シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へ【2026年】RER Bは€14、タクシーは右岸€56・左岸€65の定額、ロワシーバスは3月に終了
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へは、RER Bの空港チケットが2026年1月から大人€14、タクシーは右岸€56・左岸€65の定額です。ロワシーバスは2026年3月1日で終わり、代わりはバス9517番。タッチ決済で改札を通れないこと、パリ・ヴィジットとナヴィゴの1週間の使い分け、12月の夜のRER Bの運休を、IDFMとフランス政府の公式でまとめました。
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目次
電車ならRER Bで€14、タクシーなら右岸€56・左岸€65の定額
シャルル・ド・ゴール空港(Paris-Charles de Gaulle、CDG)からパリ市内へは、近郊電車のRER Bか、タクシーが主な手段です。RER Bは空港チケット(Ticket Paris Région <> Aéroports)が2026年1月1日からの運賃で大人€14(約2,479円)です。タクシーはパリ市内まで定額で、セーヌ川の北側(右岸)が€56(約9,918円)、南側(左岸)が€65(約11,512円)です。
空港とオペラを結んでいたリムジンバスのロワシーバス(Roissybus)は、2026年3月1日で運行を終えました。終わる前の情報のまま書かれた案内もあるので、ロワシーバスに乗るつもりで予定を立てないでください。
この記事は2026年11月3日に、イル=ド=フランス・モビリテ(IDFM、パリ首都圏の交通の運営主体)とフランス政府の公式情報サイト(service-public.gouv.fr)で確かめた内容です。円は欧州中央銀行の2026年11月2日の参考レート(1ユーロ≒177.1円)で換算した目安です。
今日のレート 1€ = 175.7円ユーロ⇄円のレート計算と早見表 →
| 手段 | 行き先 | 運行 | 大人の運賃 |
|---|---|---|---|
| RER B | パリ市内の各駅 | 4時50分ごろ〜0時ごろ、6〜15分ごと | 空港チケット €14(約2,479円) |
| タクシー | パリ市内 | — | 定額 右岸€56・左岸€65 |
| バス9517番 | サン=ドニ・プレイエル駅 | 5時20分〜0時30分 | バス・トラムの切符 €2.05(約363円) |
| 夜行バスN140 | パリ東駅 | 深夜 | — |
空港チケットは2時間、バスには使えない
IDFMの案内では、RER Bは空港の3つのターミナルすべてとパリ市内を結び、4時50分ごろから0時ごろまで6〜15分ごとに走っています。空港から市内の駅までの乗車時間は、IDFMの公式で確かめられませんでした。
空港チケットは大人€14、子どもなどの割引運賃は€7(約1,240円)です。最初に改札を通ってから2時間使え、その間にRERとメトロ(地下鉄)を乗り継げます。ただし、いったん改札の外に出てからの乗り継ぎや、同じ路線での往復はできません。バス、トラム、夜行バスのノクティリアン(Noctilien)にも使えないので、市内の駅で降りたあとにバスへ乗るなら、別に切符が要ります。
買い方は、ICカードのナヴィゴ・イージー(Navigo Easy)に入れるか、IDFMのアプリでスマートフォンに入れる形です。
クレジットカードのタッチで改札を通れる?
シャルル・ド・ゴール空港のRER Bでは、まだ通れません。フランス政府の公式情報サイトによると、空港関係のタッチ決済は、オルリー空港の地下鉄14号線の出口で2026年6月30日から始めると発表され、RERなどほかの鉄道は2030年をめどに広げる計画です。シャルル・ド・ゴール空港のRER Bでカードをかざして乗れるという案内はありません。空港チケットを買ってから改札へ向かってください。
ヨーロッパでのカードの使い方はヨーロッパ旅行の支払い、カードで払ったときの手数料は海外でクレジットカードを使うときの手数料にまとめています。
数日滞在するなら、パリ・ヴィジットかナヴィゴの1週間
IDFMの2026年の運賃では、1日乗り放題のナヴィゴ・ジュール(Navigo Jour)は空港が対象外です。空港まで乗れる乗り放題は次の2つです。
- パリ・ヴィジット(Paris Visite):ゾーン1〜5で空港を含み、RER Bでシャルル・ド・ゴール空港まで乗れます。大人1日€30.60(約5,419円)、2日€45.40(約8,040円)、3日€63.80(約11,299円)、5日€78(約13,814円)。
- ナヴィゴの1週間(Navigo Semaine):€32.40(約5,738円)で、空港も対象です。ただし使えるのは月曜から日曜までの決まった1週間で、着いた日から7日間ではありません。水曜に着くと、使えるのはその週の日曜までです。
空港の往復だけで€28になるので、運賃だけで比べると、月曜から日曜の間にパリにいて市内でもメトロに何度も乗るなら、ナヴィゴの1週間のほうが安くなります。ナヴィゴの1週間を入れるICカードの用意と費用は、IDFMの案内で前もって確かめてください。
12月11日までと12月14〜18日は、夜のRER Bが止まる日がある
RER Bの運行情報ブログ(ma ligne B)によると、2026年12月11日までの平日と一部の週末は、22時45分以降にシャトレ=レ・アル駅と空港の間で運休し、代わりのバス(B2・B3・B4)が走ります。運休する日はブログのカレンダーで発表されています。代わりのバスでも、バスの切符ではなく空港チケットが要ります。
12月14日から18日も、22時45分以降はオルネー=ス=ボワ駅と空港の第2ターミナル駅の間が運休し、代わりのバスB4が走ります。夜遅い便で着くなら、その日の運休を前もって見ておくか、タクシーを考えておくと慌てずに済みます。
タクシーは定額。予約料と5人目からの追加だけ
フランス政府の公式情報サイトによると、パリのタクシーで空港とパリ市内を直接結ぶときは、2026年も定額です。シャルル・ド・ゴール空港からは右岸€56、左岸€65で、空港へ向かうときも同じ額です。
足されるのは、呼んですぐ乗るときの予約料€4(約708円)か前もって予約するときの€7と、5人目から1人€5.50(約974円)だけです。荷物の追加料金は、この案内には挙がっていません。2人なら1人€28(右岸)、3人なら約€19で、RER Bの€14との差は小さくなります。
右岸か左岸かは、泊まるホテルがセーヌ川のどちら側にあるかで決まります。乗る前に住所を見せて「forfait(定額)」で行けるかを確かめておくと安心です。
ロワシーバスの代わりにバス9517番
IDFMは、道路の渋滞で時間が読めないことと、利用が2023年より4割近く減ったことを理由に、2026年3月1日でロワシーバスを終えました。代わりの手段として、RER Bと、ターミナルから歩いて数分のロワシーポール(RoissyPôle)とサン=ドニ・プレイエル駅を30分で結ぶバス9517番を案内しています。
9517番は毎日5時20分から0時30分まで、平日のラッシュ時は15分ごと、それ以外は30分ごと、週末は日中20分ごと・夜30分ごとです。運賃はバス・トラムの切符€2.05で、サン=ドニ・プレイエル駅から市内へ向かう電車の運賃は別にかかります。
RER Bが止まった深夜は、パリ東駅と空港を結ぶ夜行バスN140があります。時刻と運賃は、乗る前にトランジリアンの案内で見ておきます。
大晦日と年末年始の運行
2026年の12月24日・31日と2027年1月1日の運行は、11月3日の時点でIDFMから発表されていませんでした。2025年の大晦日は、12月31日17時から1月1日12時まで公共交通が無料になり、RER Bは夜通し走りましたが、空港の区間は無料の対象外でした。2026年も同じとは限らないので、発表が出たらこの記事を更新します。
パリのクリスマスのイルミネーションとマーケットはパリのクリスマス2026、冬の服装は12月のヨーロッパの服装にまとめています。
着く前に決めておくこと
- 泊まるのはセーヌ川の右岸か左岸か。タクシーの定額が€56か€65かが決まる。
- 着くのが22時45分より後か。12月11日までと12月14〜18日は、RER Bの運休の日を見ておく。
- パリに何日いて、何曜日に着くか。パリ・ヴィジットかナヴィゴの1週間かを決める。
- 人数。3人以上ならタクシーとRER Bの差が小さい。
入国の手続きはヨーロッパの新しい出入国システムEES、旅の総額の目安はヨーロッパ周遊の費用にまとめています。ほかの空港から市内への行き方は、ヒースロー空港からロンドン市内へとウィーン空港から市内へにまとめています。






