KTXの予約方法【2026年】KORAIL+アプリで2か月前から。払い戻し手数料と年末年始の予約開始日

2026年8月にコレイルトークとSRTのアプリがKORAIL+にまとまり、9月からSRTもKTXとして走っています。予約できる場所、10月1日からの2か月前の受付と年末年始の列車の予約日、平均10%の値下げ、金〜日曜は無料期間がない払い戻し手数料、Korail Passを使うかの考え方を、韓国政府・KORAIL・SR・韓国観光公社の情報と韓国の報道で整理しました。

2026年10月25日 更新10分で読めます

2026年秋から、KTXの予約はKORAIL+ひとつになった

韓国の高速鉄道KTXの予約は、2026年の8月から10月にかけて仕組みが大きく変わりました。日本語で検索して上に出てくる記事には、変わる前の説明が多く残っています。

項目以前いま
予約アプリコレイルトーク(KTX)とSRTのアプリが別々KORAIL+(コレイルプラス)にまとまった(8月3日から)
SRT(水西駅発)別の会社が運行し、予約も別KTXとして運行し、KORAIL+で予約(9月1日の列車から)
運賃KTXはSRTより高かったSRTの水準に合わせて平均10%下がった(9月1日から)
予約の受付開始出発の1か月前出発の2か月前(10月1日から)

統合と運賃は、韓国政府の政策ニュース(国土交通部、2026年8月31日)で確かめられます。SRTの予約サイトも、8月3日からSRTのアプリとコレイルトークがKORAIL+ひとつになったと案内していて、SRTのアプリは提供を終える予定です。

この記事の内容は2026年10月25日に確かめたもので、円は1,000ウォン=100円と仮定した目安です。

今日のレート 1,000₩ = 117.8円韓国ウォン⇄円のレート計算と早見表 →

予約はどこでする?アプリとWebサイト

韓国観光公社の英語サイトは、KTXの切符を買える場所として、駅の窓口、KORAILのWebサイト、KORAIL+のアプリ、駅の券売機などを挙げています。

  • アプリ:KORAIL+は韓国鉄道公社が出していて、App Storeの対応言語には日本語、英語、中国語など7つの言語が入っています。説明には、多言語に対応していて外国人も予約しやすいとあります
  • Webサイト:外国人向けの予約は korail.com の日本語・英語などの外国人向けページにまとまっています。以前の letskorail.com を開くと korail.com に転送されます(10月25日に確認)。SRTの予約サイトの「日本語」「English」のリンクも、korail.com の外国人向けページにつながっています

外国人が予約するときに会員登録が要るか、どのクレジットカードで払えるか、乗車券をスマートフォンの画面で見せる形かといった細かな手順は、KORAILの予約サイトの本文をこの記事では確かめられませんでした。予約の途中で求められる情報は画面の案内に従ってください。困ったときの問い合わせ先として、韓国観光公社はKORAILの英語の窓口(+82-1599-7777、8時〜20時)を案内しています。

予約が始まる日と時刻

韓国政府の政策ブリーフィング(国土交通部、2026年10月1日)によると、10月1日からKTXなどの鉄道の乗車券の予約期間が「出発の1か月前」から「出発の2か月前」に広がりました。同じページには、国籍に関係なく航空券を買うときに鉄道の乗車券も一緒に予約できることと、外国語の対応を年末までに7言語から10言語に広げる予定も書かれています。9月20日の発表を伝えた報道では、理由として、外国人の旅行者は航空券を2か月前から買うことが多いのに、鉄道は1か月前からしか買えず、旅程を組みにくかったことが挙げられています。

受付は出発の2か月前の朝7時に始まると報じた記事もあります(大邱の地方紙・毎日新聞、10月11日)。この規則を年末年始に当てはめると、次のようになります。

乗る日予約が始まる日時(韓国時間)
12月24日10月24日 7時(受付中)
12月31日10月31日 7時
1月1日11月1日 7時
1月3日11月3日 7時

表は、報道にある「2か月前の7時」を、2か月前の同じ日と仮定して出したもので、KORAILの予約画面で確かめた日時ではありません。日本時間も同じ7時です(韓国と日本に時差はありません)。

韓国観光公社の英語サイトはいまも「1か月前の7時から」と書いています(2026年8月7日更新)。10月の変更より前の情報です。

旧正月(ソルラル)や秋夕の時期は、特別な予約の日程が決まることがあります。KORAILの旅客運送約款も、名節の期間などは払い戻しや手数料を別に定められるとしています。2027年の旧正月の予約の日程は、この記事の時点で見つかりませんでした。発表後に更新します。韓国の連休の日付は韓国の祝日・連休カレンダーにまとめています。

運賃は9月から平均10%下がった

政府の政策ニュースは、9月1日からKTXの運賃をSRTの水準に合わせて平均10%下げたと説明しています。水西駅発の路線でも、払った額の5%がマイレージとして貯まります。

政策ニュースには区間ごとの金額が載っておらず、この記事ではKORAILのサイトの運賃もじかに確かめられなかったので、ソウル〜釜山の金額は載せていません。区間ごとの運賃は、KORAILの予約画面で駅と日付を選ぶと出ます。9月より前に書かれた記事にあるKTXの運賃は値下げ前の金額です。

KORAILの約款では、大人は13歳以上、子どもは6歳以上13歳未満、幼児は6歳未満です。ソウルと釜山のどちらに泊まるか迷っているなら、釜山とソウルの比べ方で移動時間も含めて比べられます。

曜日で変わる払い戻しの手数料

KORAILの旅客運送約款(2025年4月18日改定)によると、ネットやアプリで買った乗車券は、出発駅を発車する前ならネットとアプリで自分で払い戻せます。手数料は乗る日の曜日で変わります。

払い戻す時点月〜木曜の列車金〜日曜・祝日の列車
出発の2日前まで無料最低違約金(400ウォン、約40円)
出発の1日前まで無料5%
出発の3時間前まで無料10%
3時間前から発車まで5%20%
発車後20分まで15%30%
発車後20分〜60分40%40%
発車後60分〜到着まで70%70%

割合は乗車券の値段に対するものです。到着の時刻を過ぎると払い戻せません(100%)。ネットやアプリで自分で払い戻せるのは出発駅を発車する前までで、発車した後は駅に乗車券を出して手続きします。最低違約金は、約款の末尾の別表で400ウォンと決められています。どの曜日でも、乗れないとわかった時点で早めに払い戻すほど手数料は小さくなります。

金曜日の列車は週末と同じ扱いで、月〜木曜の列車のような無料の期間がありません。金曜の夜に釜山へ向かう予定なら、出発の2日前までに乗るかどうかを決めておくと、手数料を400ウォンだけに抑えられます。

Korail Passは使う?

Korail Passは外国人向けの乗り放題のパスです。韓国観光公社の英語サイトによると、2日・3日・4日・5日の券があり、どれも10日のうちの好きな日に使う形です。特室は通常の特室の運賃の50%を払えば乗れます。同じページには「SRTはKorail Passの対象外」とありますが、これは9月の統合より前の記述で、統合後に水西駅発の列車が対象になったかは確かめられませんでした。

パスの価格は、韓国観光公社のページには載っていませんでした。損得は、パスの価格と、乗る予定の区間の普通の乗車券の合計を予約画面で並べて比べます。ソウルと釜山を往復するだけなら、比べる相手は普通の乗車券2本の合計です。釜山のあとに慶州や全州など何か所も回るときほど、比べる意味が出てきます。

韓国観光公社の2026年1月の記事によると、Korail Passを買った人は、KORAIL PASS+のサイトでパスの番号を入れ、8,000ウォンを足すと交通カードの機能を付けられます。カードは仁川空港や、ソウル駅・龍山駅・釜山駅などの主要な駅にある専用の機械で買えます。

乗る日の段取り