北投温泉|地熱谷と北投温泉博物館の時間・休館日、千禧湯は休館中で再開日未発表【2026年11月】

地熱谷は火曜〜日曜9〜17時の無料見学で、地獄谷とも呼ばれる青磺の湯の池。卵を煮られない理由も。北投温泉博物館は10〜18時・入館無料で、1913年の大浴池と2階の畳の広間を見られます。千禧湯は休館中で、再開日は公園處の発表待ち。台北駅から新北投駅まで35元・約29分。

2026年11月1日 更新12分で読めます

北投で今できること、できないこと

台北市北投区の温泉街は、MRTの新北投駅(R22A)から歩ける範囲にまとまっています。2026年11月1日時点で、公園の露天浴池「千禧湯(北投公園溫泉浴池)」は休館中で、再開日はまだ発表されていません。いま行けるのは、地熱谷公園と北投温泉博物館の見学です。どちらも入浴はできず、入場は無料です。

ホテルや貸切湯の料金は施設ごとに違うので、この記事では書いていません。予約画面の条件を、入る日に確かめてください。MRTの乗り方は台北MRTの乗り方と悠遊カードにまとめています。

場所いまの扱い時間料金
地熱谷公園見学のみ。月曜休み9:00〜17:00(5月15日〜9月14日は18:00まで)無料
北投温泉博物館見学のみ。入浴なし。月曜休み10:00〜18:00(最終入館17:45)無料
千禧湯2025年1月24日から休館再開後に公式発表再開後に公式発表

円は1台湾ドル≒4.83円で換算した目安です(ExchangeRate-API、2026年11月1日)。

今日のレート 1NT$ = 4.84円台湾ドル⇄円のレート計算と早見表 →

地熱谷は「地獄谷」とも呼ばれる湯の池

地熱谷公園は、北投区中山路と温泉路のあいだの窪地、中山路30号之10にあります。台北自来水事業處(北水處)のFAQでは、新北投駅から新北投公園の左側を歩いて約15分です。入場料は無料です。

北水處の2022年の市府稿は、地熱谷を「地獄谷」とも呼ばれる場所と書き、大屯山の火山群で湯の温度がいちばん高い天然の湧き出し口としています。北投区公所の紹介でも、昔の呼び名に「地獄谷」が挙がっています。

湯は「青磺(せいこう)」と呼ばれる酸性の温泉です。正式な泉質の名前は資料ごとに書き方が違い、北水處は硫酸塩塩化物泉、公園處は塩化物硫酸塩泉としています。温度も出典で分かれます。

  • 北投区公所:湧き出し口で98℃、ほかの部分は約60〜70℃
  • 北投温泉博物館の学習手帳:地熱谷から湧く青磺は約98℃
  • 北水處(2022年):池の湯は約65〜80℃

どの数字でも、手を入れてよい温度ではありません。

地熱谷で卵を煮られないのはなぜ?

昔は池で卵を煮る人がいましたが、今はできません。北水處のFAQによると、湯の汚れとやけどの事故が続いたため、1993年から水源として管理しています。温泉法の露頭区にも指定され、その範囲では開発ができません。湯にはヒ素や鉛などの重金属が含まれるので、飲んだり卵を煮たりするのにも向かないと書いています。

2022年の改装の稿には、入口に手を洗う湯(手湯)を設けたとあります。いま使えるかどうかは公式のページでは見つからなかったため、現地の掲示に従ってください。

開園は火曜から日曜の9時から17時です。毎年5月15日から9月14日は18時まで延長します。月曜、農暦の除夕、大年初一は清掃のため閉園です。月曜が行政機関の休日なら開園します。工事などで止まる日は、現地の掲示に従ってください。

温泉博物館は、1913年の公共浴場を見る場所

北投温泉博物館(北投溫泉博物館)は中山路2号、電話02-2893-9981です。台北市文化局のFAQでは、新北投駅から中山路を歩いて約5分です。建物は1913年の北投公共浴場で、いまは市定古蹟の博物館です。交通部観光署の案内は「現在は博物館で、入浴サービスはない」と書いています。

観光署と文化局の案内、館の学習手帳によると、見どころは次の3つです。

  • 入口は2階。靴を履き替える玄関と、湯上がりに涼んだ畳の大広間がある
  • 1階の大浴池。アーチの列柱に囲まれたローマ風の浴場で、主に男性客が使っていた
  • 学習手帳によると、大浴池は長さ9m・幅6mで、深さは40cmから130cmまで深くなる。ステンドグラスの光が浴池に映る

同じ学習手帳は、館内の北投石の標本を全体で約800kgと書いています。今の入館で靴を脱ぐかどうか、人数の制限、撮影の決まりは、公式のページでは見つかりませんでした。入口の案内に従ってください。

温泉博物館の休館日と、年末年始

開館は火曜から日曜の10時から18時、最終入館は17時45分です。台北市文化局の館所案内は入館を無料としています。休みは月曜と国定の例假日で、例假日が土曜か日曜に重なるときは開きます。交通部観光署の案内では、政府が休む日と館が告示する日も休みです。

2027年1月1日は金曜で、この決まりに当てはめると休館の日になります。館からの個別の告知はまだ見つけていないので、年末年始に行く人は館の公式サイトかFacebookで確かめてください。

千禧湯はいつ再開する?

千禧湯は北投公園の露天浴池で、湯は地熱谷から引いています。できた年は資料で分かれ、2025年1月10日の市府稿は民国89年(2000年)に建設、公園處の2016年の稿は民国88年(1999年)12月に開放と書いています。2025年1月10日の稿は、2025年1月24日から休館し、工期は約1年、完成見込みは民国115年2月(2026年2月)としていました。

その後、2025年10月24日の市府稿は、2025年10月28日に着工する予定で、2026年9月末に終える見込みとしています。入口のホールを広げ、階段をゆるい坂に替え、男女の動線を分ける改修です。公園路燈工程管理處のFAQは、2026年9月30日更新で「工事は115年10月31日完成見込み、再開日は官網の発表に従う」と書いています。

11月1日に開き直したFAQは、まだ再開日・時間・料金を出していません。同じFAQには、再開前の場次(5時30分〜22時の枠)と全票60元(約290円)、老人優待30元が残っています。再開後の時間と料金は、公式発表後にこの記事を更新します。いまの場次を現行営業として使わないでください。

新北投駅までは、北投駅で乗り換える

最寄りは淡水信義線の新北投駅(R22A)です。台北捷運の駅案内では、住所は大業路700号です。淡水信義線の北投駅(R22)で新北投支線に乗り換えます。支線の片道は約3〜4分です。

出口は2つです。出口1は大業路と光明路の交差点、北投公園の近くです。案内所、水飲み場、トイレは出口1の近くです。出口2は七星街の近くです。公園と博物館へは出口1を使います。

駅のロッカーは駅構内に大12・小34あります。残数は日によって変わるので、駅の設備案内で確かめてください。自転車の持ち込みはできます。

淡水信義線の運行時間は6時から24時です。新北投支線の間隔は、平日の朝夕(6時30分〜9時、17時〜19時30分)が7〜8分、日中が10分、6時〜6時30分と23時以降が12〜15分です。土日祝の6時〜23時は10〜12分、23時以降は12〜15分です。最終は新北投駅0時2分、北投駅0時12分です。乗る日の「各站首末班車時間」で確かめてください。

台北捷運の運賃表(新北投駅発、所要は乗り換えの徒歩を含み待ち時間は含まない)では、主な駅は次のとおりです。

降りる駅全票所要
北投20元(約97円)約6分
劍潭25元約20分
台北車站35元(約169円)約29分
西門35元約33分
台北101/世貿45元約44分

着く前の入国カードは台湾の入国カードTWACの書き方に、桃園空港から来る場合の市内への行き方は桃園空港から台北市内への行き方にまとめています。タクシーで行くなら、台湾のタクシーの領収書のもらい方も見ておきます。

月曜にも開いている北投図書館、近くの凱達格蘭文化館

北投公園の中には、台北市立図書館の北投分館(光明路251号)があります。北投区公所は「台湾で最初のグリーン建築の図書館」と紹介しています。台北市立図書館のFAQでは、総館と分館は同じ時間で、火曜から土曜が8時30分〜21時、日曜と月曜が9時〜17時です。政府が告示する休日と、毎月第1木曜の整理日は休みで、2026年11〜12月の休館日は11月5日、11月28日、12月3日、12月25日です。月曜でも祝日でなければ開いているので、地熱谷と博物館が休みの日の行き先になります。

凱達格蘭文化館(中山路3之1号)は台北市原住民族事務委員会の館で、原住民族と平埔族群の文物を収めています。公式サイトでは火曜から日曜の9時〜17時、月曜休館で、入場は無料です。

半日なら、博物館と地熱谷で足りる

火曜から日曜に半日取るなら、新北投駅の出口1を出て、博物館(徒歩約5分)と地熱谷(駅から徒歩約15分)を回ります。午後遅くに着く日は、17時に閉まる地熱谷を先に見て、博物館には最終入館の17時45分までに入ります。月曜は、祝日で地熱谷が開く日を除いてどちらも休みなので、北投図書館に寄る程度になります。千禧湯の門の前まで行っても、休館中は入れません。

台北駅で荷物を預ける予定なら、台北駅の荷物預かりの場所と時間を先に見ておきます。旅全体の交通費は台湾旅行の費用の目安で確かめられます。