台北・行天宮の参拝方法|線香なしで拝む4か所の順番、お祓い(收驚)は11時20分から、開門は21時まで

台北の行天宮は2014年から大きな香炉と供え物の台をやめ、手を合わせて拝む廟です。公式の順路で拝む4か所、お祓い(收驚)の受付時間と休む日、21時までの開門、MRT行天宮駅からの行き方と地下の占いの店まで。

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行天宮は線香なしで、手を合わせて拝む

台北・中山区の行天宮(ぎょうてんぐう、シンティエンゴン)は、関聖帝君(関羽)など5柱の「恩主公」をまつる廟です。行天宮の公式サイトの日本語ページによると、2014年8月から大きな香炉と供え物の台を置くのをやめました。参拝する人は線香を持たず、手を合わせて心の中で拝みます。交通部観光署の案内でも、行天宮は殺生を戒めて生き物を供えず、功徳箱(賽銭箱)を置かない廟として紹介されています。

線香を買う場所を探したり、火の扱いに気をつけたりする必要はありません。両手を空けて門を入れば、そのまま参拝を始められます。

拝む4か所と順番

公式の日本語ページは、参拝の順路を次の4か所で案内しています。

  1. 前殿に向かい、天公を拝む
  2. 正殿の中央に向かい、五聖恩主を拝む
  3. 正殿の左の間に向かい、関聖太子を拝む
  4. 正殿の右の間に向かい、周恩師を拝む

同じ公式サイトには、ひざまずいて額を床につける「三跪九叩(さんきゅうきゅうこう)」の作法も図で載っています。立って手を合わせ、ひざまずいて3回頭を下げる動きを3回くり返す形で、男性と女性では踏み出す足と手のひらの向きが逆になります。公式の案内の基本は、合掌して心の中で拝む形です。服装は、公式サイトが経典の言葉「飲食衣服休華美」を引いて、華美を避け、身なりを整えて清潔にするよう求めています。写真撮影の決まりは、公式サイトの文字の情報からは読み取れなかったので、現地の掲示に従ってください。

お祓い(收驚)は何時から受けられる?

行天宮では、青い法衣を着た「效勞生(シャオラオション)」と呼ばれる奉仕の人が、驚いたり気持ちが落ち着かなかったりする人のお祓い「收驚(ショウジン)」をしています。公式の日本語ページでは「収驚」「効労生」と書かれています。日ごとの時間表を載せている中国語のページによると、台北本宮の受付の時間は次のとおりです。

日收驚の時間(台北本宮)
ふだんの日11:20〜18:30
祭星日(行事暦で確認)12:20〜18:30
元宵節(旧暦1月15日)12:20〜16:00
春節(除夕〜旧暦1月5日)など終日休み

受付の時間の中でも、14時30分〜15時の約30分は講話(宣講)のため止まります。終日休むのは、春節のほか、祈安大法会の旧暦3月1日〜10日と9月1日〜10日、関聖帝君の聖誕(旧暦6月24日)、清明節、母の日、端午節、中元節、中秋節です。2027年の春節は除夕が2月5日なので、收驚は2月5日〜10日が休みになる計算です。2026年10月23日と24日には、台風の接近で行天宮は開けたまま、收驚だけを休みました。公式サイトは、出かける前に行事暦を見るよう案内しています。公式の日本語ページには「毎日午前11時から」とありますが、時間表のある中国語のページに合わせて、11時20分を目安にしてください。

受け方は、廟の中の拝亭(はいてい)の前で並んで待ち、順番が来たら效勞生に名前を聞かれ、恩主公にお願いして祓ってもらう流れです。落ち着かないときは、また来て受けてよいとされています。料金は公式のページに書かれていません。本人の代わりに家族が服を持って来て受ける形は今は止まっていて、代わりに知人や家族が平安卡(カード)を受けたり、お茶(敬茶)をいただいたりする形が案内されています。

夜は何時まで開いている?年末年始は?

行天宮の公式サイトでは、台北本宮が開いているのは4時〜21時です。台北駐日経済文化代表処のページには4時〜23時とありますが、公式は21時です。夜に寄るなら21時までに着くようにします。

2026年の大みそかから元日、2027年の旧正月に向けた特別な開門や行事は、公式の行事暦を11月4日の時点で読み取れず、確かめられていません。発表後に更新します。2027年の台湾の春節休みの日付は台湾の年末年始と春節の休みに載せています。

MRT行天宮駅から向かう

住所は台北市中山区民権東路二段109号です。台北市政府の資料では、最寄りの行天宮駅はMRT中和新蘆線の駅(駅番号O09)で、となりは松江南京駅です。交通部観光署の案内では、行天宮駅から行天宮までの直線距離は433mです。何番出口が近いかは、台北メトロや観光署の案内では確かめられませんでした。駅の出口の案内表示で行天宮を探してください。台北のMRTの乗り方と交通カードは台北MRTの乗り方と悠遊カードにまとめています。

交通部観光署は、行天宮の周りの地下の商店街に占いの店が多いと紹介しています。台北駐日経済文化代表処も、廟の前の交差点の地下に小さな占いの店がたくさん集まっていると書いています。店ごとの営業時間や料金は、どちらにも載っていません。

台北の街歩きに組み込むなら

萬華の龍山寺の参拝方法も、2020年の報道では参拝者に線香を配るのをやめ、手を合わせて拝む形に変えています。龍山寺には供え物を買う販売所がありますが、行天宮は供え物の台も置いていません。台北で2泊3日の日程を組むなら、台北2泊3日のモデルコースに、各地の開いている時間から組んだ回り方をまとめています。12月に行くなら、気温と服装は12月の台湾の服装を見てください。