台北のK-POPコンサート遠征ガイド【2026年版】小巨蛋・大巨蛋のアクセスとチケットの取り方

·10分で読めます

台北でK-POPを見るという選択肢——2026年下半期に何がある

K-POPの現地公演というと「推し活遠征=ソウル」と思い込んでいないだろうか。実は2026年後半、台北でも大型公演が立て続けに組まれている。ITZYが9月5日に台北小巨蛋(台北アリーナ)、IVEが9月11〜13日に同じく台北小巨蛋で3日間、Stray Kidsが12月12日に台北大巨蛋(Taipei Dome)で公演を予定している。いずれも来日公演ではなく現地開催で、チケットが取りやすい・取りにくいの差はあれ、来日公演より座席を選びやすいケースもある。

ソウルでの聖地巡礼や社屋巡りの動き方はK-POP聖地巡礼ソウル完全ガイドで解説しているが、台北はそもそもグループの拠点ではないため「見る」だけの遠征になる。会場の行き方、チケットの買い方、入国の準備を先に押さえておけば、公演当日に焦る場面はかなり減らせる。

台北小巨蛋——MRT松山新店線ですぐ、ITZY・IVEはここ

台北小巨蛋(台北アリーナ、たいぺいしょうきょたん)の最寄り駅はMRT松山新店線(緑線)の「台北小巨蛋」駅。2番出口を出るとほぼ目の前が会場で、道に迷う要素がほとんどない。南京復興駅(文湖線との乗換駅)からでも5番出口経由で徒歩9分ほどで着ける。桃園空港からは空港MRTで松山空港方面へ向かい、南京復興駅で松山新店線に乗り換えるルートが分かりやすい。

収容人数は1万5000人前後で、来日公演の中規模〜大型アリーナに近い規模感。ITZY(9月5日)・IVE(9月11〜13日、3日間開催でチケット完売と報じられている)どちらもこの会場での公演になる。会場周辺は忠孝東路・敦化北路沿いにコンビニや飲食店が多く、開演前の時間つぶしには困らない。

台北大巨蛋——信義エリアの新会場、Stray Kidsが公演

台北大巨蛋(Taipei Dome)は台北市信義区に立つ比較的新しい大型ドーム施設で、Stray Kidsが12月12日に公演する会場になる。最寄りはMRT板南線(青線)の国父紀念館駅で、5番出口から光復南路・忠孝東路沿いを東へ3〜5分歩けば建物が見えてくる。雨天時や真夏の暑い時期は、4番出口から地下通路(忠孝東路四段地下通廊)を使うと屋根の下を歩いたまま会場内まで移動できる。公演当日は臨時シャトルバスが周辺のMRT駅と会場を結ぶことも多いので、当日の公式アナウンスは事前にチェックしておきたい。

信義エリアはSOGO・新光三越・ATT 4 FUNなど商業施設が集中している場所でもあるため、開演前後の時間を買い物や食事に充てやすい。台北の買い物スポットは台北買い物完全ガイドにまとめている。

宿泊エリアの選び方——会場ごとに歩ける範囲を変える

台北小巨蛋での公演なら、同じ松山新店線沿いの民生社区・南京復興エリアにホテルを取ると、終演後の混雑を1駅分歩いてやり過ごせる。台北大巨蛋なら信義エリアの101周辺は観光地価格でホテル代が上がりやすいので、板南線でひと駅隣の国父紀念館〜市政府エリアまで範囲を広げると選択肢が増える。どちらの会場も台北駅から30分圏内に収まるので、複数公演をはしごする予定がなければ台北駅周辺に1拠点を構えてMRTで動く方法でも困らない。

チケットの取り方——tixCraft(拓元)を日本から使う

台北公演の多くはtixCraft(拓元、たくげん)というチケットサイトで販売される。日本のチケットぴあやイープラスのような立ち位置の台湾最大手プラットフォームだが、使い方にいくつか台湾特有の癖がある。

会員登録は早めに済ませる

tixCraftは会員登録から24時間経過しないとチケット購入ができない仕組みになっている。発売日当日に慌てて登録すると間に合わないので、公演が決まった時点でアカウントだけ先に作っておくのが安全だ。

クレジットカードは3Dセキュア対応が必須

決済はクレジットカードが基本で、3Dセキュア(本人認証サービス)に対応していないカードは弾かれることがある。事前にカード会社のアプリやサイトで3Dセキュアの設定を済ませておくと、発売当日の決済でつまずかずに済む。

受け取りはibon端末かモバイルチケット

購入後に発行される引換コードを、セブン-イレブン台湾に設置されたibon端末に入力すると紙チケットを発券できる。近年はモバイルチケット(スマホ画面表示)に対応する公演も増えているので、購入完了メールの案内を確認しておこう。

台北入国の準備——入国カードと為替

台湾の紙の入国カードは2025年10月1日付ですでに配布が終了しており、現在はオンラインの入国カード(TWAC)への登録が必須になっている。申請可能なタイミングは2026年6月から「入国予定日の7日前から」に広がったので、公演の日程が決まったら余裕を持って登録しておくと現地での手続きがスムーズだ。

現地での支払いに備えて、新台湾ドル(NTD)の相場感も押さえておきたい。2026年8月9日時点で1台湾ドル=約4.89円(直近1か月は高値5.08円・安値4.81円のレンジ)で推移している。日次で変動するので、出発直前に改めて確認するのが確実だ。台湾の物価感は台湾の物価ガイド、旅行全体の予算感は台湾旅行の費用ガイドで解説している。

遠征1回あたりの予算感——チケット・宿泊・移動をまとめる

チケット代は座席ランクや公演によって差が大きいため、ここで具体的な金額を出すのは避けるが、公式サイトの座席表と価格表を発売前に必ず確認しておこう。それとは別に、航空券・宿泊・現地の交通で最低でも数万円単位の固定費がかかる。友人と一緒に遠征する場合、航空券やホテルを誰かが立て替えて後で精算する場面も出てくる。立て替えが増えたグループ旅行のお金の管理はグループ旅行のお金管理術で扱っている。

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推し活遠征全体の支出感覚は、ソウル遠征のケースだがK-POPオタクの韓国旅行費用公開も参考になる。航空券とチケット代以外の食費・グッズ代の内訳がイメージしやすい。

公演の前後を台北観光に絡める

台北公演は日程が1〜2日に収まることが多く、そのまま日帰りに近い弾丸遠征も可能だが、前後に1日足すだけで観光や買い物の余白ができる。IVEのように複数日開催の場合は、初日と最終日で会場周辺の混雑度が変わることもあるので、遠征1日目に会場の下見だけ済ませておくと当日の動きが読みやすい。

台北駅の新光三越や誠品生活、寧夏夜市といった定番スポットは台北買い物完全ガイドで、免税手続きの流れも合わせて確認できる。

公演当日に気をつけたいこと

会場周辺は開場の数時間前からファンが列を作り始めることが多い。公式グッズの販売列は特に伸びやすく、狙っているアイテムがあるなら開場前の早い時間から並ぶ必要がある。持ち物として役立つのは、モバイルチケットのスクリーンショット(現地の通信環境が不安定でも画面が開ける)と、身分証代わりになるパスポートのコピー。荷物検査で一眼レフなどのプロ仕様カメラの持ち込みが制限される公演もあるので、公式サイトの入場案内は出発前に必ず読んでおきたい。

よくある疑問(FAQ)

チケットが完売していたら手に入らない?

tixCraftでは公式の再販機能が用意されている公演もある。定価以上での転売は規約違反になるサイトが多いので、公式の再販・キャンセル分の枠を待つのが基本になる。

現地でのやり取りは英語で通じる?

会場スタッフやチケットカウンターは英語対応してくれることが多いが、ibon端末の操作画面は繁体字中国語が中心になる場面もある。購入完了メールに記載された引換番号をスクリーンショットしておくと、画面が読めなくても提示するだけで手続きが進む。

台北小巨蛋と台北大巨蛋、どちらが行きやすい?

MRTの駅からの近さでいえば台北小巨蛋(2番出口すぐ)の方がシンプル。台北大巨蛋も国父紀念館駅から徒歩圏内だが、地下通路や複数出口を使い分ける分だけ事前確認をしておくと安心できる。

チケットが定価より高い出品を見つけたらどうする?

tixCraft経由でない個人間の高額転売サイトやSNS経由の売買は、詐欺被害の報告も少なくない。公式サイトが用意している再販・キャンセル枠以外での購入は避け、価格が明らかに高いものは見送るのが安全だ。

まとめ:会場・チケット・入国の3点を先に固める

台北でのK-POP遠征は、会場までのMRTルート、tixCraftでのチケット確保、TWACのオンライン入国カードの3つを事前に固めておけば、当日は公演そのものに集中できる。チケットの価格や販売スケジュールは公演ごとに変わるので、最新情報は必ず公式サイトで確認してほしい。

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