韓国旅行に現金はいくら必要?【2026年冬】2泊3日で2万〜5万ウォンの決め方、現金が要る交通カードのチャージと市場
韓国旅行の現金は、カードで払えない予定だけを足して決めます。前払い式の交通カードのチャージは今も現金だけ、市場や路地の店は現金だけのこともあります。2泊3日・3泊4日の計算例、現金のないバスとタクシーのカード払い、持ち込みの申告の基準をソウル市・韓国観光公社・税関の案内でまとめました。
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目次
2泊3日の現金は2万〜5万ウォン、予定から積み上げる
韓国では、ほとんどの店でクレジットカードが使えます。韓国観光公社の英語の案内は、韓国の店の多くでVisa・Mastercard・JCB・アメリカン・エキスプレス・銀聯のカードが使えると書いています。現金(현금/ヒョングム)が要るのは、交通カードのチャージと、伝統市場や屋台のように現金だけの店に寄るときです。
そのため、持っていく額は「旅行の総予算」ではなく、「現金でしか払えない予定の合計」で決めます。この記事の例で計算すると、2泊3日で地下鉄を1日4回使い、市場や屋台で1日1万ウォン使う人なら、5万ウォン(約5,826円)ほどです。屋台に寄らない人は、交通カードのチャージ分だけの2万ウォン(約2,330円)で足ります。円は欧州中央銀行の参考レート(2026年11月6日、1ウォン=0.11652円)で計算した目安です。
今日のレート 1,000₩ = 116.5円韓国ウォン⇄円のレート計算と早見表 →
総予算の組み方はソウル旅行の予算の立て方にまとめています。この記事では、その中で現金を当てる部分だけを扱います。
現金が要るのはどんな場面?
ソウル市と韓国観光公社の案内から、現金が要る場面と、カードで済む場面を並べました。
| 場面 | 現金は要る? | 公式の案内 |
|---|---|---|
| 交通カード(T-moneyなど)のチャージ | 要る | 駅の券売機でクレジットカードでチャージできるのは1回用・定期券・気候同行カードの短期券だけ。前払い式のカードのチャージは現金だけ |
| 地下鉄の1回用の交通カード | なくてもよい | 2026年3月17日から、地下鉄1〜8号線の新しい券売機で海外発行のVisa・Mastercardなどが使える。運賃に保証金500ウォンを足して払う |
| 伝統市場・路地の店 | 要ることがある | 現金だけの店があるので、少しの現金を持つよう案内している |
| 市内バス | カードがあれば要らない | 現金で払えない「現金のないバス」の路線がある |
| タクシー | カードで払える | カード決済機のある車で、客が求めたのにカード払いを断ると運転手が過料の対象になる |
| 一般の店・コンビニ・飲食店 | 多くはカードで済む | 多くの店でカードが使え、購入額の上限もないと案内している |
現金がいちばん確実に要るのは交通カードのチャージです。市場と屋台は店によります。明洞の屋台については、中区が2024年2月に、区内の屋台にカードの読み取り機を入れると発表しています。それでも市場や屋台のすべての店でカードが使えるとは限りません。それぞれの様子は明洞の屋台の値段と払い方と広蔵市場の歩き方にまとめています。
交通カードのチャージは、まだ現金
ソウル市の交通の案内(2026年9月30日修正)は、駅の機械でクレジットカードでチャージできるのは1回用の交通カード、定期券、気候同行カードの短期券だと書いています。気候同行カードのうち前払い式のカードのチャージは「現金だけ」です。2025年9月の新しい券売機の発表でも、前払い式のカードは今までどおり現金でしかチャージできないとしています。
T-moneyのような前払い式の交通カードを使うなら、チャージ用のウォンの現金が要ります。チャージは千ウォン単位か万ウォン単位です。ソウルの地下鉄は交通カードで大人1,550ウォン(約181円、10kmまで)なので、1日4回乗る3日間なら18,600ウォンになります。乗換やバスの回数でも変わるので、最初に2万ウォン(約2,330円)を入れ、足りなくなったら駅で足します。
現金を使わずに乗る方法も2つあります。
- 1回用の交通カード:新しい券売機なら日本のVisaやMastercardで買えます。運賃に保証金500ウォン(約58円)を足して払い、駅の保証金払い戻し機で500ウォンが戻ります。乗るたびに買う手間はかかります。
- 気候同行カードの短期券:1日券から7日券まであり、同じ券売機で海外のカードで買えます。対象の路線と元が取れる回数は気候同行カードの短期券で確かめられます。
券売機での海外カードの手数料や、日本のカードのタッチで改札を通れるかは韓国の地下鉄・バスとクレジットカードに書いています。
バスとタクシーは、カードを用意すれば現金なしで乗れる
「現金のないバス」はカードがないと後払い
ソウル市は、現金で運賃を受け取らない「現金のないバス」の路線番号を公開しています(2026年1月時点の一覧)。2024年2月のソウル市の説明では、交通カードを持たずに乗った人はまず乗せ、運賃を口座振込かモバイルのT-moneyで払うよう案内しています。カードを持たない外国人の乗客には、日本語を含む3つの言語の案内文を渡すとしていました。
同じ説明によると、2023年12月の時点でソウルの市内バス全体の現金の利用は0.38%で、市は現金のないバスを少しずつ広げる計画です。旅行者は韓国の口座を持たないことが多いので、バスに乗る日は交通カードに残高を入れておきます。
タクシーはカード払いを断れない
ソウル市の交通の案内(2026年3月修正)は、タクシー発展法にもとづき、カード決済機のある車で客が求めたのにカード払いに応じないことを禁じています。違反した運転手は1回目で過料20万ウォンと警告です。2012年の告知で、ソウル市はその年の7月からすべてのタクシーに決済機の設置を義務づけました。
日本で発行したカードがどの車でも必ず通るとは、公式には書かれていません。タクシーを現金でも払えるようにしておきたいなら、乗る区間の運賃の分を下の計算の合計に別に足します。
2泊3日・3泊4日の現金の額を計算する
額は「現金でしか払えない予定」を足して決めます。下の表は、地下鉄を1日4回使い、市場や屋台で1日1万ウォン使うと置いた例です。この2つの数字は計算のための仮置きで、平均の値ではありません。自分の予定に合わせて入れ替えてください。
| 項目 | 2泊3日 | 3泊4日 |
|---|---|---|
| 交通カードのチャージ(地下鉄1,550ウォン×1日4回) | 18,600ウォン → 20,000ウォン | 24,800ウォン → 30,000ウォン |
| 市場・屋台(1日1万ウォンと置く) | 30,000ウォン | 40,000ウォン |
| 合計 | 50,000ウォン(約5,826円) | 70,000ウォン(約8,156円) |
交通カードのチャージは千ウォンか万ウォン単位なので、表では万ウォン単位に切り上げています。空港と市内の行き来を空港鉄道や空港バスにするなら、その運賃も交通カードの残高に足します。屋台や市場に行かない日は、その日の1万ウォンを外します。
紙幣は50,000・10,000・5,000・1,000ウォンの4種類です。屋台や交通カードのチャージで50,000ウォン札を出すとおつりが多くなるので、両替やATMで受け取るときは10,000ウォン札と1,000ウォン札を混ぜておくと使いやすくなります。
買い物で使う額は、現金ではなくカードの枠で考えます。ウォンを円に直す暗算のしかたはウォンの円換算の計算方法、その日のレートでの金額は韓国ウォンの為替レートで確かめられます。
現金はどこで用意する?
用意する場所は3つあります。日本で両替する、韓国の空港や市内の両替所で替える、韓国のATMで日本のカードから引き出す、です。手数料の比べ方はウォンの両替の比較、ATMの探し方と画面の選び方は韓国のATMでウォンを引き出す方法にまとめています。
上の例のように5万〜7万ウォンで足りるなら、多めに両替して余らせるより、少なめに用意して足りなければATMで足すほうが、帰国時に余るウォンが減ります。
申告がいる金額(韓国1万米ドル、日本100万円)
旅行の現金でここまで持つことはまずありませんが、基準は次のとおりです。
- 韓国:関税庁の旅行者の手荷物の案内は、1万米ドルを超える支払手段を申告の対象としています。
- 日本:税関は、100万円相当を超える現金(外国の通貨を含む)や小切手などを持って出入国するとき申告がいるとしています。
余った現金と、空港の還付金
帰りの空港で、交通カードの残高と現金の両方が余っていることがあります。WOWPASSや交通カードの残高の払い戻しはWOWPASSのチャージと払い戻しで、残高ごとに条件を確かめられます。
免税の還付金も現金で受け取れることがあります。韓国観光公社の還付の案内では、仁川空港の第1ターミナルの有人の還付窓口はウォン・米ドル・人民元・円、無人の還付機はウォン・Alipay・WeChat Payで受け取れます。出国の日に現金がまた手元に増えることになるので、出国前に使い切るつもりで両替しすぎないようにします。還付の手順は韓国のタックスリファンドにまとめています。
よくある疑問
現金を持たずに韓国旅行はできる?
できなくはありません。1回用の交通カードか気候同行カードの短期券を海外のカードで買い、店とタクシーはカードで払えば、現金なしでも動けます。ただ、前払い式の交通カードのチャージと、現金だけの市場の店には現金が要ります。1万〜2万ウォンだけでも持っておくと、困る場面を減らせます。
1万円だけ両替すればいい?
2026年11月6日のレートで1万円は約8万6千ウォンです。両替所やATMでは手数料の分だけ受け取る額が減りますが、上の3泊4日の例(7万ウォン)なら足ります。市場で食べ歩くことが多い人や、家族の分のチャージもまとめて払う人は、表の項目を自分の数字に置き換えて足りるか確かめてください。
クレジットカードは何枚持っていけばいい?
カードの選び方と、ブランドを分けて持つ理由は韓国旅行のクレジットカードにまとめています。






