12月のハノイの天気と服装|最高22℃・最低15℃前後、下旬の寒さと上着の準備

12月のハノイはベトナム気象水文局の平年値で最高22.1℃・最低15.4℃、雨の日は月7日。国家観光局は12月の終わりから10度以下の寒い日があるとしています。2026年冬の季節予報、ダナンとの違い、服と持ち物の表まで。

8分で読めます

12月のハノイは最高22℃・最低15℃前後

世界気象機関(WMO)の世界天気情報サービスには、ベトナム気象水文局が出しているハノイの平年値(1991〜2020年)が載っています。12月は日最高気温22.1℃、日最低気温15.4℃です。昼は長袖1枚で歩けて、朝晩は上着がほしくなる気温です。

同じ期間の気象庁の平年値で、東京の12月は日最高12.0℃・日最低3.8℃。出典は違いますが、並べるとハノイのほうが昼で約10℃、朝晩で約12℃高くなります。

平均気温は WMO の表では空欄で、気象庁の「世界の天候」にもハノイの数値は出ていません(2026年11月6日確認)。この記事では、平均気温を書かずに最高と最低で話を進めます。

月を追うと、下旬から1月にかけて冷えていく

WMO の平年値で、日最高気温は11月の26.3℃から12月に22.1℃、1月に20.0℃まで下がります。日最低気温は11月が19.2℃、12月が15.4℃、1月が14.6℃。12月は、秋の名残から冬に入っていく途中の月です。

ベトナム国家観光局の日本語の案内は、ハノイの12月を「涼しく霧深くなり」と書き、12月の終わりから3月までは10度以下の寒い日が続くとして、コートやジャケット、マフラーを持っていくよう勧めています。英語版の同じページは、12月下旬から3月の最低気温を10度ほどとしています。

平年値の最低14.6〜15.4℃と観光局の「10度以下」には開きがあります。平年値は30年分をならした値なので、寒気が入った日はそれより下がります。下旬に行くなら、観光局の書く寒い日に当たっても困らない上着を選びます。

雨は少ない月、空は曇りがち

WMO の平年値で、12月の降水量は24mm、雨の日は月7日。東京の12月(気象庁の平年値で57.9mm)より雨は少ない月です。11月も48mm・7日と少なく、1月は28mm・11日、2月は19mm・12日と、量は少ないまま雨の日だけが増えていきます。

国家観光局は12月から3月を「涼しい~寒い、霧深い、曇り」とまとめています。傘を毎日広げる月ではありません。雨の日(0.1mm以上の日)は月7日の平年値なので、折りたたみ傘を1本入れておけば足ります。

2026年12月はどうなりそう? 国の季節予報

ベトナム国家水文気象予報センターは、2026年11月から2027年4月を対象にした季節予報を出しています。11月から2027年1月はエルニーニョがとても強い状態のまま続く確率が96%で、寒気の勢いは平年より弱い見込みとしています。

北部の厳しい寒さの日(rét đậm・rét hại)は平年より遅く始まり、日数も少ない見込みです。それでも、強く冷え込む短い寒波が来る可能性はあると書いています。12月と1月の平均気温は、多くの地域で平年より0.5〜1.5℃高い見込みです(北部だけの数値は出ていません)。

予報は出た時点の見通しで、旅行日の天気を約束するものではありません。センターは次の季節予報を11月15日に出す予定です。出発の前には、直前の天気予報で寒波の有無を確かめます。

持っていく服の組み立て

  • 昼の服は、長袖のシャツかカットソーに長ズボン。晴れて22℃前後になる日は、これで歩けます。
  • 重ね着用に、薄手のニットかフリースを1枚。朝晩の15℃前後では、シャツの上にこれを足します。
  • 上着は、軽いダウンか中綿のジャケット、または裏地のあるコート。国家観光局がコートかジャケットを勧めている下旬は、毎日持ち歩きます。
  • マフラーを1本。観光局の案内にもあり、寒気の入った日の首元に使います。
  • 雨具は折りたたみ傘を1本。雨の日は月7日の平年値です。
  • 足元は、歩きやすいスニーカーと靴下を日数分。サンダルだけで行く時期ではありません。

ダナンと同じ荷物では寒い

同じ WMO の平年値で、ダナンの12月は日最高25.3℃・日最低20.5℃・雨の日21日。ハノイは昼が約3℃、朝晩が約5℃低く、雨の日はダナンの3分の1ほどです。ダナンでは羽織り1枚と雨具が中心でしたが、ハノイは上着とマフラーが中心になります。

両方を回る旅程なら、ハノイで使う上着をダナンでは脱いで持ち歩けるよう、たためる軽いダウンにしておくと荷物が増えません。ダナンの服装は12月のダナンの天気と服装に書いています。

日本から着ていく上着は、現地でも使う

東京の12月の日最低気温は3.8℃(気象庁の平年値)。日本の空港まで着ていく上着は、ハノイの朝晩と寒波の日にもそのまま役に立ちます。昼は22℃前後まで上がるので、厚手のコートより、脱いでたためる軽いダウンと重ね着の組み合わせにしておくと、現地で荷物になりません。

持ち物チェック表

持ち物使う場面判断の目安
長袖のシャツ・カットソー昼の街歩き日最高22℃前後
薄手のニット・フリース朝晩、曇りの日日最低15℃前後
軽いダウン・中綿のジャケット夜、寒気の入った日下旬は毎日持ち歩く
マフラー寒気の入った日の首元1本
折りたたみ傘雨の日月7日の平年値
スニーカーと靴下街歩き全般サンダルだけにしない

よくある疑問

12月のハノイは寒い?

昼は22℃前後で、上着を脱いで歩ける日が多い月です。朝晩は15℃前後まで下がり、国家観光局は12月の終わりから10度以下の寒い日があるとしています。上旬なら重ね着で、下旬なら上着とマフラーまで用意します。

12月のバンコクと比べると?

年末にバンコクと組み合わせる旅程なら、向こうの気温と雨は12月のバンコクの天気と服装にまとめています。ハノイ用の上着はバンコクではほぼ使わず、冷房用には薄手の羽織りが1枚あれば足ります。

現地での支払いは?

カードで払うときの手数料と、外貨で払うか円で払うかの選び方は海外で払うときの手数料にまとめました。店やレストランのレシートに載る税やサービス料の読み方は海外レシートの見方で書いています。