ソウルのチムジルバンの使い方|24時間の2施設の料金、夜の決まり、ドラゴンヒルスパは運営終了

ソウルのチムジルバンの料金と使い方。江辺スパランド(昼15,000ウォン・夜17,000ウォン)とベニュージーアクア24の料金と時間、4歳以上は異性の浴室に入れない、夜は青少年の出入りを制限、寝具は置けないといった韓国の決まり、ドラゴンヒルスパの運営終了を、ソウル観光財団と法令で確かめてまとめました。

2026年10月28日 更新8分で読めます

チムジルバンは、大きな風呂と温かい休憩室がひとつになった施設

チムジルバン(찜질방/チムジルバン)は、韓国の大きな浴場に、床や部屋を温めた休憩の場所が付いた施設です。韓国の公衆衛生管理法の施行規則は、汗を出す部屋(発汗室)のある浴場を、浴場の事業者が守る決まりの中で扱っています。ソウル観光財団(Visit Seoul)の記事は、チムジルバンはふつう24時間開いているので、旅行者などが泊まる場所として使うこともあると書いています。

ただし、宿泊施設ではありません。公衆衛生管理法の施行規則は、浴場の事業者が守る基準として「宿泊に使う寝具などを置いてはならない」と定めています。置けるのは、一時的に眠ったり休んだりするための大きなタオルや枕などです。冬の夜を一晩過ごすことはできても、寝具はなく、ホテルと同じようには休めません。

この記事は2026年10月28日に、ソウル観光財団の施設ページと記事、韓国の国家法令情報センターの施行規則(2026年7月14日改正の別表4)で確かめた内容です。この記事で扱う館内の決まりは、2020年8月28日の改正のときから変わっていません。円は2026年10月27日の欧州中央銀行の参考レート(1,000ウォン=約119円)で換算した目安です。

今日のレート 1,000₩ = 117.8円韓国ウォン⇄円のレート計算と早見表 →

料金の目安|公式の施設ページで値段が分かる2か所

ソウル観光財団の施設ページで、24時間営業と料金まで確かめられたのは次の2か所です。どちらも明洞や東大門からは離れていて、地下鉄で向かいます。

施設場所時間料金(大人/子ども)
江辺スパランド(Riverside Spa Land)広津区。2号線江辺駅4番出口から400m24時間、年中無休サウナ(昼)13,000ウォン(約1,550円)/9,000ウォン、チムジルバン(昼)15,000ウォン(約1,780円)/11,000ウォン、チムジルバン(夜)17,000ウォン(約2,020円)/13,000ウォン。子どもは7歳以下
ベニュージーアクア24江西区。9号線加陽駅8番出口から769m24時間(毎月第3水曜は休み、その前日は23時まで)昼12,000ウォン(約1,430円)/7,000ウォン、夜(20時〜6時)14,000ウォン(約1,660円)/9,000ウォン。チムジル服の貸し出し2,000ウォン。子どもの年齢はページに記載なし

江辺スパランドのページは2026年10月28日、ベニュージーアクア24のページは2026年9月4日の更新です。江辺スパランドのページには、何時からが夜の料金かは書かれていません。どちらも行く前に、施設に料金と時間を確かめてください。

ベニュージーアクア24は、夜の料金の行が「サウナ夜間」と書かれ、チムジル服は2,000ウォンで別に借ります。昼の料金でチムジル服が要るかは、ページに書かれていません。

東大門のスパレックスと、閉まったドラゴンヒルスパ

ソウル観光財団の2023年1月の記事(2025年12月に修正)は、スパレックス グッドモーニングシティ店を中区奨忠壇路247の地下3階、24時間営業と紹介しています。料金はこの記事に書かれていません。記事の中には、過去の情報を含むので行く前に最新の情報を確かめるようにと書かれています。料金はほかの日本語のページで書き方がそろっていないので、ここでは載せません。

龍山駅の近くにあったドラゴンヒルスパは、ソウル観光財団の日本語の記事(2026年6月19日更新)で「運営終了」と表示されています。古いガイドや口コミには、営業していたころの情報が残っていることがあります。ドラゴンヒルスパを目指して龍山へ行かないようにしてください。

中に入ってから守る決まり

施行規則の別表4は、浴場の事業者が守ることを決めています。旅行者にかかわるのは次の点です。

  • 浴室と脱衣所には、満4歳(48か月)以上の男女を一緒に入れてはいけません。4歳以上の子どもは、異性の親と一緒に風呂に入れません。家族で行くなら、子どもと同じ性別の大人が付き添えるかを先に決めておきます。
  • 男女が一緒に使う発汗室(温めた休憩の部屋)は、発汗服を着て入ります。施設が貸す館内着は、洗ったものを出すよう決められています。
  • 発汗室の中と外には、満5歳未満の子ども、酒を飲んで2時間以内の人などに向けた入浴の注意を貼るよう決められています。
  • 酒などで普通に使えないと見られる人は、入れてはいけないとされています。

夜に使うとき、何が制限される?

発汗室のある浴場で24時間営業のところは、22時から5時までのうち、市や道が決める時間には、韓国の青少年保護法でいう青少年を入れないよう定められています。親か後見人が一緒にいるか、その出入りの同意書があるときなどは別です。青少年保護法の青少年は19歳未満の人で、19歳になる年の1月1日を迎えた人は含みません。2026年中に使うなら2007年以前、2027年に使うなら2008年以前に生まれた人は青少年にあたりません。青少年にあたる家族と夜に使うなら、保護者が一緒に入ります。

寝具は置けないので、大きなタオルと枕で休むことになります。ソウルの12月は冷え込むので、外へ出るときの服は12月のソウルの服装で確かめてください。深夜に空港へ着いて朝まで待つ場所を探しているなら、仁川空港に深夜に着いたときに、入国後に空港の中で朝を待てる場所をまとめています。

泊まる代わりに使うかは、ホテル代との差で決めます。たとえば江辺スパランドのチムジルバン(夜)の料金は、大人17,000ウォン(約2,020円)です。ただ、江辺スパランドも夜の料金が何時から何時までかはページに書かれておらず、ベニュージーアクア24の夜の料金は「サウナ夜間」と書かれています。夜を過ごすつもりなら、どちらも受付で、チムジルバンの休憩室に朝まで居られるかを確かめてから払います。宿泊費を含めた予算の立て方はソウル旅行の予算にまとめています。

行く前の確認

  • 行く施設が今も営業しているか(ドラゴンヒルスパは運営終了)。料金と夜の料金が始まる時刻。
  • 館内着の料金が入場料に含まれるか。
  • 4歳以上の子どもと行くなら、同じ性別の大人が付き添えるか。韓国の法律でいう青少年にあたる家族と夜に使うなら、保護者が一緒にいるか。
  • 地下鉄の最寄り駅と出口。行き方はソウルの地下鉄の乗り方とNAVER Mapの使い方で調べられます。