梨花洞壁画村と駱山公園の行き方【2026年】恵化駅から徒歩約20分、東大門からは鍾路03番、壁画が消された理由と夜景

梨花洞の壁画村と駱山公園へは、地下鉄4号線恵化駅2番出口から歩いて約20分、坂を避けるなら東大門駅5番出口からマウルバス鍾路03番。公園は24時間・無料、漢陽都城博物館は月曜休み。城壁の道の距離、壁画の階段が2016年に消された経緯、時間の決まりの有無、夜景と冬の滑り止めまで、ソウル市とVisit Seoulの公式でまとめました。

10分で読めます

恵化駅2番出口から歩いて約20分。駱山公園は24時間開いていて無料

梨花洞(イファドン)の壁画村は、ソウル・鍾路区の駱山(ナクサン)の斜面にある住宅地です。上の駱山公園には漢陽都城の城壁が残り、壁に沿って歩けます。ソウル市の漢陽都城のサイトでは、地下鉄4号線の恵化(ヘファ)駅2番出口から公園の入口まで歩いて約20分、入口から頂上まで約5分です。Visit Seoul(ソウル観光財団)の案内では、公園は24時間開いていて、入るのは無料です。

この記事は2026年11月3日に、ソウル市の漢陽都城のサイト、Visit Seoul、ソウル歴史博物館、ソウル市のメディアハブで確かめた内容です。壁画が消された経緯は、ソウル新聞とメトロ新聞の報道によります。

場所時間料金
駱山公園と城壁の道24時間無料
駱山公園の展示館9時〜17時(月曜休み)無料
梨花洞の壁画村公式の案内に時間の記載なし(住宅地)無料
漢陽都城博物館9時〜18時(入館は17時30分まで)、月曜と1月1日は休み無料

恵化駅からの道は、公園へまっすぐか、梨花マウルの階段を通るか

漢陽都城のサイトは、恵化駅2番出口からの道を2通り案内しています。どちらも大学路のマロニエ公園を通って東崇ギルを上がり、鍵博物館の前で左右に分かれます。

  • 左に曲がる道:駱山ギルを上がって、駱山公園の中央広場に出ます。公園へまっすぐ行くならこちらです。
  • 右に曲がる道:梨花荘ギルを進み、梨花荘の前を通って、梨花マウルの階段の道を上がります。

恵化駅1番出口から大学路を通って、公園の第3展望広場に出る道もあります。Visit Seoul は、恵化駅2番出口から公園まで約491m、梨花洞の壁画村まで約764mとしています。坂と階段が続くので、距離より時間がかかると見ておきます。

東大門側からは、マウルバスの鍾路03番で上がれる

坂を歩きたくないときは、東大門側から上がります。漢陽都城のサイトでは、地下鉄1号線の東大門駅5番出口からマウルバス(地域の小型バス)の鍾路03番に乗り、終点の駱山公園で降ります。

帰りに東大門へ下りると、坂の下り道で城壁沿いに漢陽都城博物館と興仁之門(東大門)の前に出ます。東大門の夜の買い物と合わせるなら、上りはバス、下りは歩きにすると楽です。東大門の回り方は東大門の買い物ガイド、近くの建物はDDP(東大門デザインプラザ)にまとめています。

城壁の道は、どこからどこまで歩くかで距離が変わる

漢陽都城のサイトでは、駱山区間は恵化門から駱山を越えて、興仁之門を経て光熙門まで続く道で、3.2km、約1時間30分、難しさは5段階の2です。道順は、恵化門から漢城大入口駅4番出口、カトリック大学の裏の道、長寿マウル、駱山公園、駱山の頂上、梨花マウル、漢陽都城博物館、興仁之門公園の順です。

ソウル市のメディアハブが2026年3月に書いた記事は、興仁之門から恵化門までを2.1km、約1時間としています。漢陽都城のサイトの3.2kmは、光熙門までを含めた長さです。Visit Seoul は、公園の中の城壁に沿った散策路を約2kmと書いています。メディアハブの2026年10月の記事は、第1展望広場から第3展望広場までの散歩だけでも眺めは十分と書いています。

壁画の階段が消された理由

梨花洞の壁画は、駱山プロジェクト(Visit Seoul の日本語ページでは「洛山プロジェクト」)で描かれたものです。ところが、一番知られていた階段の壁画は、今は残っていません。

ソウル新聞(2016年4月30日)は、2016年4月15日と23日の夜に、ひまわりの階段と鯉の階段の壁画が塗りつぶされたと報じました。都市再生の事業に反対する一部の住民によるもので、理由には住宅地でのカフェや酒場の制限への反発と、観光客の騒音やごみが挙げられています。メトロ新聞(2018年8月7日)は、警察が住民5人を身柄を拘束せずに立件したことと、理由として観光客による騒音、ごみ、落書きの問題を伝えています。ソウル新聞はカフェや酒場の制限への反発を先に挙げ、メトロ新聞は警察の調べとして騒音、ごみ、落書きを挙げています。

ソウル市のメディアハブの2021年1月の記事は、住民が騒音、ごみ、写真撮影の不便を訴えていたことと、村に「小声で話してください」という掲示があることを紹介しています。

北村のような時間の決まりは出ていない。それでも静かに歩く

北村韓屋村では、北村路11ギルの一帯で17時から翌10時まで観光客が入れない決まりがあります(ソウル市メディアハブ、2024年11月)。梨花洞には、このような時間の決まりは出ていません。メディアハブの記事も、梨花洞は観光による住民の負担の例として名前が出るだけです。北村の決まりは北村韓屋村の歩き方に書いています。

漢陽都城のサイトは、長寿マウルと梨花マウルを通るときは住民に迷惑をかけないよう気をつけてほしいと書き、歩くときの注意では、大声で笑ったり叫んだりしないよう求めています。住民が訴えていたのは騒音、ごみ、写真撮影でした。玄関や窓にカメラを向けず、階段で立ち話をしない。それだけでも通り方は変わります。

夜景は駱山公園の城壁の上から

Visit Seoul は、駱山公園を城壁に沿って歩きながらソウルの夜景を見られる場所として紹介していて、24時間、年中無休です。駱山の高さは100mを少し超えるくらいで、ソウルの都心を囲む山の中で一番低い山です。坂は短く、夕方に上がって暗くなるのを待てます。

夜に行くなら、帰りは住宅地の階段を下りるより、公園から大学路側の道か、鍾路03番のバスで東大門側へ下りると、住宅地を通る時間が短くて済みます。ソウルの夜景を高いところから見たいときはNソウルタワーとも比べられます。

冬は手袋と帽子。雪の日は滑り止めが要る

漢陽都城のサイトの歩くときの注意では、冬は手袋と防寒の帽子をつけ、雪が降ったときはアイゼン(靴に付ける滑り止め)が要るとしています。梨花洞の階段と駱山の坂は、雪や凍った日は下りで足を取られやすくなります。雪のあとは、坂の少ない東大門側から上がるほうが歩く距離を減らせます。12月のソウルの服装は12月のソウルの服装にまとめています。

漢陽都城博物館は月曜休み、入館は17時30分まで

城壁の歴史を見たいなら、東大門側の漢陽都城博物館に寄ります。ソウル歴史博物館のページでは、火曜〜日曜の9時〜18時で、入館は17時30分まで、月曜と1月1日が休み、入るのは無料です。場所は鍾路区栗谷路283、ソウルデザイン支援センターの1〜3階で、メディアハブの記事では東大門駅1番出口から約317mです。

駱山公園の展示館も9時〜17時で無料です。メディアハブの2026年10月の記事は、展示館の休みを月曜としています。車で行く場合、Visit Seoul の夜景のページでは、公園の駐車場は10分300ウォン(約35円、2026年11月2日の欧州中央銀行の参考レート1ウォン≒0.11758円で換算)、29台です。

今日のレート 1,000₩ = 117.6円韓国ウォン⇄円のレート計算と早見表 →

半日でどう回る?

  • 大学路から上がるなら、恵化駅2番出口から鍵博物館の前を右に曲がり、梨花荘と梨花マウルの階段を通って駱山公園へ。帰りは城壁沿いに下りて、漢陽都城博物館から東大門に出ます。
  • 坂を減らすなら、東大門駅5番出口から鍾路03番で駱山公園まで上がり、城壁沿いに梨花洞を通って下ります。
  • 博物館に寄るなら月曜を避け、17時30分までに入ります。

ソウルの2泊3日の組み方はソウル2泊3日のモデルコースにまとめています。