ヨーロッパのクリスマスマーケット2026|25日以降も開くのはウィーン、ニュルンベルク・ストラスブールは24日まで

2026年のクリスマスマーケットの開催期間と営業時間を、ニュルンベルク(11/27〜12/24)、ウィーン市庁舎前(11/13〜12/26)、シェーンブルン宮殿前(〜2027/1/6)、ストラスブール(11/27〜12/24)の公式発表で比較。24日の短縮営業、ストラスブールのカップのデポジット1ユーロ、完全運用の EES と未運用の ETIAS もまとめます。

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2026年の開催期間を4つのマーケットで比べる

ヨーロッパのクリスマスマーケットは、同じ「12月」でも始まる日と終わる日がマーケットごとに違います。ドイツのニュルンベルクとフランスのストラスブールは12月24日で終わり、ウィーンには年明けまで開く会場があります。年末年始の休みに合わせて出かけるなら、まず「25日以降も開いているか」で行き先を絞ると日程が組みやすくなります。

ここでは、主催者が2026年の日程を公式に発表していることを確認できた4つの会場に絞って比べます。ケルンやドレスデンなどのマーケットは、2026年の日程を主催者の公式ページで確かめられなかったため入れていません。下の2つの表は2026年10月23日に各公式ページで確認した内容で、時間は現地時間です。

マーケット始まる日終わる日
ニュルンベルク(ドイツ)11月27日12月24日
ウィーン市庁舎前(オーストリア)11月13日12月26日
ウィーンのシェーンブルン宮殿前11月6日2027年1月6日
ストラスブール(フランス)11月27日12月24日
マーケット通常の時間12月24日
ニュルンベルク10時〜21時10時〜14時
ウィーン市庁舎前10時〜22時10時〜18時30分
シェーンブルン宮殿前10時〜21時10時〜16時
ストラスブール11時〜21時11時〜18時

初日と最終日にはそれぞれ別の決まりがあります。ニュルンベルクは初日の11月27日、開幕式の17時25分から18時まで販売が止まります(ニュルンベルク市の開催公告)。ストラスブールは初日だけ14時開場で、最終日の24日は18時に閉まります。

25日以降も開いているのはどこ?

12月25日から年末にかけて現地にいる日程なら、選べる会場はぐっと減ります。ストラスブール市の公式案内は、25日以降は年明けまで1軒も屋台が開かないと明記しています。ニュルンベルクも24日の14時で終わりです。

ウィーンでは、市庁舎前のマーケットが12月26日まで、シェーンブルン宮殿前は2027年1月6日まで開きます。シェーンブルン宮殿前は時期によって時間が変わります。

時期営業時間
11月6日〜12月23日毎日10時〜21時
12月24日10時〜16時
12月25日〜2027年1月6日毎日10時〜19時

市庁舎前のマーケットに併設されるスケートリンク(Eistraum am Christkindlmarkt)は、11月13日から2027年1月6日まで、毎日10時〜22時に開きます。24日は18時30分まで、12月31日は休みです。表の4会場のうち、年末年始の日程に合わせやすいのはウィーンの2会場です。

24日のイブは、どの会場も閉場が早まります。ニュルンベルクの14時は、午後に着く便では間に合わない時刻です。24日に訪れる予定なら、前日までに現地入りしておくと時間の余裕が生まれます。

屋台でのお金の払い方とカップのデポジット

ストラスブールのカップは1ユーロのデポジット

ストラスブールでは、飲み物はすべて1ユーロのデポジット付きのカップで出されます(市の公式 FAQ)。飲み終わったカップは飲み物の屋台で返すと1ユーロが戻り、回収箱に入れれば、その1ユーロが慈善団体への寄付になります。持ち帰るなら、カップ代として1ユーロを使ったことになります。

今日のレート 1€ = 175.7円ユーロ⇄円のレート計算と早見表 →

ニュルンベルクとウィーンのカップのデポジットの額は、2026年の公式ページには書かれていませんでした。屋台でカップを受け取るときに、デポジットの額と返し方を確かめてください。

カードはほぼ使えるが、現金も持っておく

ストラスブール市は、出店者のほぼすべてがカード払いに対応していると案内しています。同時に、ATM が混むため、会場へ渡る橋の手前で現金を用意しておくよう勧めています。ニュルンベルクとウィーンについては、支払い方法を案内した公式の記載を確認できませんでした。少額の現金があれば、カードが使えない屋台でも困りません。

デポジットは返ってくるお金なので、旅の支出とは分けて扱います。返し忘れたカップは、その分だけ支出に移します。カード払いの控えや店のレシートは、海外レシートの見方で税やサービス料の行の読み方を押さえておくと、帰国後の整理が早く済みます。

会場での決まりと移動

ストラスブールは車で中心部に入れない

マーケットの時間帯、ストラスブールの中心部(Grande Île)は車の通行が禁止され、島に渡る橋の入口で入場の確認が行われます。広場では自転車やキックボードにも乗れず、押して歩く決まりで、橋の近くに自転車置き場が設けられます。車で向かう場合、市はパークアンドライド(P+R)を案内しており、料金は1日4.20ユーロで、同乗者全員のトラムの往復が含まれます。

会場には荷物の一時預かりがありません。市の FAQ は、大きな荷物をストラスブール中央駅(SNCF)のコインロッカーに預けるよう案内しています。到着した日にそのまま会場へ向かうなら、駅で荷物を預けてから橋を渡ります。車いすや歩行器は、クレベール広場(Place Kléber)の案内所で身分証と引き換えに無料で借りられます。

ニュルンベルクは中央広場の周りに屋台が広がる

ニュルンベルクのマーケット(Christkindlesmarkt)は旧市街の中央広場(Hauptmarkt)で開かれ、屋台は市庁舎前の広場(Rathausplatz)の方向と聖ローレンツ教会(Lorenzkirche)の前にも並びます。市庁舎前の広場には、市の国際交流の部署が運営する姉妹都市のマーケットも出ますが、開催公告では別のマーケットとして扱われており、公告の営業時間はこのマーケットには当てはまりません。公告は、会場で使い捨ての食器を使うことも禁じています。

ウィーン市庁舎前へは路面電車と地下鉄で行ける

ウィーン市庁舎前の会場(Rathausplatz)へは、路面電車の1・71・D系統(Rathausplatz/Burgtheater 停留所)と2系統(Parlament 停留所)、地下鉄 U2 の Rathaus 駅、U3 の Volkstheater 駅から歩けます(公式ページ)。

2026年冬のヨーロッパ入国で変わったこと

出入国システム(EES)は、2025年10月12日に段階的な運用が始まり、2026年4月10日に完全運用へ移りました(欧州委員会)。EU 域外の国籍で短期滞在する旅行者は、シェンゲン圏の外との国境を越えるたびに、氏名、旅券の情報、指紋と顔写真が登録されます。日本国籍の旅行者もこれにあたります。シェンゲン圏に入るときと出るとき(日本との往復で使う空港など)が対象で、ドイツからオーストリア、フランスへと圏内で国をまたぐ移動は対象外です。EES の導入で入出国の手続きに生体情報の登録が加わったので、乗り継ぎ時間に余裕を持たせてください。

一方、渡航前に申請する ETIAS(欧州渡航情報認証制度)は、2026年10月23日の時点でまだ運用されておらず、申請も受け付けていません。欧州委員会は、開始日を数か月前に発表するとしています。手数料は7ユーロから20ユーロへの引き上げが理事会と欧州議会の審査にかかっており、運用開始と同時に適用されます。運用が始まるまでは払う必要はありません。

日本を出国するときにかかる国際観光旅客税は、2026年7月1日以降の出国で1回3,000円です。ただし7月1日より前に結んだ一定の運送契約による同日以後の出国には、1,000円が適用されます(国税庁)。この税は航空会社などの国際旅客運送事業者が搭乗までに旅客から徴収し、旅客の代わりに国に納めます。航空券の支払総額に含まれていれば、別の費目には足しません。

旅費は日程を決めてから見積もる

クリスマスマーケットの入場は無料で、費用の大半は航空券と宿代、現地での食事です。会場ごとに終わる日が違うので、先に表から行き先と日程を決め、その日程で航空券とホテルの支払総額を比べます。24日まで滞在するなら、イブの短縮営業を前提に、前日までに主な会場を回る計画にしておくと移動の無駄が減ります。

ロンドンやパリと組み合わせる周遊なら、ヨーロッパ周遊の費用と通貨の換算で内訳の立て方を参考にできます。友人や家族と行くときは、屋台の食事や温かいワインを誰かがまとめて払う場面が続きます。グループ旅行のお金の分け方で負担のルールを決めておけば、帰国後の精算で迷いません。

記録の手間を減らしたいなら、旅行の割り勘アプリの比較から使い方に合うものを選べます。