韓国の自動化ゲート(自動出入国審査)を日本人が使う方法|17歳以上、初回は仁川・済州で登録
日本人も2025年12月から韓国の入国で自動ゲートを使えます。対象は17歳以上でビザなしで入国する人で、初回は仁川・済州空港の入国審査場で指紋と顔を登録。出国のときは登録不要で使える理由、2回目の利用、帰国時の日本の顔認証ゲートまで、韓国法務部と出入国在留管理庁の公式情報で整理します。
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日本人も韓国の自動ゲートで入国できる?
できます。韓国法務部は2025年12月1日から、入国のときに自動ゲート(自動出入国審査台)を使える国を4つから18の国・地域に広げ、その中に日本が入りました。2026年3月16日にはEU・シェンゲン協定国とカナダが加わり、今は42の国・地域が対象です。
法務部の2026年10月1日の報道資料では、対象は42か国・地域の国民のうち、17歳以上でビザなしで入国する人です。ただし最初の1回は、空港の入国審査場で登録してから自動ゲートを通ります。この記事は、2026年10月25日に韓国法務部、駐大阪韓国総領事館、日本の出入国在留管理庁の公式ページで確かめた内容です。
| 場面 | 登録 | 条件・場所 |
|---|---|---|
| 韓国に入国するとき | 入国審査場での登録が必要(1回目) | 17歳以上、ビザなしで入国。登録できるのは仁川空港と済州空港 |
| 韓国から出国するとき | 前もっての登録は不要 | 17歳以上の短期滞在の外国人で、入国のときに指紋と顔の情報を出した人 |
| 日本に帰国するとき | 不要(顔認証ゲートのある日本の空港) | ICパスポート、身長135cm以上、1人で機械を操作できる人 |
入国審査場での登録の流れ
法務部の資料では、入国審査場での登録は2025年11月3日に仁川空港で始まり、今は仁川空港と済州空港で受け付けています。手順は次の5段階です。
- パスポートを機械で読み取る
- 指紋を登録する
- 顔を登録する
- 登録が終わる
- そのまま自動ゲートで入国する
仁川空港の登録の場所は、法務部の2025年12月の資料では、第1ターミナルの入国審査場の西側と東側、第2ターミナルの入国審査場の東側と西側です。登録窓口の受付時間は、公式の資料では確かめられませんでした。日本語の旅行記事には時間を書いたものもありますが、記事によって数字が違います。着いたら入国審査場の案内表示に従って、登録の列に並びます。
仁川空港の公式サイトにも「自動出入国審査の登録センター」の案内がありますが、そこにあるのは出国する人が出国審査場で登録する窓口です。入国のときの登録とは場所が違うので、混ぜないようにします。仁川空港の到着から市内までの流れは仁川空港のガイドにまとめています。
2回目からは金浦や金海でも使えている
一度登録すると、次に韓国へ来たときも自動ゲートを使えます。法務部の2026年10月の資料では、2025年11月3日から2026年8月31日までに、登録を済ませてから仁川空港でまた韓国に入国した日本人の81.4%が自動ゲートを使いました。
仁川以外の空港でも、登録した外国人がもう一度入国したときの自動ゲートの利用率が出ていて、金浦空港と済州空港は71.5%、金海空港は65.5%です。これは国籍を分けない数字で、2回目以降にどの空港で使えるかを決めた規則としては書かれていません。2回目に金浦や金海から入るときも、自動ゲートの表示があれば並んでみる、という使い方になります。空港から市内への移動は金浦空港からソウル市内へ、金海空港から釜山市内へで扱っています。
登録がいつまで有効か、パスポートを新しくしたら登録し直すのかは、旅行者向けの公式の案内で確かめられませんでした。パスポートを更新したあとは、自動ゲートで通れなかったら係員のいる列に並び直す、と考えておくと慌てません。
有人審査の待ち時間と日本人の利用実績
法務部の2025年12月の資料では、2024年の係員による入国審査の平均の待ち時間は24分6秒から35分38秒で、いちばん混む時期には最大92分でした。自動ゲートは、この待ち時間を減らすために広げられています。自動ゲートを使うと何分短くなるかは、資料に書かれていません。
日本人の利用はすでに多く、2025年11月3日から2026年8月31日までに登録した日本人は723,093人、同じ期間に入国した日本人3,370,585人のうち1,004,345人(29.8%)が自動ゲートを使いました。
出国のときは登録しなくていい
出国の自動ゲートは、もっと前から使えます。法務部の案内では、2019年7月から、入国のときに取った指紋と顔の情報を使って、短期滞在の外国人が出国のときに自動ゲートを使えるようにしました。駐大阪韓国総領事館も、17歳以上の短期訪問の外国人観光客は、事前登録なしで自動ゲートから出国できると案内しています。使える場所として、仁川・金浦・金海・済州・大邱の各空港と、釜山港の国際旅客ターミナルを挙げています。
「17歳以上の外国人は登録しなくていい」という書き方を見かけることがありますが、法務部の案内でこれに当たるのは、韓国に住んで外国人登録をしている人と居所申告をした人です。旅行者が入国で自動ゲートを使うには、上の登録が要ります。
2025年6月の1か月間、条件を満たす日韓の短期旅行者向けに「韓日専用審査台」という優先レーンが置かれたことがあります。係員のいる審査台を使う、期間を区切った取り組みで、自動ゲートの登録とは関係ありません。
入国カードとK-ETAとの関係
自動ゲートは入国審査の方法の話で、自動ゲートを使っても入国カード(e-Arrival Card)は別に出します。K-ETAの公式の告知(2025年12月23日)では、今の免除の対象国(日本を含む)の一時免除が2026年12月31日(韓国時間)まで延長されています。2027年以降の扱いと入国カードの出し方は韓国の入国カードとK-ETAのガイドで確かめてください。年末年始に休む施設と祝日は韓国の年末年始ガイドにあります。
日本に帰るときの顔認証ゲート
帰りの日本の空港に顔認証ゲートがあれば、日本人は前もって登録せずに使えます(出入国在留管理庁の案内)。条件はICパスポートを持っていること、1人で機械を操作できること、身長135cm以上であることです。顔認証ゲートでは、パスポートに帰国のスタンプが押されません。スタンプが欲しい人は、帰国のときは税関の検査の前に職員に申し出ます。
帰りの便が朝早いときの空港での過ごし方は仁川空港の早朝便のガイドにまとめています。






