韓国の紅葉はいつ見頃?【2026年版】雪岳山・内蔵山・ソウルの紅葉スポットと秋旅行の費用ガイド

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韓国の紅葉、見頃はいつ?北から南へ1ヶ月かけて色づく

韓国の紅葉は、北の山岳地帯から始まって南下しながら都市部へ下りてくる。目安は次の通り。

  • 雪岳山(설악산/ソラクサン):10月中旬が見頃のピーク。韓国で最も早く色づく紅葉スポットとして知られる
  • 内蔵山(내장산/ネジャンサン):10月下旬〜11月上旬。専門家が勧める「ゴールデンタイム」は10月25日〜11月7日頃
  • ソウル都心(北漢山・昌徳宮など):10月下旬〜11月上旬。北漢山は11月上旬〜中旬が最も見応えがあるとされる

雪岳山は北に位置する分だけ見頃が早く、内蔵山とソウル都心はほぼ同じ時期にピークを迎える。「雪岳山→内蔵山→ソウル」の順に南下・平地化していくイメージを持っておくと、どのタイミングでどこへ行くか決めやすい。ただし色づきの早さは年によって数日前後する。渡航直前に各施設の公式サイトや現地ニュースで最新の色づき状況を確認しておきたい。韓国旅行のベストシーズン全体を先に押さえておくと、紅葉以外の時期との比較がしやすい。

雪岳山:韓国紅葉の代名詞、ケーブルカーで大青峰の絶景へ

雪岳山国立公園は江原道・束草(속초)近郊にある韓国最大級の山岳リゾートで、紅葉シーズンの代表格として毎年多くの登山客・観光客を集める。体力に自信がなくても楽しめるのが、権金城(권금성)方面へ向かうケーブルカーだ。往復運賃は大人16,000ウォン(約1,800円、2026年8月時点)、子ども12,000ウォン、幼児は無料。事前予約はできず、当日窓口での購入のみとなる。運行時間は午前9時〜午後6時(最終搭乗17時30分)。

週末や紅葉のピーク時期は1時間以上の待ち時間が出ることも珍しくない。平日の午前中に到着する、または待ち時間を見込んで午後早めの便を狙うのが現実的な回避策になる。ソウルからは束草行きの高速バスまたはITX-青春(ITX-청춘)とバスの乗り継ぎでアクセスするのが一般的で、日帰りだと移動だけで半日近くかかるため、紅葉が目的なら1泊2日で計画したほうが余裕を持って回れる。

内蔵山:全羅道随一の紅葉、10月末〜11月上旬がゴールデンタイム

全羅北道・井邑(정읍)にある内蔵山国立公園は「韓国八景」のひとつに数えられる紅葉の名所で、渓谷沿いの遊歩道が真っ赤に染まる景観が特徴だ。入場料は大人3,000ウォン前後(約340円)で、紅葉まつり自体には別途参加費はかからない。紅葉は10月中旬から色づき始め、10月末〜11月上旬にピークを迎える年が多く、まつりは10月末から1月末まで続き、その後は「冬の光まつり」に切り替わる構成になっている。

紅葉が最も鮮やかに見えるのは朝7〜9時と午後3〜5時とされる。太陽の角度が低くなる時間帯は光が葉を透過して赤色がより際立つためだ。ソウルからは距離があり公共交通での日帰りは厳しいため、光州や全州観光と組み合わせた1泊2日以上の旅程で検討するのが現実的だろう。

ソウルから日帰りなら南怡島:メタセコイア並木の黄葉

「ソウルから紅葉狩りに出たいけれど遠出はしたくない」という場合の定番が、京畿道・加平(가평)にある南怡島(남이섬)だ。清平ダムの建設でできた川の中州の島で、ソウルから約1時間半で行ける。行き方はソウルからITX-青春で加平駅まで行き、そこからシャトルバスまたはタクシーで船着き場へ、フェリーで渡る流れになる。入場料は往復の渡し船代込みで大人19,000ウォン(前年から3,000ウォン値上げ)。営業時間は午前8時〜午後9時で年中無休だ。

南怡島の紅葉は赤よりも、並木道が黄色く染まるメタセコイアやイチョウの景観が象徴的で、10月に見頃を迎える。島内は徒歩でひと回りでき、園内の移動だけなら追加費用はかからない。アクセスや周辺スポットの詳しい回り方はソウル日帰り旅行ガイドにもまとめているので、南怡島以外の選択肢と比較したい場合はあわせて読んでおくといい。

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ソウル都心で楽しむなら:昌徳宮後苑と北漢山

景福宮とあわせて訪れる人が多い昌徳宮(창덕궁)の後苑(비원)は、王室の庭園らしい起伏のある地形に紅葉が映える人気スポットだ。後苑は自由観覧ができず、文化財解説員の案内付きで回数ごとの入場となる点に注意したい。料金は後苑が5,000ウォン、宮殿本体(殿閣)が別途3,000ウォンで、両方見るなら合計8,000ウォン。観覧希望日の6日前午前10時から先着順の予約が始まり、毎週月曜日は休宮となる。

もう少し体を動かしたい場合は、市の北側にそびえる北漢山(북한산)が候補になる。紅葉は10月中旬から色づき始め、11月上旬〜中旬が最も見応えがあるとされる。白雲台の頂上付近や大南門一帯、九川渓谷は紅葉が特に濃く、花崗岩の稜線の白さとの対比が美しい。登山初心者には、なだらかで史跡もあわせて楽しめる北漢山城探訪路や、登りやすく岩景観も楽しめる元暁峰コースが勧められている。本格的な登山靴でなくても歩けるコースを選べば、街歩きの延長感覚で紅葉狩りができる。

混雑を避けるコツは、時間帯と平日を選ぶこと

紅葉シーズンの人気スポットは、どこも週末とピーク期間に集中する。雪岳山のケーブルカーのように「待ち時間が1時間以上」になる施設もあるため、可能なら平日、それも開場直後の午前中を狙うのが最も効果的な対策になる。昌徳宮後苑のように事前予約が必要な施設は、観覧希望日の予約開始時刻を逃さないことが前提条件になる。写真を綺麗に撮りたいなら、内蔵山の項で触れた「朝7〜9時・午後3〜5時」の低い光の時間帯が、混雑回避と撮影条件の両方を満たしやすい。

紅葉シーズンの服装、朝晩の気温差に注意

韓国の10月〜11月は日中と朝晩の気温差が大きくなる時期だ。ソウルの日中は15〜20℃前後まで上がる日もある一方、朝晩は一桁台まで下がることも珍しくない。雪岳山や北漢山など標高のある場所ではさらに体感温度が下がるため、Tシャツ1枚で歩き回れる時間帯と、フリースや薄手のダウンが欲しくなる時間帯が同じ日の中に混在する。脱ぎ着しやすい重ね着を基本にし、山歩きをするなら滑りにくい靴を選んでおきたい。パッキング全般の持ち物は韓国旅行の持ち物リストで季節別にまとめている。

秋の韓国旅行、実際にいくらかかる?

紅葉狩りの行き先によって、必要な予算感はかなり変わる。目安として、費用構成の違いが分かりやすい2パターンを並べてみる。

  • 南怡島日帰り(ソウル発着):ITX-青春往復(目安5,000〜7,000ウォン程度、区間により変動)+南怡島入場料19,000ウォン+現地食費1〜2万ウォン=合計目安4万〜5万ウォン(約4,600〜5,700円)
  • 雪岳山1泊2日(束草泊):往復交通費(高速バスまたはITX+バス)4万〜6万ウォン+ケーブルカー往復16,000ウォン+宿泊費(ゲストハウス〜中級ホテル)8万〜15万ウォン+2日分の食費4万〜6万ウォン=合計目安20万〜30万ウォン(約2万3,000〜3万4,000円)

円換算は2026年8月25日時点の1ウォン=0.1149〜0.1151円(100ウォン=約11.5円)を基準にした目安で、日々のレートによって変動する。旅行全体の費用感を先に把握しておきたい場合はソウル旅行の予算ガイドも参考になる。

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よくある疑問

Q. 紅葉と秋夕(추석)はタイミングが重なりますか?
A. 2026年の秋夕は9月下旬で、紅葉のピーク(10月中旬〜11月上旬)とは時期がずれる。ただし秋夕前後は帰省ラッシュで交通機関が混み合うため、渡航時期を検討する際は韓国の祝日・連休カレンダーもあわせて確認しておくと日程が組みやすい。

Q. 紅葉が濃いスポットと黄葉が主役のスポット、どう選べばいいですか?
A. 赤系の紅葉が濃いのは雪岳山・内蔵山・北漢山、黄色系の並木が主役なのは南怡島と、色味の傾向が違う。写真の仕上がりイメージで選ぶのも一つの基準になる。

Q. 紅葉シーズンの航空券やホテルは早めに押さえるべきですか?
A. 10月中旬〜11月上旬は韓国旅行全体の繁忙期の一つで、束草・全州など地方都市は宿泊施設の絶対数が少ないため、直前だと希望の宿が埋まっていることがある。行き先が固まった時点で早めの予約を勧める。

まとめ:紅葉前線を追うなら、北から先に押さえる

雪岳山・内蔵山・ソウル都心の順に、紅葉は北から南へ、山から街へと1ヶ月弱かけて移っていく。遠出できるなら見頃の早い雪岳山、ソウルだけで完結させたいなら南怡島や昌徳宮後苑・北漢山と、行動範囲と日程に合わせて選べる。どのスポットを選ぶにせよ、色づきの進み具合は年ごとに前後するので、直前の最新情報を確認したうえで予定を固めたい。

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