シンガポール旅行の費用はいくら?【2026年版】3泊5日の予算内訳とシンガポールドル換算ガイド
シンガポール旅行、3泊5日で費用はいくらかかる?— まず結論
シンガポールを3泊5日で旅行した場合、航空券・宿泊・食費・現地交通・入国準備費まで含めた総額はおおよそ10万円台〜25万円が目安です。同じ「円換算で記録する」多国展開シリーズの台湾やタイと比べると物価は高めで、ホテルはミドルクラスでも1泊1.5万円前後からと、東南アジアの中では割高な部類に入ります。一方で街全体がコンパクトで、MRT(地下鉄)とホーカーセンター(屋台街)を軸に組み立てれば、東京の物価感覚に近いところまで抑えられる旅行先でもあります。
シンガポールは2020年から紙の入国カードを廃止し、電子申告の「SGアライバルカード」提出が全渡航者に義務化されています。ホテルや飲食店の会計に消費税とサービス料が別建てで乗る「++」表記など、他の東南アジア諸国とは違う独自ルールもあるため、費用の内訳とあわせて2026年8月時点の情報で整理します。
費用の内訳を項目別に解説
3泊5日を1人旅行を想定し、旅行スタイル別に3段階でまとめると次のようになります。時期・座席クラス・ホテルのグレードで大きく前後する項目なので、自分の使い方に近い列を目安にしてください。
| 項目 | 節約タイプ | 標準タイプ | ゆったりタイプ |
|---|---|---|---|
| 往復航空券(成田・羽田⇔チャンギ) | 5〜7万円台〜 | 10〜14万円 | 18万円以上 |
| 宿泊(3泊合計) | 3〜4万円台 | 6〜9万円 | 20万円以上 |
| 食費(4日間) | 1万円前後 | 2〜3万円 | 5万円以上 |
| 現地交通(4日間) | 2千円前後 | 3千〜5千円 | 1.5万円以上 |
| 入国準備・保険等 | 3千円前後 | 5千円前後 | 1万円以上 |
| 総額目安(3泊5日) | 10万円台〜 | 14〜18万円前後 | 25万円以上 |
航空券 — LCCスクートとフルサービスキャリアの差
成田・羽田からチャンギ国際空港への直行便は、LCCのスクートを使うと諸税込みで往復5万円台〜7万円台のセール運賃が出ることがあります。機内持込手荷物は含まれますが、預け荷物や座席指定は別料金になるため、荷物が多い旅程では追加費用を見込んでおいたほうが安心です。シンガポール航空・JAL・ANAなどフルサービスキャリアを使う場合は往復10〜14万円前後が相場で、そこから座席クラスを上げるとさらに上がります。
宿泊費 — オーチャードとマリーナベイで価格帯が分かれる
買い物の拠点になるオーチャード周辺はミドルクラスホテルで1泊1万〜1.5万円程度、ラグジュアリークラスは4.5万円以上が目安です。観光の目玉であるマリーナベイエリアは相場がさらに上がり、マリーナベイ・サンズは1泊7万〜8万円前後からとされています。眺望(マウンテンビューかスカイラインビューか)でも1泊数千円〜1万円以上の差が出るため、こだわらなければ節約の余地があります。
食費 — ホーカーセンターとレストランを使い分ける
チキンライスやラクサ、チャークイティオなどのローカルフードが揃うホーカーセンターなら1食5〜10シンガポールドル(約620〜1,250円)で満足できるメニューが揃います。一方でマリーナベイやオーチャードのレストランでのディナーは1人30〜50シンガポールドル(約3,700〜6,200円)を超えることも珍しくなく、4日間毎食レストランだと5万円を超えてきます。朝食・昼食をホーカーセンターにするだけでも、数千円単位で総額が変わってきます。
現地交通 — MRTと「タッチ決済」で移動費を抑える
市内の移動は地下鉄MRTが軸で、運賃はおおむね0.69〜2.47シンガポールドル(約90〜310円)です。2025年12月27日に公共交通機関の運賃改定があり、短距離運賃は据え置かれた一方、長距離利用では最大10セント程度値上がりしました。ICカードのEZ-Linkカードを駅窓口やセブンイレブンで購入する方法のほか、日本発行のVisa・Mastercardのタッチ決済対応カードなら、カードをそのままかざすだけで乗車できる「SimplyGo」も使えます。海外発行カードのタッチ決済利用には1日あたり0.60シンガポールドル程度の手数料がかかりますが、事前のカード購入・チャージが不要な分、短い滞在では手軽です。JCBカードはSimplyGoに対応していないため、Visa・Mastercardを持っていない場合はEZ-Linkカードを用意したほうが確実です。
入国準備費 — SGアライバルカードは無料、実質の変動費は保険
シンガポール入国には、出発前にオンラインで「SGアライバルカード」を提出する必要があります。申請自体は無料で、入国日を含む3日前から当日まで公式サイトから手続きできます。日本人は観光目的の30日以内滞在ならビザは不要ですが、出国用の航空券とパスポートの残存有効期間6か月以上が条件です。準備費用として実質変動するのは海外旅行保険で、最低限の補償なら数千円、医療費まで手厚くカバーするプランだと1万円を超えることもあります。
シンガポールドルの感覚をつかむ — 2026年8月時点のレートと計算術
2026年8月20日時点のシンガポールドル円相場は1シンガポールドル=124〜125円前後で推移しています。ざっくり感覚をつかむなら「シンガポールドルの数字を1.25倍」とイメージしておくと、10ドルなら1,250円前後、100ドルなら1万2,500円前後と大きくは外れません。物価自体が日本より高めなので、数字を見て「安い」と思っても円換算すると想定より高いことが多く、レートを意識しておく価値があります。
ホーカーセンターからMRT、タクシーまで支払いのたびにシンガポールドル表記のレシートがたまっていきます。TabiRecoはシンガポールドルを含む31通貨に対応しており、レシートを撮影するだけで通貨を自動判定して日本円に換算・記録できます。登録不要のゲストモードですぐ試せます(App Store / Android・詳細はこちら)。
旅行前に知っておきたい制度の注意点
シンガポールのホテル・レストランの請求書には、価格の後ろに「++」の記号が付いていることがあります。これは消費税(GST)9%とサービス料10%が本体価格に別建てで加算されることを示す表記で、メニュー表示の金額をそのまま払うと思っていると、会計時に想定より1〜2割高くなって驚くことになります。予算を組む段階でこの上乗せ分を織り込んでおくと、現地での誤算が減ります。
買い物で払った分のGSTは、条件を満たせば出国時に還付を受けられます。対象条件や還付の手続きはシンガポール免税・買い物ガイドで詳しく解説しているので、まとまった買い物を予定しているなら合わせて確認しておくと無駄がありません。
賢く旅する節約術
食費はホーカーセンターを軸に組み立てる
3食すべてレストランだと総額が跳ね上がりますが、朝食と昼食をホーカーセンター、夕食だけレストランという組み合わせにすれば、味の満足度を落とさずに食費を大きく抑えられます。マリーナベイ周辺にもホーカーセンターがあるため、観光ルートから大きく外れずに立ち寄れます。
交通費はICカードよりタッチ決済のほうが手軽なことも
3〜5日程度の短期旅行なら、EZ-Linkカードを購入・チャージする手間より、手持ちのVisa・Mastercardでそのままタッチ決済したほうが早いことが多いです。1日あたりの手数料はかかりますが、帰国前にカードの残高を使い切る調整をしなくていい分、旅の後半が楽になります。
グループ旅行の立て替えはその場で記録する
友人同士でタクシーやレストランの会計を立て替える場面は多く、「誰がいくら払ったか」は旅の後半になるほど曖昧になりがちです。TabiRecoの割り勘・精算機能ならレシート単位で立て替えを記録し、帰国後にいくら返せばいいかを自動で計算できます。
よくある疑問
ビザは本当に不要?
観光目的で30日以内の滞在であれば、日本国籍のパスポートを持っていればビザは不要です。ただし出国用の航空券とパスポートの残存有効期間6か月以上が条件になるため、出発前に確認しておくと安心です。
SGアライバルカードはいつまでに提出すればいい?
入国日を含む3日前から当日までの間にオンラインで提出できます。健康申告も兼ねているため、提出を忘れると入国時の手続きが滞る可能性があります。出発前日までに済ませておくのが無難です。
現金とカード、どちらを多めに用意すべき?
ホーカーセンターの一部の屋台を除けば、ほとんどの場所でカード払いが前提です。手持ち現金はEZ-Linkカードのチャージや屋台での小額決済に使う程度で十分で、多額の現金を持ち歩く必要はありません。
まとめ:3泊5日なら14〜18万円前後が目安、++表記の上乗せを忘れずに
- 3泊5日の総額目安は10万円台〜25万円。航空券とホテルのグレードで大きく変わる
- ホーカーセンター中心なら食費を大きく抑えられ、レストラン中心だと跳ね上がる
- MRTはEZ-Linkカードのほか、Visa・Mastercardのタッチ決済(SimplyGo)でも乗車できる
- SGアライバルカードの提出は無料・オンラインで、入国3日前から当日まで手続き可能
- ホテル・レストランの「++」表記はGST9%とサービス料10%の上乗せ。予算に織り込んでおく
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