桃園空港の荷物預かり|一般カウンターと保税保管の選び方

·約11分で読めます

荷物を預ける前に「いまいる場所」と「受け取る場所」を決める

桃園国際空港(臺灣桃園國際機場)で「荷物預かり」と書かれた案内を見つけても、どの窓口でも同じ手続きができるわけではありません。入国審査と税関を通って一般エリアにいるなら、宅配通(台灣宅配通)やMr.Luggage(行李先生)の一時預かりを確認します。一方、台湾に持ち込まない荷物を到着時に税関へ申告して預ける「存關行李」は、出関前の入境旅客向けです。すでに台湾に滞在している出発客が、その保税窓口へ戻って預けることはできません。

まず、荷物を手元から離す時点と、再び必要になる時点を書き出してください。到着後に市内を歩いてから同じ空港へ戻るのか、出発前に数時間だけ置くのか、台湾に入国せず乗り継ぐのか。利用できる預かり方はこの順序で変わります。市内で預けてから空港へ向かう旅程なら、台北駅の荷物預かりも別の選択肢です。以下の料金と運用情報は2026年10月7日に各運営者の公式案内で確認しました。

一般エリアの宅配通:4つのカウンターと営業時間

一般の旅客が空港で一時保管したいとき、場所と料金を公式ページ上で具体的に確認できるのは宅配通の「寄存行李服務」です。宅配通のFAQは、入境時と出境時の荷物預かりを案内しています。第1ターミナル(第一航廈)と第2ターミナル(第二航廈)のいずれにもカウンターがありますが、窓口ごとの営業時間は同じではありません。

ターミナル宅配通カウンターの位置公式掲載の営業時間
第1ターミナル1階到着ロビー南側09:00〜17:00
第1ターミナル1階出発ロビー北側、12番チェックインカウンター付近24時間
第2ターミナル1階到着ロビー南側24時間
第2ターミナル3階出発ロビー南側、19番チェックインカウンター付近06:00〜23:00

宅配通は「寄存サービスは24時間営業」とも記しています。これは上の4窓口すべてが終日開いているという意味にはできません。深夜の預け入れや受け取りが必要なら、利用予定の窓口が24時間の第1ターミナル出発ロビー側、または第2ターミナル到着ロビー側かを、出発前に公式案内と現地表示で確かめてください。工事や運用変更があり得るため、階・南北・近くのチェックインカウンター番号まで控えておくと、荷物を引きながら探す時間を減らせます。

宅配通の保管料金は、荷物の三辺と時間単位で変わる

宅配通の料金表は、荷物1個の縦・横・高さの合計で小・中・大・特大を分け、3時間単位と24時間単位の価格を示しています。2026年10月7日確認時点の掲載額は次の通りです。円表示は比較のため1台湾ドル(NT$)=5円と仮定した概算で、決済時の為替レートや手数料を表すものではありません。

三辺の合計3時間単位24時間単位
小:133cm以下NT$40(約200円)NT$320(約1,600円)
中:134〜150cmNT$60(約300円)NT$480(約2,400円)
大:151〜186cmNT$80(約400円)NT$640(約3,200円)
特大:187〜300cmNT$300(約1,500円)NT$720(約3,600円)

3時間に満たなくても3時間分、24時間に満たなくても24時間分として計算する方式です。日単位では2日目以降、元の24時間料金の半額を加算する、と宅配通は説明しています。ただし、どの料金単位を適用するかを旅行者が自由に切り替えられるとまでは読み取れません。短時間と終日で迷うときは、預ける前に返却予定時刻を伝え、適用方式と見積額を窓口で確認してください。支払いは受取時に現地で台湾ドルで行い、精算時刻で最終額が決まります。保管料に加えて空港と市内の移動費も見積もるなら、台湾旅行の費用と交通費を確認できます。

保管できる荷物は1個40kg以下、三辺合計300cm以下、最長の辺200cm以下という案内です。重量超過時は分けて計算するとあります。スーツケースの車輪や取っ手を含む測り方、壊れやすい物や現金などの扱いは、現地で受け付ける前に確かめてください。「空港へ戻るまでの数時間」でも、搭乗手続きの締切だけでなく、カウンターまでの移動・受取・再梱包に必要な時間を別に確保します。

宅配通は第1・第2ターミナル間の転送を1個NT$100(仮定換算で約500円)と掲載していますが、同じページに転送は翌日のみと明記されています。当日に別ターミナルで回収できる前提で予定を組まないでください。FAQには受取ターミナルを指定できるとの説明もあるので、預け入れ時に受取窓口・日付・料金を確認し、控えを残すのが確実です。

Mr.Luggageの一時預かりは第1ターミナルの別サービス

Mr.Luggage(行李先生)は、桃園空港第1ターミナルのカウンターで予約不要の手荷物一時預かりを案内しています。現地で基本情報を記入し、荷物に専用タグを付けて領収書を受け取る流れです。回収時は預けた元のカウンターへ戻り、領収書と身分証明書を提示します。短期は時間制、長期は日割りという説明があります。

ただし、開いたサービス紹介ページには、一時預かりの具体的な金額、カウンターの階・細かな位置、窓口の営業時間が載っていません。末尾の「8:00〜23:00」は問い合わせサポートの時間として示されており、預かり窓口がその間ずっと開く証拠にはなりません。同社の配送向けページには第1ターミナルの受け渡し場所が書かれていますが、それを一時預かりの受取口へ当てはめることもできません。利用するなら、渡航前に同社へ一時預かりの料金・当日の受付口・最終受取時刻を確認してください。

同じMr.Luggageでも、空港とホテル間の配送は別の商品です。配送では前日19時までの予約や、ホテルから空港へ送る場合のホテル預け入れ期限が案内されています。予約不要の一時預かりにその締切を当てはめたり、配送の料金を保管料として読んだりしないようにしましょう。最終日に空港へ寄らずに荷物を運びたいのか、空港で預けて同じ場所で回収したいのかで選択が分かれます。

保税保管「存關行李」は誰が使える?

空港公式の「存關行李」は、台湾に持ち込まない荷物を入境して税関を出る前に申告し、空港内に残しておく制度です。空港のFAQでは、到着後にターンテーブルで荷物を受け取り、旅券と荷物を持って税関の赤い申告窓口(海關紅線應申報檯)へ行き、承認と入境申告書の記入を済ませてから、6番手荷物ターンテーブル脇の保税窓口で手続きし、受取票を保管する順序を示しています。FAQはターミナルを特定していないため、到着したターミナルの税関で窓口を確認してください。申告対象品が入っていなくても、保税保管を利用するなら税関への申告手続きが必要です。

保税窓口は24時間、予約不要、支払いは台湾ドルの現金のみと案内されています。しかし、この24時間は保税保管の窓口の情報であり、Mr.Luggageの営業時間ではありません。空港は宅配通の一般預かりとも、運営単位・料金・利用対象が異なると説明しています。保税料金は公式案内または現地掲示で確認する方式のため、一般預かりの料金表を流用できません。

すでに税関を通って台湾にいる出発客は、保税窓口へ戻れません。台湾に入国せずに制限エリア内を移るだけの乗継客も、この保税保管を利用できないと空港FAQに明記されています。乗継のためいったん台湾へ入境する場合でも、自分の航空券・入境条件・荷物の引き取り方法を航空会社に確認し、保税保管が受け付けられるか税関の判断を受けてください。「乗継なら誰でも預けられる」と考えると、空港で行き詰まります。

出国時の受け取りは手持ちと託送で異なる

保税保管の受取票(行李單據)は出国時まで失くさないでください。空港FAQでは、託送する荷物はチェックイン時に受取票を航空会社へ渡し、航空会社が荷物を回収してそのまま預け入れるとしています。旅行者がチェックインカウンターでいったん開けて荷物を詰め替える手順ではありません。保税へ預ける段階で、次の便に託送できる状態に整えておく必要があります。

機内持込の荷物は、出国審査を通った後に指定カウンターへ連絡して受け取る流れです。空港FAQは運搬に約20分を示していますが、実際の混雑や手続き時間まで含む保証値ではありません。搭乗時刻から逆算し、指定場所を受取票とともに確認してください。台湾に再入境して受け取る場合は、別途税関への申請と承認が必要とされます。出国時・再入境時・航空会社に託送する場合を同じ回収方法とみなさないことが大切です。

旅程ごとの選び方と、空港へ戻る前の確認

  • 入国後、空港から観光して同日戻る:一般エリアの宅配通やMr.Luggageを候補に。帰りのターミナルと窓口時間、料金単位を先に確認します。
  • 台湾滞在の最終日に短時間だけ預ける:宅配通なら出発客向けの一般保管を確認。保税の窓口を探さず、搭乗手続き前に回収します。
  • 到着したが一部の荷物を台湾へ持ち込まない:出関前に税関の赤い窓口で申告し、承認後に保税手続きを確認します。
  • 台湾へ入国しない乗継:空港FAQ上、保税保管の対象外です。機内持込・航空会社の乗継手荷物の扱いを確認します。

ホテルへの配送なら、荷物は空港の元のカウンターへ回収しに戻る方式ではありません。航空会社への託送なら、搭乗便の手荷物規定とチェックイン締切が優先します。どの方法でも、預け先の名称、預けたターミナルと階、受取場所、営業時間、控えと身分証、支払通貨を一枚のメモにまとめておくと、最終日の移動が組みやすくなります。観光先を決めるなら台北の買い物エリアを、現地通貨の買い物額の感覚は台湾の物価ガイドを参照してください。

韓国だけじゃない、31通貨対応で世界の旅に

台湾・タイ・欧州も、通貨を自動判定して日本円で家計簿化します。

TabiReco は登録不要のゲストモードですぐ試せます。韓国ウォンをはじめ31通貨を円換算、旅行仲間との割り勘精算も自動計算。無料ではじめられます。

App Store でダウンロード / Android・詳細はこちら

この記事をシェア

交通費もレシートも1つのアプリで

地下鉄もタクシーも買い物も、TabiRecoが旅の支出をまとめて記録します。

App Storeで無料ダウンロード →

TabiReco App

レシートを撮るだけ。
旅の支出が自動で記録される。

韓国語のレシートを自動翻訳して円換算。カテゴリ別の集計も、友だちとの割り勘も。31通貨対応・無料で使えます。