韓国旅行は学生でも5万円で4泊5日いける?極限予算のリアル内訳と削れない出費【2026年版】
結論:学生の「4泊5日・5万円」韓国旅行はギリギリ可能
「韓国旅行に行きたいけど、学生だと5万円くらいが限界……4泊5日なんて無理だよね?」——サークルの友達や後輩からよく聞かれる相談です。
結論から言うと、条件を絞れば4泊5日・5万円は達成できます。ただし「ギリギリ」という言葉どおり、削れない出費と削っていい出費をはっきり分けないと、3日目あたりで財布が空になります。この記事では、実際にどこにいくら使うと5万円に収まるのか、項目ごとの内訳と、削るとつらい落とし穴を具体的に書いていきます。
先に断っておくと、この予算は「ショッピングはほぼゼロ」が前提です。オリーブヤングで爆買いしたい人向けの記事ではありません。移動と宿と食事を切り詰めて、韓国の空気を吸いに行くための予算だと思ってください。
内訳を先に見る:4泊5日5万円のリアルな配分
まず全体像です。2026年8月時点のレート(100ウォン≒11.2円)で換算しています。
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 航空券(往復) | 15,000〜20,000円 | LCC・3〜4ヶ月前予約が前提 |
| 宿泊(4泊) | 8,000〜10,000円 | ドミトリー1泊2,000〜2,500円 |
| 食費(5日分) | 6,000〜9,000円 | 1日1,200〜1,800円 |
| 交通費 | 3,500〜5,000円 | 空港アクセス込み |
| 観光・入場料 | 500〜1,500円 | 無料スポット中心 |
| 保険・予備費 | 3,000〜5,000円 | ここは削らない |
| 合計 | 約36,000〜50,500円 |
運が良ければ36,000円台、普通に予約すれば5万円のライン、という感覚です。通常の2泊3日・3泊4日の相場感と比べると、宿泊日数が増えている分だけ「1泊あたりの単価を極限まで下げる」戦略が前提になっている点が違います。
航空券は3〜4ヶ月前のLCCセールが生命線
この予算でいちばん振れ幅が大きいのが航空券です。LCCの買い方ガイドでも触れているとおり、出発3〜4ヶ月前が最安値の基本ラインで、ジェットスターやピーチ航空のタイムセールに当たれば往復15,000円台に収まることもあります。
学生ならではの強みは日程の自由度です。ゴールデンウィークやお盆を避け、1月中旬〜2月上旬や6月上旬の平日に飛べば、航空券だけで1〜2万円変わってきます。逆にここを妥協して繁忙期に3〜5万円の航空券を買ってしまうと、その時点で予算オーバーが確定します。「行きたい日」より先に「安い日」を決めて、そこに授業やバイトの予定を合わせるくらいの割り切りが必要です。
預け荷物はほぼ確実にオーバーする金額なので、機内持ち込みだけで完結させる前提で服の枚数を絞りましょう。
宿はドミトリー一択、エリアは新村・弘大が現実的
4泊分の宿泊費を10,000円以内に収めるなら、個室ホテルは選択肢に入りません。狙うのは6〜8人部屋のドミトリー(多人数ベッド)で、相場は1泊2,000〜2,500円前後です。
エリアは新村(신촌)・弘大(홍대)周辺が現実的です。延世大学・梨花女子大学・弘益大学が集まる学生街で、ゲストハウスの数自体が多くレートも安定しています。明洞よりバス・地下鉄の便が悪くなる代わりに、コンビニや大学街の食堂が近く、次の章で説明する食費の節約にも直結します。
1つだけ譲れない条件があります。ロッカー付きの宿を選ぶこと。ドミトリーは相部屋なので、パスポートや現金をリュックに入れっぱなしにするのは危険です。安さだけで選ぶと、ここで痛い目を見た人を何人か知っています。
友人3〜4人での卒業旅行なら、ツインルームを人数で割ったほうが安くつく宿もあります。誰がいくら払うかは立て替え・割り勘のもめないやり方を先に決めておくと、旅行中に気まずくなりません。
食費は「コンビニ+大学街食堂」で1日1,500円に抑える
食費が一番我慢を強いられる項目です。1日1,200〜1,800円に抑えるには、朝と昼をコンビニ、夜だけ座って食べる、というメリハリが必須になります。
コンビニでは1+1・2+1のセール品を活用するとかなり浮きます。同じ商品を2つ持っていくと1つ無料になる仕組みなので、キンパやおにぎり、ドリンクをこれで確保すれば1食300〜500円程度です。対象商品はPOPが目印で、GS25・CUどちらも品ぞろえが豊富です。
夜は大学街の食堂を狙います。新村・弘大周辺は学生向けの백반(定食)や김밥천국のようなチェーンが多く、1品5,000〜8,000ウォン(約560〜900円)で満足できるボリュームが出てきます。サムギョプサルや高級カフェは1回だけ「ここぞ」という日に予算を寄せて、残りの日は割り切るのが現実的です。
正直に書くと、これは我慢が要る食事内容です。「韓国グルメを心ゆくまで楽しみたい」なら、この記事の予算感では足りません。食を優先するなら宿泊日数を減らすか、次の旅行のためにもう少し貯めてから行くほうが満足度は高いと思います。
観光は無料スポットを軸に組む
入場料がかかる観光施設を毎日回ると、あっという間に数千円単位で削れていきます。5万円旅行では「無料で歩ける場所」を主軸に、有料スポットは1〜2箇所だけ選びます。
- 国立中央博物館(국립중앙박물관)の常設展示は無料。企画展のみ有料です
- 清渓川(청계천)沿いの遊歩道は無料で、夜はライトアップも楽しめます
- 漢江公園(한강공원)はコンビニで買った軽食を持ち込んでピクニック感覚で過ごせる定番スポットです。詳しくは漢江公園の完全ガイドも参考にしてください
- 新村・弘大・梨大の大学キャンパス周辺の街歩き自体が観光になります。若者向けの雑貨店やプチプラファッションの店を冷やかすだけでも十分楽しめます
有料スポットを1つ入れるなら景福宮がおすすめです。大人3,000ウォン(2026年8月時点で約340円)とワンコインで収まり、光化門の守門将交代式は無料で見学できます。韓服レンタルは入場料が無料になる代わりにレンタル料が15,000〜20,000ウォンとこの予算では割高になるので、今回は見送るのが賢明です。
削ってはいけない出費:保険と予備費
ここまで削減の話ばかりでしたが、1つだけ絶対に削らないでほしい項目があります。海外旅行保険です。
韓国は医療水準が高い一方、日本の健康保険は一切使えません。安全対策ガイドでも触れているとおり、骨折や入院になれば数十万円単位の請求もあり得ます。単独型の基本プランなら3泊4日で1,500〜3,000円程度なので、5万円の予算のうち3,000〜5,000円は保険と急な出費のための予備費として最初から確保しておきましょう。ここを削って浮いた1,500円は、旅の満足度にはほとんど影響しません。
クレジットカードに海外旅行保険が自動付帯している場合もありますが、「利用付帯」のカードだとその券面で航空券やツアー代を支払っていないと有効にならないことがあるので、出発前に必ず条件を確認してください。
予算を守れるかどうかは「記録」で決まる
ここまでの内訳はあくまで計画段階の話です。実際に旅行が始まると、「あと何ウォン残っているか」がわからないまま使ってしまい、最終日に現金が足りなくなる——これが5万円旅行でいちばんありがちな失敗です。ウォンは桁数が多いので、10,000ウォンが約1,120円だとすぐに変換できず、感覚がずれたまま使いすぎてしまうんですよね(ウォン円換算のコツも参考にしてみてください)。
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コンビニでも食堂でも、支払うたびにレシートを1枚撮っておけば「今日ここまでで何円使ったか」がその場でわかります。5万円の予算に対して残りいくらかが見える状態にしておくだけで、3日目の「気づいたら予算オーバー」を防げます。友人と割り勘で立て替えた分もまとめて記録できるので、卒業旅行のグループ旅行にも向いています。
まとめ:5万円旅行を成立させるチェックリスト
4泊5日・5万円の韓国旅行は、削るところと削らないところをはっきり分ければ現実的なラインです。最後にチェックリストとしてまとめます。
- 航空券は3〜4ヶ月前からLCCセールを狙う。繁忙期は避ける
- 宿は新村・弘大のドミトリー、ロッカー付きを条件にする
- 食事はコンビニの1+1・2+1+大学街の食堂でメリハリをつける
- 観光は無料スポットを軸に、有料は1〜2箇所だけ厳選する
- 海外旅行保険と予備費だけは削らない
- その場でレシートを記録して、残り予算を見える化する
ショッピングを楽しむ余裕はほぼありませんが、「とりあえず韓国の空気を吸いに行ってみる」には十分な予算です。物足りなくなったら、次はもう少し予算を積んでリベンジすればいい話。まずは行ってみることに価値がある旅だと思います。
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