チャンギ空港から市内へ【2026年11月】MRTの終電とタッチ決済の手数料、タクシーS$25〜45と深夜の割増

チャンギ空港からシンガポール市内へは、MRTならタナメラで東西線に乗り換え、都心方面への最終の接続は23時18分発。運賃表はS$1.28〜2.57で、日本のVisa・Mastercardのタッチ決済には1日S$0.60の手数料がかかります。タクシーは約30分・S$25〜45で空港の割増S$6〜8、0時〜6時はメーターの5割増し。36番バス、配車アプリ、送迎カウンター、T4の乗り場の違いを、空港とLTAの公式でまとめました。

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安いのはMRTとバス、終バスのあとはタクシーか配車アプリ

チャンギ空港からシンガポールの市内へは、MRT(地下鉄)、路線バス、タクシー、配車アプリ、空港の送迎カウンターの5つの手段があります。MRTとバスはカードで払うと距離制の運賃でS$1.28〜2.57(約157〜316円)の範囲に入り、タクシーは空港の案内で約30分・S$25〜45(約3,075〜5,535円)です。都心方面へ乗り継げる最後の電車は空港の駅を23時18分に出ます。入国と荷物の受け取りを済ませて間に合わなければ、36番バス(T2の最終は23時58分、土曜は0時04分)、タクシー、配車アプリのどれかです。

この記事は2026年11月2日に、チャンギ空港、シンガポール陸上交通庁(LTA)、公共交通の運賃を扱うSimplyGo、入国管理庁(ICA)の公式ページで確かめた内容です。円は欧州中央銀行の2026年10月30日の参考レート(1シンガポールドル≒123円)で換算した目安です。

今日のレート 1S$ = 123.0円シンガポールドル⇄円のレート計算と早見表 →

MRTはタナメラで乗り換える。T4からは直接乗れない

空港の駅(チャンギ・エアポート駅)はT2とT3に直結しています。空港の案内では、市内へは隣のエキスポ駅を通ってタナメラ駅まで乗り、そこで東西線の本線に乗り換えます。シティホールやラッフルズ・プレイスのある都心へは、トゥアス・リンク方面の電車です。エキスポ駅でダウンタウン線に乗り換える道もあります。

T4に着いたときは、まず無料のシャトルバスでT2へ移ります。空港の案内では、T4とT2の到着ピックアップのドア1の間を6時〜24時は5分ごと、約10分で結びます。0時〜6時はT2・T3・T1・T4を回る便になり、約19分ごとです。T1に着いた場合は、空港内の電車(スカイトレイン)か歩いてT2・T3の駅へ向かいます。空港の案内では、スカイトレインは5時〜翌2時に走ります。2026年10月6日に0時〜5時に止まるという告知も出ていたので、深夜に着くときは空港の案内を確かめてください。

空港発時刻(空港の案内)
始発(月〜土)5時31分
始発(日曜・祝日)5時59分
終電(トゥアス・リンク方面=都心方面へ乗り継ぐ)23時18分(毎日)
終電(パシール・リス方面へ乗り継ぐ)0時06分(毎日)

乗り換えはタナメラの1回です。都心までの乗車時間は、空港・LTA・SimplyGoのどの公式にも載っていませんでした。

運賃はいくら?日本のカードのタッチ決済には手数料がかかる

MRTとバスは乗った距離で運賃が決まります。SimplyGoの大人の運賃表(2025年12月27日改定)では、カードで払うと3.2kmまでがS$1.28(約157円)、いちばん高い40.2kmを超える区間がS$2.57(約316円)です。バスを現金で払うと、同じ距離でS$2.10〜3.20と高くなります。MRTは平日(祝日を除く)の7時45分より前に改札を入ると、50セント安くなります。空港から都心の各駅までの運賃は、運賃表の距離に当てはめるか、駅で確かめてください。

払い方は3つです。

  • 手持ちのカードでタッチ:SimplyGoの案内では、非接触のマークがあるVisa・Mastercard・アメックス・NETSと、Apple Pay・Google Payなどで改札を通れます。海外で発行されたVisa・Mastercardには、乗った日ごとにS$0.60(約74円)の手数料がかかります。SimplyGoの案内で手数料の対象に挙がるのはVisa・Mastercardだけですが、空港の案内は海外で発行されたカードに手数料がかかると書いています。JCBは案内に載っていません。カード会社の海外利用の手数料は別にかかります。
  • EZ-Link:交通カードを買い、残高を入れて使います。乗るには残高がS$5以上必要です。駅のチャージ機は、海外で発行されたクレジットカード・デビットカードを受け付けないので、現金で入れることになります。
  • Singapore Tourist Pass:決まった日数、MRTと路線バスに乗り放題になるパスです。1日S$17(約2,091円)、2日S$24(約2,952円)、3日S$29(約3,567円)、4日S$37(約4,551円)、5日S$45(約5,535円)。空港ではT2とT3のMRT駅の券売機(5時〜24時)とT2のMRT駅の窓口(8時〜21時)のほか、3日券はT1〜T4の両替所などで24時間買えます。

1日に何回も乗らないなら、Tourist Passより距離ごとの運賃のほうが安く済みます。2日券のS$24は、運賃表のいちばん高い区間でも1日4〜5回乗ってやっと届く額です。手持ちのVisa・Mastercardで乗るなら、1日S$0.60の手数料も足して比べます。

路線バスは36番がオーチャードまで行く

空港の案内では、T1〜T3の地下のバス乗り場から24・27・34・36・53・110・858番が出ています。T4は乗り場が2つに分かれていて、24・34・36・110番は駐車場4Bの横、27・53・858番は機内食工場(SATS Inflight Catering Centre 1)の近くです。現金で払うときはおつりが出ないので、ちょうどの額を用意します。

マリーナ地区とオーチャードを通るのは36番です。SimplyGoの路線表では、T2の地下からT4を回って、サンテック、エスプラネード、ドビー・ゴート、オーチャード駅の近くへ走ります。T2の始発は6時、最終は平日と日曜・祝日が23時58分、土曜が0時04分で、23時台からは36Aとして走ります。T2からの距離はサンテックまで20.6km、オーチャード駅の近くまで25.4kmで、運賃表に当てはめるとカードでS$2.30〜2.42、現金でS$3.10〜3.20です(公式に載っている額ではなく、距離からの目安です)。

バスはMRTより時間がかかり、道路の混み方で変わります。そのかわり乗り換えがなく、マリーナやオーチャードのホテルの近くで降りられます。

タクシーはS$25〜45。空港の割増に時間帯の割増が重なる

空港の案内では、市内までのタクシーは約30分、S$25〜45です。メーターの運賃に、空港から乗るときの割増が足されます。割増の額は、LTAとタクシー会社ComfortDelGroの運賃表、空港の案内で同じでした。

項目額
空港から乗るときの割増(17時〜23時59分)S$8(約984円)
空港から乗るときの割増(それ以外の時間)S$6(約738円)
深夜割増(0時〜5時59分)メーターの運賃の50%
ピーク時の割増メーターの運賃の25%(平日6時〜9時29分、土日祝10時〜13時59分、毎日17時〜23時59分)
初乗り(LTAの運賃表、普通のタクシー)S$4.40〜5.20(約541〜640円)

LTAの運賃表では、初乗りのあとは10kmまで400mごと、10kmを超えると350mごとに26セントずつ上がります(ComfortDelGroは2026年11月30日まで一時的に27セント)。空港から市内へは10kmを超えます。ComfortDelGroでは、クレジットカードやApple Pay・Google Payで払うと、運賃に10%の手数料とその分のGSTが足されます。

17時〜24時に乗るとS$8の空港の割増にピーク時の25%が、0時〜6時はS$6の空港の割増に深夜の50%が重なります。空港の案内のS$25〜45に、時間帯の割増やカード払いの手数料が入っているかは書かれていません。

配車アプリと送迎カウンター

空港の案内に載っている配車アプリは、Grab・Gojek・Zig・Tada・Ryde・Geolahです。乗る場所はT1〜T4の到着ピックアップと配車アプリの乗り場で、アプリで指定します。料金の目安は公式に載っていないので、呼ぶ前にアプリの画面で確かめてください。

空港の送迎カウンター(Ground Transport Concierge)は24時間開いていて、行き先1か所までの定額で車を手配します。4人乗りがS$70(約8,611円)、6人乗りがS$75(約9,226円)です。カウンターはT1が地下の到着ピックアップ、T2が到着ホール1階のドア6の近く、T3とT4が到着ホール1階の案内カウンターの横です。家族4人で荷物が多いときは、タクシーの上限の額と比べて選べます。

空港の案内に、市内のホテルを回る乗り合いのシャトルバスは載っていませんでした。空港発のシャトルの時刻表にあるのは、タナメラのフェリーターミナル行きと、2026年5月29日で終わったチャンギ・ビジネスパーク行きです。

空港の路線は運転が変わる日がある

LTAは2025年7月の発表で、空港〜タナメラの区間を、これからトムソン・イーストコースト線の設備に切り替える方針を示しました。それに伴う運転の調整は、決まったら知らせるとしています。

2026年3月14日〜17日には、車両基地へつながる線路を切り離す作業のため、タナメラとエキスポの間で東西線が止まり、代わりのバスが走りました。このとき空港〜エキスポの電車は走り続け、都心へはエキスポでダウンタウン線に乗り換えるか、代わりのバスでタナメラへ出る形でした。旅行の日が近づいたら、LTAかSMRT(MRTの運行会社)のお知らせで、空港からの電車がいつもどおり走るかを確かめてください。

着く前に済ませておくこと

入国管理庁(ICA)の案内では、SG Arrival Card(入国カード)は、着く日を含めて3日前から出せます。提出は無料で、ICAのサイトかMyICAアプリから出します。入国審査の自動化ゲートは、初めてシンガポールに来る外国人も、事前の登録なしで使えます。6歳未満の子どもは、手助けが要る人のレーンを使います。

  • 着くのはどのターミナルか。T4ならシャトルでT2へ移ってからMRTに乗る。
  • 空港の駅を23時18分に出る電車に乗れるか。乗れなければ36番バス、タクシー、配車アプリのどれにするか。
  • MRTを手持ちのカードで乗るなら、カードに非接触のマークがあるか。JCBなら現金でEZ-Linkを用意する。
  • 2〜3日でMRTとバスに何回乗るか。少なければ距離ごとの運賃で十分。
  • 4人以上で荷物が多いなら、タクシーと送迎カウンターのどちらにするか。

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