
- 国立古宮博物館は、1月1日と毎月最終月曜日が休館日です。12月28日(月)がその月の最終月曜日にあたります。
開いている宮殿と宗廟
景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮・宗廟を管理する宮陵遺跡本部の案内には、元日を休みにする記載がありません。定休日は月曜日(昌徳宮・徳寿宮・昌慶宮)と火曜日(景福宮・宗廟)で、定休日が祝日と重なる場合は開け、次の平日に休むと定めています。2027年1月1日は金曜日なので、定休日とは重なりません。
冬の観覧時間は施設ごとに違います。景福宮は11月〜2月が9時〜17時(入場は16時まで)、昌徳宮は11月〜1月が9時〜17時30分です。徳寿宮と昌慶宮は通年で21時まで開いています。宗廟は月・木・金曜が入場時刻の決まった時間制観覧で、土日と祝日、文化の日の水曜は一般観覧日になります。元日の昼に景福宮を歩き、日が暮れてから21時まで開く徳寿宮へ回る、といった組み方ができます。景福宮の料金や回る順番は景福宮の観光ガイドにまとめています。
百貨店や飲食店の営業
百貨店や大型マートの元日の営業は、今回確認した公式ページに記載がありませんでした。行きたい店がある場合は、12月に入ってから各店の公式サイトやアプリのお知らせで確かめてください。祝日に何が閉まるかの全体像は韓国の祝日と旅行への影響で解説しています。
大晦日の夜、普信閣の除夜の鐘と帰りの足
ソウルで年越しを過ごす人が多く集まるのが、鍾路の普信閣で行われる除夜の鐘の行事です。2026年から2027年にかけての計画はまだ発表されていないため、2025年末にソウル市が発表した内容を目安として載せます。
- 行事の時間は、2025年12月31日の夜から2026年1月1日0時20分まででした。ソウル市の行事ページは開始を22時50分、メディアハブの記事は23時としています。鐘は33回つきます。
- 道路の規制は、12月31日18時から1月1日7時まで、普信閣を囲む鍾路・清渓川路・郵征局路の区間で車両の通行を止めるものでした。周辺を通る路線バスは同じ時間帯に迂回しています。
- 地下鉄は、1〜9号線と牛耳新設線、新林線の終電をふだんの翌1時から翌2時ごろまで延ばし、104本を増発しました。
- 鍾閣駅には、23時から翌1時まで電車が停まりませんでした。代わりに市庁駅、鍾路3街駅、乙支路入口駅、光化門駅を使うよう案内されています。
2024年末の発表でも、地下鉄の2時ごろまでの延長、104本の増発、鍾閣駅の23時〜翌1時の無停車は同じ内容でした。とはいえ、延長の範囲や時刻は毎年の発表で決まります。2024年・2025年の発表はどちらも12月下旬だったので、出発前にソウル市の発表を確認してください。発表後にこの記事も更新します。
ソウル市が2025年に示した主な駅の終電は、1時41分〜1時56分ごろでした。行事が0時20分に終わってから駅に着くまでの混雑を考えると、宿が遠い人ほど余裕はありません。普信閣から歩いて帰れる鍾路や光化門の近く、または乗り換えのない路線沿いに宿を取っておくと、帰りが楽になります。宿のエリアの選び方は韓国のホテルの選び方で比べられます。地下鉄の乗り方はソウルの地下鉄ガイドで確認できます。
行事が0時20分まで続くうえ、12月の夜の屋外で過ごす時間が長くなるので、帽子や手袋、足元の防寒は12月のソウルの服装と気温を参考に厚めにしてください。
2027年のソルラルは2月7日
冬休みを1月下旬や2月に取る人は、韓国の大型連休のソルラルと重ならないか見ておきます。韓国天文研究院の2027年の暦資料では、ソルラルの連休が2月6日(土)〜8日(月)で、2月9日(火)が振替休日です。当日は2月7日(日)で、国立民俗博物館も2027年のソルラル当日の休館日を2月7日としています。
国立民俗博物館は2027年2月7日を、国立中央博物館は2026年のソルラル当日を休館日にしています。祝日が1日だけの元日に対して、ソルラルは2027年なら土曜から火曜までの4連休です。
年末年始の混雑と旅費の目安
JTBが2025年12月に出した年末年始の旅行動向の見通しでは、2025年12月20日から2026年1月5日に海外旅行をする人を100万人と推計し、旅行先は韓国が19.5%で最も多い結果でした。ただ、旅行先の設問の回答者は154人で、対象期間も前年までの12月23日〜1月3日から変わっています。韓国の割合が前年より6.7ポイント下がったという比較も目安として見てください。
仁川空港の冬の繁忙期の旅客予測と混雑対策は、10月22日の時点で2026年分の発表を確認できていません。出発の時間帯ごとの空港での動き方は仁川空港のガイドに、早朝の便を使う場合の注意は仁川空港の早朝便の乗り方にまとめています。空港の発表が出たら、この記事にも反映します。
費用は、年末年始をまたぐかどうかで大きく変わります。旅行全体の予算の立て方はソウル旅行の予算ガイド、航空券を取る時期の考え方は韓国行きの格安航空券の取り方で確認できます。友人や家族と行く年越し旅行では、宿代やタクシー代の立て替えが重なります。誰がいくら払ったかの決め方はグループ旅行のお金の分け方を出発前に共有しておくと、帰国後の精算で迷いません。
冬の韓国全体の楽しみ方や、クリスマスや1月後半との違いは冬の韓国旅行ガイドで比べられます。
よくある疑問
12月31日に休む店や施設はありますか?
12月31日は韓国の祝日ではないため、この記事で確認した国立博物館や宮殿の休館日には入っていません。夜は普信閣周辺で交通規制があり、2025年は鍾閣駅に電車が停まらない時間がありました。
元日に観光できる場所はありますか?
宮殿と宗廟は、2027年1月1日(金)が定休日に当たらないため開いていると読めます。国立中央博物館、国立民俗博物館、国立古宮博物館は元日が休館日です。年末に臨時の変更が出ることもあるので、前日に公式サイトを確認してください。
2026年の除夜の鐘の日程はいつ分かりますか?
2025年は12月30日に、2024年は12月26日に、ソウル市が交通対策を含む内容を公表しました。過去2年はいずれも12月下旬です。旅程は発表を待たずに組み、時刻だけ後から合わせると準備が止まりません。






