12月の釜山の服装と気温|平均5.8℃でソウルより5℃以上暖かい、海風の体感温度と夜の海辺の防寒

12月の釜山の服装を、韓国気象庁と日本の気象庁の平年値(1991〜2020年)で決めます。月平均5.8℃・日中10℃前後・朝2℃前後と、東京・ソウルとの差、氷点下の朝の日数、海からの風で下がる体感温度(韓国気象庁の式)、海雲台の夜に屋外にいるときの防寒をまとめました。

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12月の釜山は何度?東京より2℃ほど低く、ソウルより5℃以上高い

韓国気象庁が2021年に発表した平年値(1991〜2020年)では、釜山の12月の月平均気温は5.8℃、1月は3.6℃です。日本の気象庁の世界の地点別平年値でも、釜山の12月は5.8℃、1月は3.6℃で、同じ値です。

東京の12月の平年値は7.7℃なので、釜山は東京より1.9℃低いだけです。同じ韓国でも、ソウルの12月は0.2℃で、釜山のほうが5.6℃高くなります。1月もソウルは−1.9℃、釜山は3.6℃です。

都市12月の平均12月の平均最高12月の平均最低1月の平均
釜山5.8℃10.4℃2.0℃3.6℃
ソウル0.2℃4.2℃−3.4℃−1.9℃
東京7.7℃12.0℃3.8℃5.4℃

釜山とソウルの平均最高・最低は、韓国気象庁が世界気象機関(WMO)に出した1991〜2020年の平年値、東京は日本の気象庁の平年値です。日中は10℃前後まで上がり、朝晩は2℃前後まで下がる、というのが釜山の12月の目安です。

朝の最低気温が0℃を下回る日は、釜山の12月で平均9.9日、1月で15.5日あります(同じWMOの平年値)。ソウルの12月は23.6日なので、氷点下の朝はソウルの半分以下ですが、12月の3回に1回ほどは氷点下の朝になる計算です。

平均より寒く感じるのは、海からの風

釜山市の英語の気候案内は、冬は11月の終わりから2月の終わりまでで、平均気温は3.8℃で、最低気温が氷点下になる日の数は済州に次いで少ない、と書いています。同じ案内は、冬の北西の季節風を「bitter cold(身を切るように冷たい)」と表しています。

風が強いと、同じ気温でも体は冷えます。韓国気象庁は、気温が10℃以下で風速が秒速1.3m以上のときの体感温度を、気温と風速から計算する式を公開しています。この式で計算すると、気温5℃でも風が秒速5mあれば体感温度は約1℃、気温2℃なら約−2℃になります。秒速5m(時速18km)は、計算のために置いた仮の値です。

砂浜や海沿いの遊歩道、崖の上の展望台のように遮るもののない場所では、風をまともに受けます。夜に海辺を歩く予定がある日は、気温の数字より1枚多く着るつもりで準備しておきます。

服はソウルより1枚少なく、外側は風を通さないもの

12月のソウルの服装と気温では韓国観光公社の案内にならって厚手のアウターを勧めていますが、平均気温で5℃以上高い釜山は、そこまで厚くしなくても過ごせる日が多くなります。かわりに、風を止める外側の層を外さないことを優先します。

  • 外側:風を通しにくいコートか、薄手のダウン。前をしっかり閉じられて、首元まで覆えるもの。
  • 中間:ニットやフリース。日中に上着を脱いだときの1枚になります。
  • 肌に近い層:保温性のある長袖。冷え込む朝晩に備えます。
  • 下半身:海沿いを歩く日は、裏地のあるパンツかタイツを重ねます。

日照時間は、釜山の12月で平均205.6時間あります(WMOの平年値)。晴れた日の昼間は日差しで暖かく感じることもあり、厚着のままだと街歩きで汗をかくことがあります。脱いで持てる中間の層があると調整が楽です。

首・手・耳の冷えはどう防ぐ?

首、手、耳は風に直接さらされます。マフラーかネックウォーマー、手袋、耳まで覆う帽子を足します。スマートフォンで地図や交通カードを使うことが多いので、手袋は画面を操作できるものだと外さずに済みます。

雨は少ない季節です。日本の気象庁の平年値で、釜山の12月の降水量は32.9mm、東京の57.9mmの6割弱です。1mm以上の雨が降る日は、12月で平均3.4日(WMOの平年値)。雨の備えは折りたたみ傘1本で考えられます。

海雲台の光の祭りなど、夜の屋外にいるとき

冬の釜山では、海雲台の砂浜で光の祭りが開かれます。2026年から2027年の冬の第13回は、海雲台区の行事カレンダーで2026年11月28日から2027年1月10日までと案内されています(10月28日確認、変わることがあります)。点灯時間はまだ2026年分の案内がなく、前回の第12回は18時から23時、入場は無料でした(海雲台区・釜山市)。会期と行き方は釜山観光の回り方にもまとめています。

夜の砂浜は、日中より気温が下がるうえに海からの風を受けます。立ち止まって写真を撮る時間も長くなるので、使い捨てカイロや厚手の靴下で足元から冷えを防ぎます。海雲台の回り方は海雲台の観光ガイドにあります。

ソウルと両方回るなら、服はソウルに合わせて詰める

ソウルと釜山を1回の旅行で回るなら、服はソウルの寒さに合わせて持っていき、釜山では中間の層を1枚減らす、と考えると荷物を増やさずに済みます。ソウル側の服装は、前に挙げたソウルの記事で平年値と寒波注意報の基準から決められます。2都市の移動と滞在のバランスはソウルと釜山の比較で比べられます。

平年値は「いつもの12月」の目安で、年によっては平年より大きく暖かい日や寒い日があります。出発の数日前から、予報の最低気温と風の強さを見て、最後の1枚を決めてください。冬服以外の持ち物は韓国旅行の持ち物の決め方で確かめられます。