韓国旅行3泊4日の予算の組み方|ソウル・釜山を同条件で比較する
韓国旅行3泊4日の費用を、航空券・3泊の宿泊・食事回数から組み立てる方法。ソウルと釜山の比較条件をそろえ、AREX公式運賃と説明用の仮定を分けて計算。人数按分や未入力の費目、円換算と実費の違いも確認できます。
2026年10月12日 更新10分で読めます

韓国旅行の3泊4日の予算は、航空券と3泊の部屋代を先に見積もり、食事・移動・買い物を足して組み立てます。ソウルと釜山を比べるなら、出発空港、日程、人数、部屋の条件をそろえることが出発点です。都市名だけで安さを決めず、自分が予約できる条件で計算しましょう。
この記事は予算の計算方法を示すモデルです。以前掲載していた特定旅行の費用明細と体験談は、公開内容を裏付ける元の支出記録を確認できなかったため取り下げました。以下の金額は、確認済みの公式運賃と、計算説明のために置いた仮定を区別しています。航空券・ホテル・食事の最新相場や、筆者の実支出を示すものではありません。
比較する前に、3泊4日の条件をそろえる
ソウルは2人で部屋を共有、釜山は1人で個室という比較では、都市の価格差と人数による差が混ざります。成田発と関空発、連休と平日、受託手荷物ありとなしも別条件です。両都市の見積もりに同じ条件表を添えると、差額の理由を追えます。
- 人数:大人2人、1室を2人で共有。以下は1人分で計算。
- 日程:同じ出発日・帰国日の3泊4日。泊数は3、現地にいる日は4。
- 航空券:日本側の同じ空港から往復。諸税、燃油、必要な手荷物・座席等を含めた支払総額。
- 宿泊:同じ人数で泊まれる個室を比較し、税・必須料金・朝食の有無・取消条件を確認。
- 行動:現地の食事10回、カフェ4回を仮置き。到着・帰国時刻で回数を修正。
朝食付きなら、その分を外食の回数から外します。2人分をまとめて払う食事は、会計全体か1人分かを書き分けてください。ひとり旅では宿の按分人数を1へ変更します。同じ部屋を同じ値段で1人利用できるとは限らないため、人数変更後の予約総額も取り直します。
ソウルで弘大を拠点に行程を考える場合は、ソウル3泊4日ひとり旅のモデル旅程が別の計算例になります。この記事の2人1室モデルとは条件を分けて使ってください。
ソウル・釜山の入力表は、同じ列で埋める
航空券とホテルは、希望日を入力した予約画面の最終総額を控えます。「最安値から」の表示をそのまま予算にしないことが大切です。予約画面では、自分に必要な手荷物などの追加項目まで選び、総額へ含まれているかを確認してください。今回、両都市で同条件の予約見積もりは取得していません。
食事・買い物は予約価格が決まるまでの間、自分が使える上限を置けます。食費を1日単位で丸めるより、食事回数とカフェ回数を分けると、移動日の二重計上を防げます。以下は見積もりを書き込むための表です。空欄は0円ではなく、未確定の支出です。
| 費目・1人分 | ソウル入力 | 釜山入力 | そろえる条件 |
|---|---|---|---|
| 航空券・円 | S航空=未入力 | B航空=未入力 | 同じ日本側空港・往復日・必要な手荷物等 |
| 宿泊・円 | S宿=3泊総額÷2 | B宿=3泊総額÷2 | 2人1室、税・朝食・取消条件 |
| 食事・円 | S食=単価×10食 | B食=単価×10食 | 1人単価、カフェ4回は別枠 |
| 現地交通・円 | S交通=空港+市内 | B交通=空港+市内 | 宿までの往復経路、券種 |
| その他・円 | S他=カフェ・買い物等の合計 | B他=カフェ・買い物等の合計 | カフェ4回・買物上限・観光・通信・保険・日本側移動・予備費 |
| 予算合計・円 | S航空+S宿+S食+S交通+S他 | B航空+B宿+B食+B交通+B他 | 未入力があれば比較を保留 |
スマホでは表を横に動かして、右端の比較条件も確認してください。ウォン建ての見積もりは同じ仮定レートで円に直してから、両都市の列へ入力します。旅費の合計に入れるのは自分の負担分です。友人が立て替えた宿泊代も、後日返す分を含めます。一方、自分が2人分を払った航空券を全額「1人の旅行費」にすると過大になります。支払った人と負担する人を分けて計算してください。
今日のレート 1,000₩ = 118.6円韓国ウォン⇄円のレート計算と早見表 →
公式の運賃と計算用の仮定は別の数字
2026年10月12日に開封したAREX公式の一般列車運賃表では、ソウル駅から仁川空港T1は大人・交通カードで片道4,750ウォン、T2は5,350ウォンです。直通列車の料金ではありません。両端の駅が変わると、この数字をそのまま使えません。
| 区分 | 1人分の数字 | 範囲・扱い |
|---|---|---|
| 公式運賃:T1 | 4,750ウォン/片道 | ソウル駅発着・一般列車・大人交通カード |
| 公式運賃:T2 | 5,350ウォン/片道 | 同条件、利用ターミナルを確認 |
| 計算上の換算 | 1ウォン=0.11円 | 10月12日作成の仮定。実勢レートではない |
| 釜山の空港往復 | 利用経路の金額を入力 | 金海空港から宿まで。未確認の固定額を置かない |
T1往復なら4,750×2=9,500ウォン、仮定の0.11円を掛けて1,045円です。T2往復は10,700ウォン=1,177円で、この条件での差は132円。いずれも空港駅とソウル駅の間だけで、ホテルまでの乗換運賃や交通カードの購入代は含みません。
同公式では一般の1回用交通カードは運賃に100ウォン加算、保証金500ウォンは到着駅で返金と案内しています。保証金は返金までの現金の持ち出しと、返金後の費用を分けます。市内移動の経路やカードの扱いはソウルの地下鉄・バスと交通カードの使い方で確認し、実際に乗る区間の運賃を予算へ足してください。
差額を見るための共通入力モデル
次の表はすべて説明用の仮定です。実際の航空券・客室・メニューの販売価格を調べた表ではありません。ソウルと釜山に同じ数字を入れ、人数・回数・通貨の計算を確認します。予約前の「必要額の目安」として断定せず、自分の見積もりに置き換えてください。
| 仮の入力 | 計算条件 | 1人分・円 |
|---|---|---|
| 航空券 | 往復40,000円、諸税・必要な手荷物等込みと仮定 | 40,000 |
| 宿泊 | 1室12,000円×3泊÷2人、税等込みと仮定 | 18,000 |
| 食事 | 1人1食10,000ウォン×10食×0.11 | 11,000 |
| カフェ | 1人1回5,000ウォン×4回×0.11 | 2,200 |
| 買い物 | 1人50,000ウォン×0.11 | 5,500 |
| 市内交通 | 1人20,000ウォン×0.11、空港往復は除外 | 2,200 |
| その他 | 日本の空港往復4,000+通信1,000+保険2,000+観光2,000円 | 9,000 |
| 予備費 | 1人6,000円を仮置き | 6,000 |
| 共通の小計 | 韓国の空港往復・カード購入代を除く | 93,900 |
ここにソウル駅・T1間の一般列車往復の概算1,045円を加えると94,945円+ホテルまでの追加運賃・カード購入代になります。釜山は93,900円+金海空港から宿までの往復額・カード購入代です。釜山側が未入力のため、比較総額はまだ完成していません。この例から「釜山の方が安い」とは判断できません。
予備費6,000円は実際に使ったお金ではなく、追加支出に備えた枠です。イベント代、高額な買い物、予定外のタクシーなどがあるなら別に増やします。返金や免税による戻りも、受取が確定する前に総額から差し引かない方が予算を追いやすくなります。
ソウルと釜山の差額は、どの項目で生まれるか
差額は「ソウル合計−釜山合計」で計算します。正なら入力した条件では釜山が低く、負ならソウルが低い結果です。実際の比較では、両都市の航空券と宿泊を同時点で見積もり直します。上の共通小計を両方に使い続けるのではなく、各項目を別々に置き換えます。部屋の価格差を1人分へ直す式は、(ソウルの1室3泊総額−釜山の1室3泊総額)÷2人です。
説明用にソウルの部屋代が1室1泊2,000円高いと仮定すると、2人共有・3泊では1人3,000円の差になります。逆に釜山行きの往復航空券が1人4,000円高ければ、その2項目を合計した段階では釜山が1人1,000円高い計算です。いずれも価格傾向ではなく、差額を相殺する算術の例です。
安さの理由も分けて残します。同じ条件の客室や航空券の価格が違うなら見積差、片方だけタクシーや有料体験を増やしたなら旅程差、共有人数が違うなら人数差です。異なる条件を混ぜた差額を、都市全体の安さとは呼べません。食事回数や買い物上限を同じにした比較は「同じ支出枠で行けるか」を見るものです。各都市で同じ料理が同額で食べられることを保証しません。予定する店の価格、予約した体験の料金、経路を確認して、行動を反映した版も作ります。釜山の宿は西面・南浦洞・海雲台などの宿泊エリアの選び方で行程と合わせて絞ると、宿から空港や観光地までの費用を見積もりやすくなります。
円換算と帰国後の実費を混ぜない
このモデルの0.11円は、換算日を持つ市場レートではなく算術用の仮定です。現金は両替に払った円額と受け取ったウォン額、カードは最終の円請求額を残します。たとえばJCBの公式FAQは、換算日が実際の利用日と異なり、基準レートへの加算があり、MyJCBや明細で換算日・レートを確認できると説明しています。他社カードの条件へは一般化できません。
ウォン建て支出に仮のレートを掛けた概算と、カード明細の円額を両方足すと同じ支払いを二重計上します。予算表は概算、実費表は確定した負担額として別に更新しましょう。式や桁の確認にはウォンから円への計算方法を使えます。
出発前の表には見積日時、人数、3泊の総額、食事回数、含まれる手荷物、未入力項目を残します。帰国後は予約領収書、現地の会計、友人との精算、カード明細を照合し、未使用の予備費を実費から外します。そうして初めて、自分の3泊4日の費用として次の旅行と比べられます。


