鷺梁津(ノリャンジン)水産市場の使い方【2026年冬】1階で買って2階で食べる流れ、営業時間と鷺梁津駅からの行き方
鷺梁津水産市場は売り場が年中無休で、一般の売り場は1時30分〜22時。1号線の鷺梁津駅から地下通路で約150mです。1階で魚を選んで2階の食堂で食べる流れ、食堂の代金は座る前に聞くこと、重さと原産地の見方、競りの値段の目安を、水協・韓国観光公社・Korail・ソウル市の公式で確かめました。
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鷺梁津水産市場は、1階で買って2階で食べる市場
鷺梁津(ノリャンジン)水産市場は、ソウル市銅雀区(トンジャック)にある水産物の卸売市場です。運営は水協(水産業協同組合中央会)の系列会社で、水協の紹介ページは、首都圏で流通する水産物の45%以上を扱う市場だとしています。
旅行で行く人がすることは、1階の売り場で魚や貝、カニを選んで買い、さばいてもらい、2階の食堂へ持ち込んで食べる、という流れです。韓国観光公社の英語版の案内には、2階に刺身を食べる食堂、乾物の売り場、競りの見学スペースがあり、3階は屋外のデッキ、5階は屋上の公園と書かれています。
いまの建物は2016年に開いた新しい市場です。ソウル市のソウル記録院によると、古い市場の建物は2020年に取り壊されました。古い情報で「新市場と旧市場のどちらに行くか」と書かれていることがありますが、いまは市場は1つだけです。
売り場は年中無休で、一般の売り場は1時30分から
水協の紹介ページにある売り場の時間は次のとおりです。韓国観光公社の英語版の案内も同じ時間を載せています。
| 売り場 | 時間 |
|---|---|
| 高級(活魚など) | 0時〜24時 |
| 一般 | 1時30分〜22時 |
| 冷凍 | 3時30分〜22時 |
| 貝類 | 1時〜22時 |
売り場は「年中無休」とされています。一方で、競りが休みになる日として、日曜、1月1日、旧正月の連休3日、秋夕(チュソク)の連休3日、夏の1日が挙がっています。これは競りの休みで、売り場の店が開いているかとは別です。旧正月や秋夕の連休に1階の店や2階の食堂がどれだけ開くか、2階の食堂の営業時間は、水協にも観光公社にも書かれていません。連休に行く日は、閉まっている店がある前提で予定を組んでください。
一般の売り場は22時に閉まるので、夕食どきに行くならそれまでに買い終えてください。
深夜の競りは見学できる
水協の紹介ページでは、競りは貝類が1時から、高級な鮮魚と一般の品が1時30分から、高級な活魚と冷凍が3時から始まります。韓国観光公社の韓国語の案内は、3時からの活魚の競りを見どころに挙げていて、市場では1日に250〜300トンが取引されるとしています。
2階に競りの見学スペースがあるので、早朝便の前に深夜から動く人はのぞいてみてください。競りが休みになるのは、上に書いた日曜や連休です。深夜に地下鉄で動けるかはソウルの地下鉄の終電で確かめてください。
行き方は鷺梁津駅から。1号線は地下通路で約150m
最寄りは地下鉄の鷺梁津駅で、1号線と9号線が通っています。
- 1号線:韓国鉄道公社(Korail)の2020年9月9日の報道資料によると、9月10日から駅と市場を結ぶ地下の連絡通路が開き、エレベーターとエスカレーターで約150m歩けば着くようになりました。それまでは歩道橋と階段を通って450m以上歩いていました。ソウル市の広報サイト(2023年の市民記者の記事)は、1号線の9番出口から150mと書いています
- 9号線:同じ記事によると、7番出口から真っすぐ70mです
地下鉄の乗り方と交通カードはソウルの地下鉄とバスの乗り方にまとめています。
住所はソウル市銅雀区ノドゥル路674、代表電話は02-2254-8000です。車で行く場合、観光公社の案内では駐車場は1,160台で、4時〜8時と、入って10分以内に出る車は無料です。
買ってから食べるまでの流れ
- 1階で魚を選ぶ:水槽の活魚や氷の上の貝・カニを見て回り、何人で食べるかを伝えて、量と値段を店で聞きます
- 重さと値段を確かめる:はかりに載せたら、表示を自分の目で見ます。容器ごと量っていないかもここで確かめます
- さばいてもらう:刺身にしてもらうかなど、どう食べたいかを伝えます
- 2階の食堂で食べる:ソウル市の広報サイト(2021年の市民記者の記事)によると、さばいた魚は店が食堂へ上げてくれます。食堂はおかずを出して、たれ(酢コチュジャン)の代金を取る仕組みです
食堂でかかる代金の額は、水協にも観光公社にも書かれていません。食堂に入る前に「1人いくらか」を聞いてから座ってください。アラを鍋にしてもらえるかと、その料金も、食堂で聞いて決めます。
値段の目安と、店頭の値段の見方
韓国観光公社の案内には、小売の値段は競りの値段より10〜20%高いと書かれています。店頭の値段は日によって変わり、市場や公的機関が小売の相場を出しているページは今回見つかりませんでした。
参考として、世界日報(2026年6月10日の報道)は、水協鷺梁津水産の5月4週目の競りの平均値(1kgあたり)を伝えています。キングクラブ70,200ウォン(約8,270円)、ズワイガニ37,300ウォン(約4,394円)、天然のヒラメ8,100ウォン(約954円)、養殖のヒラメ20,000ウォン(約2,356円)です(ヒラメは天然のほうが安く、報道の数字のまま)。これは卸の値段で、店頭ではこれより高くなります。季節でも変わり、海洋水産部は2025年12月の「今月の水産物」にズワイガニ類とタラを選んでいます(仁川市の水産資源研究所の転載)。行く日の値段は店で聞いてください。円は欧州中央銀行の2026年10月30日の参考レートから出した目安(1ウォン=約0.1178円)です。ウォンの金額をその場で円にするなら韓国ウォンの円換算が使えます。
今日のレート 1,000₩ = 117.8円韓国ウォン⇄円のレート計算と早見表 →
重さと原産地は自分で見る
ソウル市の広報サイト(2020年の市民記者の記事)には、場内に客引きを控えるよう呼びかける文言と、買うときに重さを確かめるよう促す横断幕が掛かっていると書かれています。2021年4月には、ソウル市と区、国立水産物品質管理院が、鷺梁津水産市場などで輸入水産物の原産地表示を合同で点検すると発表しました。
- はかりの表示を見て、容器や水ごと量っていないか確かめる
- 原産地の表示(国産か輸入か)を見てから買う
- 値段は「1kgいくら」か「1匹いくら」かを先に確かめる
- さばいたあとに渡される量が、選んだものと合っているか見る
カードが使えるかは、水協にも観光公社にも書かれていません。現金のウォンも用意して行くと、カードが通らない店でも払えます。韓国でのカードの使い方は韓国旅行で使うカードの選び方にあります。先の2023年の記事には、市場でオンヌリ商品券(伝統市場で使える商品券)が使えるとも書かれています。
行く前のチェック
- 何人で食べるか、何をどう食べたいか
- 現金のウォン(カードが使えない店に備えて)
- 食堂でかかる代金は、座る前に聞く
- 連休(旧正月・秋夕)は、開いていない店がある前提で
- 帰りの地下鉄の時間(夜遅くまで飲むなら終電)
市場のほかに韓国で食べたい料理は韓国旅行で食べたいものに、食堂でのチップの考え方は韓国のチップにまとめています。夜遅くまで市場にいる日は、ソウルの地下鉄の終電も見ておいてください。






