韓国のホテルのデポジット|カードの仮押さえはいつ外れる?デビットの返金日数

韓国のホテルで求められるデポジットを、予約保証の仮承認と館内利用の預り金に分けて整理。ソウルのホテルの公式規定と、三井住友カード・JCBの仮押さえの取り消し時期、デビットカードの返金日数(25日〜最大61日など)を公式情報で比べ、戻らないときの確かめ方までまとめます。

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韓国のホテルで言う「デポジット」は何のお金?

韓国のホテルで「デポジット」と言われるお金には、2つの種類があります。1つは、予約を保証するためにカードの枠を仮に押さえるもの。もう1つは、宿泊料金に含まれない館内のサービスの代金に備えて、チェックインのときに預けるものです。三井住友カードの案内も、デポジットをこうしたサービス代金の保証と説明しています。

1つ目の予約の保証については、ソウルのホテル「Josun Palace」の公式のホテル規定が、予約の保証にクレジットカードを使うと、チェックインの前に保証金をカードで仮承認することがある、と書いています。同じ項目で、返金できない料金プランの予約は、チェックインの前に保証金がカードに請求されるとしています。仮承認は枠を押さえるだけ、返金不可のプランは実際の請求、という違いがあります。

この記事は、2026年10月25日にソウルのホテルの公式ページと、日本のカード会社・銀行の公式ページで確かめた内容です。台湾のホテルでの扱いは台湾ホテルのデポジットにまとめています。

金額はホテルの公式ページで分からないことが多い

館内で使うお金のための預り金がいくらかは、今回見たソウルのホテルの公式ページには書かれていませんでした。東横INNのソウルの店舗(東大門2、江南、永登浦)の公式ページは、現地での支払いに現金のほか、JCB・VISA・Diners・AMEX・MASTER、Apple Pay、Kakao Payが使えると書いていますが、デポジットや預り金の記載はありません。ホテル グレイスリー ソウルのよくある質問は、宿泊料金をチェックインのときにフロントで払う形で、デポジットの記載はありません。

旅行の予約サイトや個人のブログには「1泊いくら」という目安が載っていますが、ホテルの公式の数字ではありません。いくら預けるのかは、予約したホテルに直接聞くのが確実です。ホテルの選び方は韓国のホテルの選び方にあります。

予約の前とチェックインのときに確かめること

  • 金額は1泊ごとか、滞在全体で1回か。部屋ごとか、人数ごとか。
  • 現金(ウォン)で預けるのか、クレジットカードの仮押さえか。デビットカードで受けてもらえるか。
  • 予約サイトで払った宿泊代とは別のお金か。返金できないプランで先に請求されていないか。
  • 現金ならチェックアウトのときに返されるか。カードなら取り消しの処理をいつするか。

現金で預けるなら、ウォンを多めに用意しておく必要があります。両替の場所と手数料の比べ方はウォンの両替の比較にまとめています。

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クレジットカードの仮押さえはいつ外れる?

三井住友カードの案内では、ホテルが仮押さえ(プリオーソライゼーション)をした場合、カードの確認ができたその場か、チェックアウトの段階で取り消されます。取り消しの処理が終わるまでは、その分がカードの利用可能額から引かれたままです。仮押さえと取り消しが月をまたぐなど、カード会社の処理の時期によっては、実際に戻るまで数週間から1か月以上かかることもあると書いています。

JCBの案内(2024年2月15日更新)も、ホテルによって取り消しの時期は違い、カードの締め日を越えると一度請求されてから返金されることがある、としています。JCBは、現金ならチェックアウトのときに返されるのに対し、カードは返金まで数日かかる点が違うとしています。カードの情報を控えるだけの場合は、支払いが起きないので返金の手続きもありません。

旅行中に利用可能額が足りなくなると、買い物や次のホテルでカードが通らないことがあります。高い買い物をする予定があるなら、仮押さえの分も見込んで、出発前にカードの利用可能額を確かめておきます。韓国で使うカードの選び方は韓国旅行のカードの選び方で扱っています。

デビットカードは戻るまでが長い

デビットカードは、仮押さえの時点で口座からお金が引き落とされます。戻るまでの日数は、発行する銀行・会社によって案内が違います。

発行元公式の案内
三井住友カード(デビット)ホテルやレンタカーのデポジットは、支払いの後、原則25日以内に返金
住信SBIネット銀行返金まで数日から2か月ほどかかる場合がある。銀行からは返金の時期を伝えられない
楽天銀行売上の確定データが届かないときの自動返金は、Mastercardで最大31日、VisaとJCBで最大61日
ソニー銀行(Sony Bank WALLET)取り消しのデータが届き次第返金。確定データが届かないときは、引き落としの日から最大45日たってから返金

楽天銀行の案内は、仮の利用データが届くと口座から引き落とされ、確定したデータとの差額があれば返金か引き落としをする、という仕組みの説明です。住信SBIネット銀行は、ホテルの保証金で二重に引き落とされたように見える例を挙げ、銀行の側では取り消しも返金もできず、お店に取り消しのデータを送ってもらう必要があるとしています。

旅行中に口座の残高が減ったままになるので、デポジットはできるだけクレジットカードで受けてもらい、デビットカードは買い物の支払いに回すと、手元のお金の計算が狂いにくくなります。

お金が戻っていないように見えたとき

まず、チェックインとチェックアウトのときにもらった控えを見ます。三井住友カードは、カードを使った控えはあとで確かめる手がかりになるので、帰国後もしばらく保管するよう案内しています。JCBも、売上票の控えを保管して、カードの利用明細と照らし合わせるよう書いています。

デビットカードで戻らないときは、ホテルに取り消しのデータを送ってもらうよう頼みます。ソニー銀行と住信SBIネット銀行は、銀行の側では取り消せないので、お店から取り消しのデータを送ってもらうよう案内しています。ソニー銀行は、海外のお店に頼むときの英語の文の例も載せています。ホテルへの連絡は、予約の確認番号と、引き落としの日付・金額をそろえておくと話が早く進みます。

カードの明細は円で届くので、ウォンで預けた額と、為替や手数料の分だけずれることがあります。JCBの案内にも、為替の相場や手数料で支払額と返金額に差が出ることがあるとあります。旅行中の支払いを記録しておくと、返ってきたかどうかを後で照らし合わせやすくなります。旅の予算の立て方はソウル旅行の予算にあります。