12月のバリ島の天気と服装|平均28℃の雨季、2026年はエルニーニョで雨少なめの予測

12月のバリ島は気象庁の平年値で平均28.0℃、雨は327.4mmと11月の2.5倍の雨季です。2026年はエルニーニョで雨が平年より少ない予測ですが、南部でも月200〜300mm。地区ごとの雨、寺院の服、持ち物の表まで。

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12月のバリ島は平均28℃、雨が一気に増える月

気象庁がまとめているデンパサル(バリ島南部)の平年値(1991〜2020年)で、12月の平均気温は28.0℃です。東京の12月の7.7℃と比べると、20.3℃の差があります。11月(28.2℃)や1月(27.9℃)とほとんど変わらず、気温だけなら1年中夏の服で過ごせる場所です。

変わるのは雨です。12月の降水量は327.4mmで、11月の131.2mmの2.5倍、東京の12月(57.9mm)の5倍を超えます。インドネシア観光省は、乾季を4月〜10月、雨季を11月〜3月としていて、12月は雨季のさなかにあたります。1月はさらに多い350.7mmです。

昼と朝晩の幅は、世界気象機関(WMO)がインドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)から受け取って載せている値で見られます。こちらは1961〜1990年と古い期間の平均ですが、12月は平均最高33.0℃・平均最低23.5℃、雨の日は月22日です。雨の日を何mmから数えたかは書かれておらず、降水量も276mmと気象庁の値より少ないので、目安として見てください。朝晩でも23℃台で、上着が要る冷え込みはありません。

2026年の12月は、雨が平年より少ない見通し

BMKG のバリ気候観測所が出した2026年10月号のブレティンでは、2026年12月のバリの雨量はおおむね100〜300mm、ほとんどの郡で平年より少ない(平年の85%未満)という予測です。北部のブレレン県の大部分と、キンタマーニやバトゥリティなど中部の高地の一部は平年並みとされています。11月はおおむね0〜100mmで、島全体が平年より少ない予測でした。

背景にあるのはエルニーニョです。BMKG は2026年10月上旬の時点で「非常に強い」エルニーニョとし、2027年の初めまで続くと見ています。BMKG 本庁の雨季の予測でも、インドネシアの陸地の6割ほど(529の季節区域)で雨季入りが平年より遅れるとしています。

とはいえ、予測の「少ない」は平年と比べた話で、12月の予測でも南部のクタや南クタ、デンパサールは月201〜300mmです。東京の12月の3倍を超える量で、傘が要らない月ではありません。1月は300〜500mmと雨が多く、平年並みの予測です。観測所の11月号はまだ出ていないので、出たらこの記事に書き足します。

泊まる場所で、雨の量が変わる

同じ12月の予測でも、地区によって雨の量に差があります。ブレティンの予測を、旅行者が泊まることの多い地区で抜き出すと次のとおりです。

地区(郡)2026年12月の予測
クタ・南クタ(バドゥン県)201〜300mm
デンパサール東・西201〜300mm
ムングウィ(バドゥン県)201〜300mm
パヤンガン(ギャニャール県)301〜400mm
バトゥリティ(大部分)・プネベル(タバナン県)401〜500mm

海沿いの南部より、内陸の山に近い地区ほど雨が多い予測です。バトゥリティやプネベルのような山側へ日帰りで出かける日は、南部のホテルを出るときに晴れていても雨具を持っていきます。

雨の時間帯は、ブレティンにングラライ国際空港の11月の統計があり、中くらい以上の雨がいちばん多く降ったのは14時〜15時(現地時間)でした。ただ、ほかの時間帯との差は小さく、夜中にも雨の多い時間があります。12月の値でもないので、「午後の早い時間にやや多い」くらいに受け取り、時間を問わず雨具を持ち歩きます。

服は「暑さ」と「濡れる」で選ぶ

  • 昼の服は、半袖のTシャツと、薄手で乾きやすいズボンやスカート。最高は30℃を超える日が多く、雨のあとは湿気が残ります。綿の厚手より、濡れてもすぐ乾く素材のほうが楽です。
  • 羽織りは、薄手の長袖シャツかカーディガンを1枚。外は暑くても、冷房の効いた店や車、飛行機の中で冷えます。日差しの強い時間に腕を覆うのにも使えます。
  • 雨具は、折りたたみ傘か、たためるレインウェア。スクーターやバイクタクシーに乗る予定があるなら、傘より上着型のほうが使えます。
  • 足元は、濡れても困らないサンダルと、歩きやすい靴を1足ずつ。雨のあとの道は水たまりが残ります。
  • 帽子とサングラスは、晴れ間の日差しに。ただし、ウルワトゥ寺院では猿が眼鏡や帽子を取っていくと観光省が注意を呼びかけています。境内では外してかばんにしまいます。

寺院に入る日の服

バリの寺院では、腰に巻く布(サロン)と帯を着けて入ります。観光省の案内では、ブサキ寺院は訪れる人全員にサロンと帯の着用を求めていて、入口で借りられます。ウルワトゥ寺院もスカーフとサロンを着けるよう案内していて、たいてい入口で用意されています。

借りる前提でも、寺院を回る日は短パンやノースリーブを避け、膝の下まであるズボンかスカートにしておくと、巻いたときに落ち着きます。雨季はサロンの裾が濡れることもあるので、替えのズボンがあれば、濡れたまま車に乗らずに済みます。

年末年始のインドネシアの祝日

インドネシア政府が出した2026年の祝日の一覧では、12月25日(金)がクリスマスの祝日、前日の12月24日(木)が政府の定める一斉休暇(チュティ・ブルサマ)です。土日と合わせて、24日から27日までが4連休になります。

2027年の一覧では、2027年1月1日(金)が元日の祝日です。バリの新年として知られるニュピ(静寂の日)は2027年3月8日(月)で、12月から年始の旅行とは重なりません。

ほかの南の行き先の12月

シンガポールも12月は平均26.8℃で雨の多い月です。乗り継ぎで寄るなら12月のシンガポールの天気と服装で雨の日数を確かめてください。グアムとハワイの12月は12月のグアムの天気と服装と12月のハワイの服装にまとめています。子ども連れで行き先を比べるなら、冬休みの子連れ海外旅行の行き先比較も参考になります。

冬のコートは持っていく?

12月の東京の朝は平年値で3.8℃まで下がるので、日本の空港までは冬の上着が要ります。バリでは使う場面がないので、たたんでスーツケースにしまえる厚さのものにして、帰りの便では手荷物に入れておくと、日本に着いてすぐ羽織れます。

持ち物チェック表

持ち物使う場面判断の目安
半袖・乾きやすいズボンやスカート昼の街歩き、海辺平均28.0℃、平均最高33.0℃
薄手の長袖シャツ・カーディガン冷房の効いた店や車、機内、日差しよけ朝晩でも平均最低23.5℃
折りたたみ傘・たためるレインウェア急な雨、山側への日帰り12月は平年327.4mm、2026年の予測は南部で201〜300mm
サンダルと歩きやすい靴雨のあとの道、寺院水たまりが残る
膝の下まであるズボンかスカート寺院に入る日サロンと帯は入口で借りられる寺院がある
帽子・サングラス晴れ間の日差しウルワトゥ寺院では猿に取られないようしまう
しまえる冬の上着日本の空港までと帰国後東京の12月の朝は3.8℃

よくある疑問

12月のバリ島は雨季?

インドネシア観光省の区分では、雨季は11月〜3月で、12月はその中にあります。ただ、2026年はエルニーニョの影響で、12月の雨は平年より少ない見通しです。それでも南部で月200〜300mmの予測なので、雨具は持っていきます。

海で泳げる?

気温は平年で平均28℃あり、寒さで泳げない季節ではありません。海水温は公的な平年値が見つからなかったので、この記事では書いていません。雨の日や波の高い日は、ホテルや現地の案内に従ってください。