DMZツアーに個人で行く方法|臨津閣発の平和観光は12,200ウォン、月曜休み、パスポート原本、板門店は外国人不可

ソウルから個人で行けるDMZの見学は、坡州市の臨津閣から出るDMZ平和観光です。料金(モノレールの回12,200ウォン・徒歩の回9,200ウォン)、平日10回・土日14回の出発、月曜と平日の祝日の休み、パスポートの原本、中止の条件と10月23日の道路統制の告知、板門店に外国人が入れないことを、坡州市と統一部の案内でまとめました。

2026年10月28日 更新8分で読めます

個人で入れるのは臨津閣発のDMZ平和観光

ソウルから自分で行けるDMZ(非武装地帯)の見学は、坡州市が運営する「DMZ平和観光」です。京畿道坡州の臨津閣(임진각/イムジンガク)でチケットを買い、シャトルバスで決まったコースを回ります。坡州市の案内では、個人向けのAコースは約3時間で、臨津閣を出て第3トンネル(제3땅굴/チェサムタングル)、都羅展望台(도라전망대/トラジョンマンデ)、統一村を回り、臨津閣に戻ります。

一方、南北の軍事境界線の上にある板門店(판문점/パンムンジョム)は、外国人は今は入れません。統一部の板門店見学のページ(2026年8月24日修正)には、団体と外国人の見学は今は運営していないと書かれていて、申し込めるのは満8歳以上の韓国の国民です。

料金と出発の回

回ごとに、第3トンネルを「モノレール」で見る回と「徒歩」で見る回が決まっていて、料金が変わります。坡州市の料金表には外国人の区分はありません。

区分モノレールの回徒歩の回
一般12,200ウォン(約1,450円)9,200ウォン(約1,090円)
青少年(小学生〜高校生)9,500ウォン(約1,130円)7,000ウォン(約830円)
65歳以上7,700ウォン(約920円)6,200ウォン(約740円)

料金には施設の使用料とシャトルバスの代金が入っていて、モノレールの回は第3トンネルのシャトル昇降機(モノレール)の代金が加わります。保護者と一緒の6歳以下の子どもは免除の対象です。円は2026年10月27日の欧州中央銀行の参考レート(1,000ウォン=約119円)で換算した目安です。

今日のレート 1,000₩ = 117.8円韓国ウォン⇄円のレート計算と早見表 →

Aコースの出発は、平日(火〜金曜)が9時20分から14時40分までの10回、土日が9時20分から14時40分までの14回です。最初の9時20分の回はモノレール、2回目の9時40分は徒歩というように、時刻表に回ごとの区分が出ています。モノレールが故障したときは徒歩に切り替えるとされています。

チケットは、現地の窓口でもネットの予約分でも、受け取りは9時から14時30分までです。売り切れて早めに締め切ることがよくあると案内されています。受け取りは14時30分で終わるので、午後に着く予定でも窓口が閉まる前に余裕を持って臨津閣に入っておきます。何人かで行って1人がまとめて払うなら、青少年や65歳以上は額が違うので、人ごとの額を控えておくと分けやすくなります。

月曜と平日の祝日は休み、パスポートの原本が必要

休みは毎週月曜日と、平日に当たる祝日、ソルラル(旧正月)と秋夕の当日です。ソルラルと秋夕の連休のほかの日は開いています。年末年始に行くなら、2027年1月1日は金曜の公休日なので休みになります。韓国の祝日の並びは韓国の年末年始の休みで確かめられます。

外国人は、パスポート、外国人登録証、米軍のIDのいずれかの原本が要ります。写真やスクリーンショットでは入れず、滞在期間の切れたパスポートも断られます。券は、グループの全員が臨津閣に着いてからでないと買えません。遅れてくる人の分を先に買っておくことはできないので、待ち合わせは臨津閣の券売所の前にします。坡州市の案内には、このツアーに別の観光ガイドはつかないとも書かれています。日本語の解説を聞きながら回る前提にはせず、見どころは事前に調べておきます。コースの中では、写真と動画の撮影(ドローンを含む)がすべて禁止です。

中止と通行止めのお知らせ

坡州市の案内には、冬だけの時間や休みは書かれていません。そのかわり、安全上の脅威、悪天候、安全の確保が要る場面では、すべての日程を止めることがあり、予約も取り消される場合があると書かれています。2026年は4月19日に運営を止めたことがあります(3月19日に告知、今は終わっています)。9月23日には第3トンネルのシャトル昇降機の運行再開のお知らせも出ていて、昇降機が止まっていた時期があります。

10月23日には「都羅展望台の道路の全面統制」のお知らせが出ています。本文はサイト上で読めず、期間とツアーへの影響は確かめられていません。行く前に坡州市のDMZ平和観光のお知らせを開くか、電話(031-954-0303)で確かめてください。

臨津閣でのチケットの列や展望台では外で待つ時間もあるので、服装は12月のソウルの服装を目安にします。

臨津閣への行き方と、平和ゴンドラ

坡州市の案内では、京義中央線の臨津江(임진강/イムジンガン)駅から歩いて約20分、または臨津江駅の停留所から村のバス058A・058B番に乗ります。乗る列車とバスの時刻は、出発前に地図アプリで確かめておきます。使い方はNAVER Map の使い方にあります。

臨津閣では、平和ゴンドラにも乗れます。運営会社の案内では、基本は毎日9時〜18時の営業です。ただし定期の安全点検の日は休み(2026年は3月9日・9月14日など)で、お知らせで前もって案内されるので、行く前にゴンドラのサイトのお知らせを見ておきます。料金は、大人(中学生〜65歳未満)が一般のキャビン12,000ウォン(約1,430円)、クリスタルのキャビンが15,000ウォン(約1,790円)です。同じ案内に載っているキャンプ・グリーブスは9時〜17時で、月曜は休みです。ゴンドラは月曜も動いていても、DMZ平和観光とキャンプ・グリーブスは月曜に閉まるので、まとめて回るなら火曜〜日曜にします。

水原や春川など、ソウルから日帰りで行けるほかの場所とはソウルからの日帰り旅行で比べられます。

出発前に確かめること

  • 行く日が月曜や平日の祝日に当たっていないか(2027年1月1日も休み)
  • パスポートの原本を持ったか
  • 9時から14時30分のチケットの受け取りに間に合うか、モノレールの回か徒歩の回か
  • 都羅展望台の道路の統制や第3トンネルの昇降機など、坡州市のお知らせに新しい告知がないか
  • 板門店は外国人は見学できない